明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2010年正月

 

 

 

 

 

 

 

 

〈烏ヶ山を背景に咲くホソバノヤマハハコ(2009.9.21大山東稜にて)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の登り初めも宮島 弥 山 (535m)

広島県廿日市市宮島町

2010年1月1日(金)    門久単独

 

 

 

 

 

 

〈連絡船から大鳥居の先に弥山を望む〉

 

 

 

2010年も先ずは初登りと初詣に宮島へ!

前日の大晦日の朝に本格的な雪が降ったので山上には雪が残っており、

羊歯の中の道は難渋するだろうと考えて道幅の広い正式登山ルートを採ることにした。

上りは久し振りの紅葉谷ルートとし、下山は大聖院ルートとした。

山上の雪は意外にも殆ど融けた状態であったが、

まだ寒波に包まれたままの山上の石畳や石段は凍りついており極めてリスキーな道となっていた。

 

《山行記録》

宮島桟橋13:30・・・・13:40厳島神社・・・・13:49紅葉谷公園入口・・・・13:58紅葉谷コース登山口14:01・・・・14:13九号堰堤・・・・14:26十二号堰堤・・・・14:31十三号堰堤・・・・14:45尾根道出合・・・・14:57弥山本堂15:02・・・・15:12弥山(535m)15:26・・・・15:33大聖院コース出合・・・・15:43仁王門15:46・・・・15:52Uターン・・・・15:57仁王門(落とし物を発見)・・・・16:091砂防堰堤・・・・16:30東屋・・・・16:432砂防堰堤・・・・16:48大聖院(参拝)16:58・・・・17:06厳島神社(参拝)17:18・・・・17:24御笠浜・・・・17:35宮島桟橋

〔総所要時間:4時間05分、休憩等:0時間47分、正味所要時間:3時間18分〕

 

 

13:30 宮島桟橋

  お屠蘇を楽しんでいたので山上での遊びが殆ど許されない遅い出発になってしまった。急き足で厳島神社前を通り過ごして紅葉谷公園へと向かった。前日の悪天が響いてか、厳島神社への参拝客の行列は例年に比べて随分と短く感じられた。紅葉谷公園への道に入ると、参拝客の姿も消えて俄かに静かになった。紅葉谷公園を歩く人の数も極めて少ない。ロープウェーへの乗客はバスを使っているようであった。

 

 

 

 

〈いざ連絡船で宮島へ〉

〈初詣客を迎える宮島桟橋〉

 

 

 

 

 

〈参拝客の列が続く厳島神社入口〉

〈厳島神社の回廊を遠望する〉

 

 

 

 

 

〈紅葉谷公園への入口〉

〈ロープウェー乗り場への道を右に外れる〉

 

 

13:58〜14:01 紅葉谷コース登山口

  ループウェー乗り場への道を右に外れて奥紅葉谷橋を渡るともう紅葉谷公園の最奥部となる。ここが弥山紅葉谷ルートの登山口となる。暫し身仕度を整えて出発した。紅葉谷の渓流に沿ってよく整備された登山道が続いている。概して照葉樹に包まれた気持ちの良い道だ。渓流には砂防堰堤が小刻みに設置されており、ナンバーリングされたそれら堰堤の標識が連続して建てられている。13号堰堤までは概して緩やかな上り道であるが、そこを過ぎると急坂の石段道となる。その石段を登って谷の最奥部に入って行くと石段道の一部はアイスバーン状態になっていた。残雪でまだ白い谷間を登っていくと程なく尾根道に出た。

 

 

 

 

〈紅葉谷公園の最奥が紅葉谷ルートの登山口〉

〈暫し渓流沿いを緩やかに登って行く〉

 

 

 

 

 

12号堰堤辺りから雪が現れ始めた〉

13号堰堤を過ぎるといよいよ急坂が始まる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈石段の急坂が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

〈急坂を登り行くと凍結した石段道となった〉

〈尾根筋直下の登山道〉

 

 

14:45 尾根道出合

  尾根上の道はロープウェー獅子ヶ谷駅と弥山を結ぶ遊歩道でもある。ロープウェーで上ってきた観光客の姿が多い。普段は良く整備された道なのであるが、この日は所々融け残った雪が凍てついてアイスバーン化していた。ちょっと油断すると足元が掬われるようにして滑ってしまうので始末が悪い。幾人かが転ぶのを見た。この道に用心しつつ弥山本堂まで登って行った。「恋人の聖地」などという看板が新しく設けられた不消霊火堂は何故か居心地が良くなかった。本堂に参拝して早々に山頂へと急いだ。

 

 

 

 

〈ロープウェー獅子ヶ谷駅からの尾根道に合流する〉

〈遊歩道が山頂方面へと誘ってくれる〉

 

 

 

 

 

〈崩落跡から能美島方面を望む〉

〈弥山本堂直下の遊歩道はアイスバーン状態だった〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈不消霊火堂越しに弥山本堂を望む〉

 

 

 

 

 

 

〈不消霊火〉

〈新名所? 新文化?〉

 

 

15:12〜15:26 弥山(535m)

  実に冷たい山頂であったが、元日ゆえか沢山の観光客の姿があった。山頂からは海側の眺望は開けていたが、本土側はまだ雪雲に覆われているようで殆ど眺望はなかった。もう午後3時を大きく回った時間で、冬の短日ゆえ早々に下山することにした。下山は干満岩、大日堂を回って大聖院ルートに出ることにした。山の西側となるこのルートは石段道のかなりの部分が凍てついており、一歩一歩滑らぬように安全を確かめながら下って行く感じで意外に時間を喰うこととなった。

 

 

 

 

〈弥山々頂〉

〈弥山山頂の展望台〉

 

 

 

 

 

〈展望台から駒ヶ林、焼山を望む〉

〈502mピーク越しに岩船岳を遠望する〉

 

 

 

 

 

〈雪雲に霞む広島市街地方面〉

〈絵の島と牡蠣イカダ〉

 

 

 

 

 

〈小さな穴の中の水が潮の満干に応じて増減するという干満岩〉

〈駒ヶ林を望みながら凍った登山道を行く〉

 

 

15:43〜15:46 仁王門跡

  滑リ易い道に紅葉谷ルートへ引き返した方が良いかなどと考えながらも仁王門跡まで何とか下ってきた。ここまでくればもう一気に下るしかあるまいと覚悟を決めたが、この先が更に酷かった。完全にアイスバーン化した道が長々と続いていた。第一砂防堰堤から先はもう大丈夫かと願いはしたものの、更にその下の新しく付けられた石段道が完全凍結していたりした。ここで会ったインドからグループの幾人かは慣れない氷の道に泣きべそ状態であった。それでも石室を過ぎると、道から氷も徐々に消えてやっと安心して歩けるようになった。東屋を過ぎる頃には、山上の酷な状態は過去のことのような感じとなり、一気に大聖院へと下って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈仁王門跡も凍っていた〉

 

〈凍った大聖院ルートへの下山取り付き〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈石畳の道は完全にアイスバーン状態〉

 

 

 

 

 

 

〈第一砂防堰堤〉

〈宮島の街、大野瀬戸の眺望〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈石室にも氷柱が懸っていた〉

 

 

 

〈石段の道も凍てついて〉

 

 

 

 

 

〈滝不動付近から白糸の滝を見上げる〉

〈第二砂防堰堤越しに大聖院の堂宇を望む〉

 

 

16:48〜16:58 大聖院

  大聖院まで下ってきて実質的に登山を終えた。あとは、大聖院と厳島神社への初詣を残すだけであった。夕刻となって、どちらからも参拝客の行列は消えており直ぐに境内に入ることが出来た。今年は、弥山だけで山から下りて来たので、何とか明るいうちに初詣を終えることが出来たようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈大聖院の正面階段〉

 

〈大聖院境内の焚火で暖をとる参拝客〉

 

 

 

 

 

〈大聖院参道〉

〈厳島神社入口〉

 

 

 

 

 

〈厳島神社本殿〉

〈回廊から見た干潮時の大鳥居〉

 

 

 

 

 

〈厳島神う社から千畳敷、五重塔を見上げる〉

〈御笠浜から夕暮れの大鳥居を眺める〉

 

 

17:35 宮島桟橋 

  それでも商店が抜けて宮島桟橋まで返ってくる頃には、陽も西に沈んで夜の帳が街を包み始めて、建物の照明が一際明るく感じられるようになっていた。

 

 

 

 

 

〈商店街を抜けて桟橋へ急ぐ〉

〈宮島桟橋夕景〉

 

 

 

〔山行所感〕

   新年元日の宮島詣ではもう恒例になってしまったようで、ここに足を運ばないと落ち着かない感じだ。今年の山上は本文に記したように、凍てついた登山道に難渋した。毎年山の様子が異なるが、今年のような過酷さは初めての経験であった。軽アイゼン持参ではあったが、アイゼンが効くような状態でもないのが困ったことだ。地球の温暖化が言われているが、他方では天気変動のブレが大きくなってもいる。今回の年末年始の寒波の襲来がそのブレの振幅を大きくするものではないことを祈るのみである。

 

 

 

 

 

 

 

 

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