タップリの積雪の山をスノーハイキング 臥龍山(1,223.4m)

広島県山県郡北広島町

2008年2月10日(日) 仁王さん夫妻+増長天さん+月光さん+吉祥天さん+チャコ&門久

 

 

 

 

〈青空が見え始めてブナ林の霧氷も映える〉

 

 

このところの芸北の山々には連日雪が降り続き随分と雪が積もったようだ。

週末と建国記念日の三連休中の好日に

このタップリと雪の積もった臥龍山へ行こうと山仲間と約束していた。

天気予報はなかなか連休中の好天を報じてくれなかったが、

直前になっての変心で何とか好天の模様となった。

雪山は初めてというメンバーも含めて7人のパーティーで出陣した。

 

《山行記録》

 東八幡原十字路9:50・・・・10:00千町原登山口・・・・10:23渡渉・・・・11:13ミズナラ古木・・・・11:36菅原林道終点(雪霊水)11:41・・・・12:00臥龍山(1,223.4m)12:06・・・・12:23稜線上ピーク(昼食)13:15・・・・13:19展望岩13:20・・・・13:48鞍部13:50・・・・13:54 1053mピーク・・・・13:56引返地点13:57・・・・14:01 1,053mピーク・・・・14:10菅原林道14:11・・・・15:13菅原林道入口・・・・15:25東八幡原十字路

〔総所要時間:5時間35分、昼食・休憩等:1時間08分、正味所要時間:4時間27時間〕

 

 

 9:50 東八幡原十字路

   昨年は暖冬で千町原まで自動車で入れたが、さすが今冬はタップリの雪である。例年通り除雪してくれている東八幡原の町道十字路まで自動車乗り入れて、カキツバタの里近くの十字路の除雪されたスペースに停めさせてもらった。同じスペースに2台の島根ナンバーの先客の車があった。

 

 

 

〈トレースを追って出発〉

〈千町原登山口から雲に隠れた臥龍山々頂きを目指す〉

 

 

10:00 千町原登山口

  アメダスでは八幡の積雪は97センチメートル。登山口の千町原はそこまでは行かないものの、タップリの雪である。仰ぎ見る臥龍山の山頂は雲で覆われていたが、頂上部には霧氷の林が確認できた。きついラッセルを覚悟して来たが、既にこの連休に多くの登山者が通うたようで、冬山登山道とでも呼んでいいようなしっかりとしたトレースが続いていた。そのトレースを辿り、千町原から林に入り、渓流を渡渉してから臥龍山への上りの傾斜面に取り掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈沢筋を渡渉する〉

 

 

 

 

 

〈気持ちの良い樹間を登る〉

 

 

11:36〜11:41 菅原林道終点(雪霊水)

  登山口から1時間半余の時間をかけて雪霊水に到達した。この菅原林道の終点近くになって頭上の梢に霧氷が見られるようになった。雪霊水を過ぎると頂上まで急坂が続くが、この急傾斜面には素晴らしい霧氷の林が拡がっていた。この景色を見るためにここまで来たのだった。ちょうどこの頃になって、空も晴れてきて青空となってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈雪に埋まった菅原林道終点、雪霊水も雪の中〉

〈霧氷とミニモンスター〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈大佐山方面の眺望〉

 

〈霧氷の林の中を登る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈真白き世界〉

 

 

 

 

〈頂上直下の急坂を行く〉

 

 

12:00〜12:06 臥龍山(1,223.4m)

  登山口から2時間で登頂出来た。ゆっくりと歩いての雪中行での所要時間としては早いと思う。トレースのお陰だ。先行の島根県からのパーティーは八畳岩の先で昼食中のようで、頂上部は雪に埋もれて静けさが漂っていた。八畳岩も雪原から頭が出ているだけ、一等三角点はもとより、山名を記した指導標は完全に雪の下であった。

 

 

 

〈臥龍山山頂:八畳岩と樹氷群〉

(山頂部の樹氷〉

 

 

  昼食は少し先の景色の良い所で摂ることにして、なだらかな稜線を先に進んだ。稜線上は、樹氷、霧氷、モンスターの世界で、潅木の間からは西中国山地の眺望も得られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈なだらかな稜線を西のピークをめざす〉

 

〈霧氷の花咲く稜線を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈十方山、恐羅漢山など西中国山地の盟主を望む〉

 

〈ミニモンスターと化した杉〉

 

 

12:23〜13:15 稜線上のピーク

  稜線にある展望岩は雪に埋もれて姿を確認出来なかった。その先の臥龍山の西ピーク上で昼食を摂った。雪原を踏み固めると7人が座る絶好の広場となった。周りは樹氷の疎林、頭上は青空に霧氷の花、樹間には西中国山地の大きな眺望と、これ以上は望めない環境であった。

 

 

 

〈臥龍山の西ピーク付近〉

(こんな景色を見ながら昼食タイム〉

 

 

 

 

 

〈見上げれば頭上には霧氷の花が咲いていた〉

(晴れてきて気持ちの良い山上である〉

 

 

   暖かさを感じるような陽光の下での昼食を終えて下山にかかった。下山は聖湖キャンプ場への登山路で菅原林道に出てから林道を辿って車を停めている東八幡原へ帰るルートとした。潅木の斜面からブナ林に入り、タップリの雪の中で時折転ぶ仲間もおり、笑いや歓声をこだまさせながら下って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈氷結した聖湖と西中国山地の核心部〉

 

〈自然のオブジェを見ながら下山開始〉

 

 

 

 

 

〈頂上部が白い深入山を遠望する〉

(潅木を縫って下山路を行く〉

 

 

 

 

 

〈晴れてきて、これぞ臥龍山という光景〉

(ブナ林を下って行く〉

 

 

13:54 1,053mピーク

  1.053mピークまで順調に下山してきたが、このピーク上で先人のトレースは大きく左折して南に下る尾根を辿って行っていた。ここで我々はルートを修正してトレースのない1,053mピークの西面へと、真っ直ぐに進んで行った。新雪を踏んでの雪中歩行はやはり楽しい。

 

 

 

〈1,053mピーク手前の鞍部〉

(霧氷の花が満開の臥龍山山頂部を振り返る〉

 

 

14:10〜14:11 菅原林道

  1,053mピークの西面の道なき雪原を下って行くと菅原林道に出た。ここから長い林道歩きとなる。先人のトレースは望み難いだろうと思っていたが、林道には二筋の山スキーとトレースがあった。これで幾分は林道歩きが楽になった。

 

 

 

〈道なき雪原を下る〉

(山スキーのトレースのある菅原林道に出る〉

 

 

 

 

 

〈長い林道歩きが続く〉

(菅原林道入口辺り〉

 

 

15:25 東八幡原十字路

  約1時間の単調で退屈な林道歩きを無事に終えて東八幡原に帰ってきた。菅原林道入口から駐車場所までは、除雪された町道をほんのひと歩きである。

 

〔山行所感〕

  登山口から常設の登山道のような見事なトレースが続く今回の臥龍山であった。雪山へ通う登山者の数が確実に増えている証左であろうと思う。お陰様で積雪の多い時期としては初めて臥龍山の周回ルートを無事に歩き通すことが出来た。

  天気も段々と良くなってきてくれ、山頂部の霧氷、樹氷も素晴らしく、良い山行となった。雪山初陣のメンバーには最高のプレゼントとなったのではなかろうか。

 

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