紅葉の三滝寺から登る 宗箇山(356m)・大原山(224.2m)

広島市西区三滝山

2009年11月20日()   チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈紅葉した宗箇山々頂から広島湾を眺望する〉

 

 

 

紅葉が里に降りてきた晩秋の一日、

広島の紅葉の名所のひとつの三滝寺とその背後にある宗箇山を歩いてきました。

三滝寺の紅葉は美しく色付いた頃で、ここ数日間が見頃で、11月いっぱいは楽しめようかといったところでした。

紅葉狩りの後には宗箇山散策のハイキング。

随分と久し振りの宗箇山でしたが、照葉樹林の散策と広島市街地や広島湾の眺望が楽しめました。

 

《山行記録》

<三滝寺駐車場11:48・・・(紅葉狩り)・・・12:18>三滝寺本堂12:26・・・・12:31堰堤・・・・12:42稜線・・・・12:46送電線鉄塔12:48・・・・12:57主稜線・・・・13:05大茶臼山・丸山方面分岐・・・・13:12宗箇山(356m)13:22・・・・13:34双子岩展望所13:36・・・・13:45鞍部・・・・13:50大原山(224.2m)13:53・・・・13:56鞍部・・・・14:09三滝寺<・・・・(紅葉狩り)・・・・14:25三滝寺駐車場>

〔総所要時間:1時間43分、休憩等:0時間17分、正味所要時間:1時間26分〕

 

11:48〜12:26 三滝寺の紅葉

  三滝寺は弘法大師が唐への留学からの帰路に立寄り開基されたと伝えられている1,200年の歴史を誇る真言宗高野山派の古刹である。太田川放水路の西側の山裾の谷間にあり、この時期にはイロハモミジを中心にした紅葉が楽しめる。見所は境内に入って直ぐの多宝塔や茶屋「空点庵」の周り、それに参道を進んだ第二之滝の梵音の滝や本坊の周辺であろうか。この日は、その紅葉もちょうど見頃を迎えた頃で、これからの数日間が一番良い時候と思われた。ゆっくりと境内の散策を楽んだ。

 

 

 

 

〈茶屋「空点庵」の周辺の紅葉〉

〈参道から多宝塔を見上げる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈鐘楼手前辺りの紅葉は今ひとつ〉

 

 

 

〈茶屋の敷地内の盛りの紅葉〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈鐘楼脇の崖に懸る紅葉〉

 

 

 

〈茶屋入口辺り〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈鐘楼〉

 

〈鐘楼から本堂へと続く参道〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈本堂下の東屋周辺〉

 

 

 

〈梵音の滝付近〉

 

 

 

 

 

〈本坊の窓に映る紅葉〉

〈本堂〉

 

 

12:26 三滝寺本堂

  40分間ほどの紅葉狩りを楽しんだ後は三滝寺本堂裏の石段から宗箇山へのハイキングに出発した。三滝寺境内には数多の参拝者の姿があったが、ハイキングルートに入ると人影もない静かな山内であった。第一之滝「幽明の滝」のある鎮守堂を右に見つつ小さな谷間に続く登山道を行った。滝の上で砂防堰堤を越えると竹林に入った。竹林を抜けると松の多い林となり、直ぐに墓苑から上がってくる支尾根の上に出た。尾根上には送電線鉄塔があり、そこからは展望が得られた。

 

 

 

 

〈本堂裏の石段が登山口〉

〈本堂の屋根を眺めながら登り行く〉

 

 

 

 

 

〈谷筋の堰堤〉

〈竹林を抜けて登り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根筋に上がる〉

 

〈送電線鉄塔に出合う〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈鉄塔下から大原山広島市街地北方の山々を望む〉

 

 

 

12:57 主稜線

  良く踏まれた支尾根上の登山道を行くと本堂裏の登山口から30分ほどで己斐方面からの主稜線に出合った。立派な道標が立てられおり、ここを右に道を採って宗箇山に向かった。道標には「三滝山」と記されている。宗箇山の俗称ということであるが、植松山という名前も持つというからややこしい。いずれも同じ山である。暫くはヤブツバキなどの照葉樹の多い林の中を行った。カクレミノの樹などが面白かった。やがて赤松の林となり、大茶臼山、丸山方面からの道を左から併せ、進行方向が東に変わると山頂はすぐであった。

 

 

 

 

〈己斐方面からの主稜線に合う〉

〈きれいな照葉林の中を行く尾根道〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈大茶臼山、丸山方面への道が分れる〉

 

 

 

〈良く踏まれた道が続く〉

 

 

13:12〜13:22 宗箇山(356m)

  宗箇山とは戦国時代の広島の武人であり茶人でもあった上田宗箇がこの山上に松を植えて城下の上屋敷の庭の借景にしたことから命名されたという。その松は宗箇松(そうこまつ)と呼ばれているが、今は第4代目の幼木が山頂広場に植えられている。山頂からは南に眺望が開かれており、広島市街地と広島湾上の島々が見渡せた。宮島や阿多田島などの島影が特に美しく感じた。北側の山本方面は樹林が繁っており眺望は得られないのが残念である。頂上では単独の登山者が静かに昼食を摂っておられた。暫し眺望を楽しんだ後で下山に掛ろうとする頃に、もう一人の男性登山者が上がって来られた。

  下山路は先ずは東側の大原山との間の鞍部に下って行った。概して赤松やコナラなどの樹林の中の急坂である。途中に双子岩の展望所があって、岩の上に立つと南部と北部の広島市街地が望めた。山頂から20分程で鞍部に下った。三滝と長束を結ぶ峠でもある。

 

 

 

 

〈宗箇山々頂〉

〈宗箇松ももう4代目という〉

 

 

 

 

 

〈広島市街地、広島湾方面を望む〉

〈五日市、宮島方面〉

 

 

 

 

 

〈広島市街地〉

〈太田川放水路河口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈三滝寺への谷筋〉

 

 

 

〈三滝寺方面への下山路〉

 

 

 

 

 

〈下山路から大原山を望む〉

〈三滝と長束の間の峠〉

 

 

13:50〜13:53 大原山(224.2m)

  三滝へ下る前に鞍部のすぐ上にある大原山のピークまでピストンした。山頂には四等三角点があるが、周りは樹林に囲まれていて眺望は効かない。10分程で鞍部に帰って来て、三滝寺への道を採った。歩いて15分足らずの時間を要する意外に深い谷間であった。この谷間にも途中に湧水地があり、下り行くほどに湧水を集めて小さな渓流となっていった。この山域は豊かな保水力を持っているようだ。寺院に三つの滝が落ちる所以でもあろう。

 

 

 

 

〈大原山への急坂〉

〈大原山々頂、眺望はない!〉

 

 

 

 

 

〈大原山から宗箇山を見上げる〉

〈再び峠へ下る〉

 

 

 

 

 

〈三滝寺へと続く登山道〉

〈紅葉した三滝寺へ間もなく帰還〉

 

 

14:09 三滝寺

  山上でのんびりゆっくりとした積りであったが2時間もかからない時間で三滝寺境内に下った。そういう意味では、この日歩いたルートは手頃な散歩道と言えようか。山内に陽光が射していたので、再度暫し紅葉狩りを楽しんでから帰路に就くことにした。この時間になると、参拝客は一段と増えて茶屋などは超満員の盛況であった。

 

 

 

 

〈三滝寺の紅葉見物を再開〉

〈聖人像の周辺もきれいに紅葉〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈茶店前から参道を眺める〉

 

〈三滝寺は癒しの空間でもある!〉

 

 

 

◇◆◇◆◇◆三滝寺の「三滝」とは・・・・?◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈一之滝 幽明之滝〉

〈ニ之滝 梵音之滝〉

〈三之滝 駒ヶ滝〉

 

 

 

〔山行所感〕

  紅葉狩りがメインで、その後は山行というのは大袈裟過ぎると思われる散策程度のハイキングであった。10年程前にはこの山によく来たものであった。その頃は宗箇松も確かまだ成木していない3代目であったと記憶しているが、今は4代目に替っていた。あの3代目に何が起こったのだろうか・・・? とは言え、この山は三滝寺の裏山という位置にあって、折々に寺と共に訪ねて気楽に歩けるのが楽しいところである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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