やっと夏の天候になったけれど、山上はもう秋の風と花 深入山(1,153.0m)

広島県山県郡安芸太田町

2009年8月17日(月)   門久単独

 

 

 

 

 

 

〈穂の出たススキ越しに臥龍山を眺望する(深入山々頂)〉

 

 

 

やっと夏の空模様となりそうなこの日、折角の休日なので大山に出掛けようと計画した。

大休峠からユートピアへ抜けようと考えていたが、

先週末近くに行かれた「のびへいさん」のサイトを拝見すると親指ピーク下辺りで登山道が崩落して通行不能とのこと!

貴重な情報に感謝しつつ、ここは近場の深入山に緊急避難して、

キキョウの花など一足早い秋の風情と山頂直下の東屋で涼風を楽しむことに方向転換した。

 

《山行記録》

南登山口(深入山グリーンシャワー駐車場)10:37・・・・10:48大谷分岐・・・・10:56西登山口巻き道分岐・・・・11:04西登山道に合流・・・・11:07西登山口11:12・・・・11:16南登山口巻き道分岐・・・・11:36西尾根上三叉路・・・・11:37東屋11:44・・・・11:45西尾根上三叉路11:47・・・・11:52水場・・・・12:12展望岩12:16・・・・12:33八畳岩12:35・・・・12:41九合目東屋(昼食)13:14・・・・13:34深入山(1,153.0m)13:48・・・・13:56三叉路(南登山口分岐)・・・・14:37南登山口(深入山グリーンシャワー駐車場)

〔総所要時間:4時間00分、昼食・休憩等:1時間07分、正味所要時間:2時間53分〕

 

 

10:37 南登山口

  国道191号線から南登山口のグリーンシャワー駐車場に乗り入れた。駐車場には既に車が10台以上停められていた。登山者の車というより、登山口近くに開かれているグランドゴルフ場で競技を楽しむ人達の車のようであった。今日は単独行なので、気ままに歩くこととして、南登山口から巻き道を通って西登山口へ行ってから、西登山道を登ってみることとした。巻き道は通行する登山者は少ない様子であったが、きれいに整備された遊歩道然とした登山道であった。

 

 

 

 

〈深入山南登山口:グリーンシャワー駐車場〉

〈キキョウの花咲く南登山口を出発〉

 

 

 

 

 

〈今日は西登山口への巻き道を辿ることに・・・〉

〈ミズナラの森の中に延びる西登山口への巻き道〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈巻き道と西登山道の合流地点〉

 

 

 

11:07〜11:12 西登山口

  南登山口からの巻き道と西登山道の合流点から一旦西登山口に下ってみた。国道191号線からは隠れているが、登山口のすぐ上にある東屋の脇に6〜7台の自動車が停められるスペースがあった。静かな深入山登山を楽しむならここをベースにする手はある。

  西登山口からミズナラの森の中の登山道をのんびりと辿って西尾根上に出た。南登山口からの順路と合流する地点である。すぐ上にある東屋に寄って暫し涼風に吹かれた。緑なす深入山の斜面に黄色のオミナエシが映えて美しい。西尾根合流点からは林間コースの道を緩やかに登って行った。展望岩から見る横川川の谷を挟んだ十方山と恐羅漢山を中心とした眺望はいつもながらにデカイ。

 

 

 

 

〈国道191号線に面した西登山口〉

〈西登山口の東屋脇は6〜7台の駐車可能な広場〉

 

 

 

 

 

〈西登山道には幾つかのこうした木橋が架かる〉

〈笹を刈って間のない西登山道を登り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈西尾根上に出て南登山口からの登山道と合流する〉

 

 

 

 

 

 

〈西尾根を飾るオミナエシの花〉

〈林間コースの道を登り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈展望岩からの十方山、恐羅漢山方面の大眺望〉

 

 

 

12:41〜13:14 九合目東屋

  頂上の裸地に置く石を拾って八畳岩から9合目の東屋へと進んだ。この東屋で昼食を摂ることにした。他に登山者の姿もなく、独りのんびり出来るのも平日なればこそだ。 気温22.5℃でその上に程良い風が通り抜けて、東屋の中は暑さ知らずの天国であった。

  昼食後、深入山の北斜面の踏み跡を辿った。多くの種類の山野草を目にすることの出来る所である。早くもマツムシソウが咲いていた。やっと夏らしい天候になったと喜んでいたが、自然は確実に秋への季節の歩みを刻んでいるようだ。

 

 

 

 

〈八畳岩から深入山々頂部を仰ぐ〉

〈涼しい9合目の東屋と深入山々頂部〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈マツムシソウの登場に、季節の進行の速さを感じた!〉

 

 

 

 

 

 

 

〈コウゾリナ(キク科)〉

〈ママコナ(ゴマノハグサ科)〉

〈ヤマハギ(マメ科)〉

〈キンミズヒキ(バラ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈オミナエシ(オミナエシ科)〉

〈コオニユリ(ユリ科)〉

〈ノギラン(ユリ科)〉

〈ウツボグサ(シソ科)〉

 

 

13:34〜13:48 深入山(1,153.0m)

  九合目東屋で昼食を摂っている間に親娘連れの姿が山頂に望めたが、その二人も下山して無人の山頂であった。頂上広場の周りには小さい花ながらも夥しいカワラナデシコのピンクやキンミズヒキの黄色の花が咲き誇っていた。暫し四周の眺望なども楽しんでから、南登山口への草尾根を下ることにした。この草尾根には木陰などなくずっと日当たりで暑さ厳しいものがあったが、この時季最大の見所のキキョウの群生が拡がっているので外す訳にはいかなかった。辿ってみると、全くもって素晴らしい咲きっぷりであった。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日は静かな深入山々頂〉

 

 

 

 

 

 

〈臥龍山、掛頭山の眺望〉

〈オミナエシの先は十方山、恐羅漢山方面〉

 

 

 

 

 

〈南登山口への草尾根〉

〈南と東の登山口分岐から山頂部を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈南登山口への草尾根はキキョウの群生地だ〉

 

 

 

〈ツリガネニンジン〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈今が盛りで美しいキキョウの花(キキョウ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

〈カワラナデシコ(ナデシコ科)〉

〈ナンバンギセル(ハマウツボ科)〉

〈ワレコモウ(バラ科)〉

〈マツムシソウ(マツムシソウ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ヤマジノホトトギス(ユリ科)〉

〈ハバヤマボクチ(キク科)〉

〈ユウスゲ(キスゲ)(ユリ科)〉

〈シュロソウ(ユリ科)〉

 

 

14:37 南登山口

  南登山口への草尾根の中ほどから下はほぼキキョウだけに占拠された感じであった。各株各様に咲いており、見ていても楽しいものがあった。そのキキョウの花の姿を追いながら草地の急坂を下って行くと、南登山口は意外に近かった。

 

 

 

 

〈久し振りの晴れ渡った空だ!〉

〈路傍を彩るのはやはり今が盛りのキキョウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈南登山口に無事下山〉

 

 

 

 

 

 

 

〈フジバカマ(キク科)〉

〈シラヤマギク(キク科)〉

〈ゲンノショウコ(フウロソウ科)〉

〈ツリガネニンジン(キキョウ科)〉

 

 

 

〔山行所感〕

  大山行きを諦めての緊急避難の深入山であったが、やはりこの時季にはこの山へ行きたくなるものだ。 気軽に登れて、様々な季節の移ろいを一足早く明白に見せてくれるこの山は、魅力満点で名山中の名山であると思う。

  今回は単独行の気楽さから西登山口へ廻って西登山道を登ってみた。週末にはいつも賑わっているこの山であるが、このルートは数ある登攀ルートの中で最も静かな登山が楽しめると思う。

 

 

BACK〕

〔HOME〕

 

 

 

 

 

 

 

 

Ads by TOK2