天涯の花を求めて 西中国山地の幽谷を訪ねる

2009年8月2日(日)  

 

梅雨の明けぬ中国地方。梅雨が明けた地方も梅雨空が続いているような塩梅です。

遠征も儘ならず、ミニ遠征も天候が仲々許してくれずでややフラストレーションが溜まり気味。

そんな時に思いついたのが、天涯の花「キレンゲショウマ」の咲き具合を久し振りに確認に行くこと・・・!

天候不順な中、果たして順調に咲いていてくれるだろうか・・・、心の中で自問しながら険しい渓谷の道を辿って行きました。

 

  

 

 

 

 

 

 

〈険しい渓谷の崖にキレンゲショウマの群生が拡がる〉

 

 

 

 

 

 

〈夏の盛りに咲く・・・キレンゲショウマの花〉

 

 

 

 

 

〈断崖の上に咲く孤高の花というイメージにピッタシ!〉

 

 

やはりこの花は、宮尾登美子さんの小説「天涯の花」があっての花。

四国の剣山に咲くこの花がメインテーマになった感動的な物語です。

この花が西中国山地にも咲くことはもうかなり知られてきたものの、やはり天涯の花!

会いに行くのは艱難辛苦でありました。

 

 

 

 

〈間もなく花開く頃合のようだ!〉

〈まだ硬い蕾〉

 

 

 

 

 

〈日当りでは開花したり、落下した花々で賑やか!〉

〈急傾斜面を見上げると花また花・・・〉

 

 

 

 

 

〈開いたばかりの花芯に蜂が潜り込む〉

〈この大きな葉があって可憐に咲けるのか・・・〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈谷の最奥に咲く、やはり天涯の花〉

 

 

 

 

〔山行所感〕

   この花がもう何年前だったでしょうか、中国新聞に紹介されて、それを取材された写真家のブログが炎上したことがありました。稀少植物の所在が特定あるいは推察出来る記事は、その植物の盗掘を誘発するということからの轟々たる批難であったかと思います。そんなことから、同じ花を見てきたもののレポート制作は控えておこうと考えて自重していましたが、中国地方にもこれだけの花園があることはやはり地域の財産であると思い、場所を特定される要素を極力排して遅まきながらレポートにしてみました。やはり美しいものは美しい、高貴なものは高貴だということだと思います。それらを荒廃させようとする勢力に力を貸す結果にならないことを強く願いつつ・・・!

 

 

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