落合南登山口から馬木八幡神社登山口へ越える 二ヶ城山(483.2m)

広島市安佐北区落合南・東区馬木町

2010年1月16日(土)      門久単独

 

 

 

 

 

 

〈落合南の棚田の先に二ヶ城山を仰ぐ〉

 

 

 

休日とは言え心身共に不調(?)で、本来であれば行きたくなる筈の雪の山にも行く気が起こらない。

こんな日は近場の山に散策も兼ねて出掛けるのが良かろうと午後遅くはなったが裏山の二ヶ城山へ出掛けることにした。

折角に行くのだから、少しは非日常性を持たせようと落合南登山口から山を越えて馬木八幡神社に下ってみることした。

馬木八幡神社コースを採るのは随分と久し振りで、最近のこのコースの登山道の様子を観察するのも楽しみの一つであった。

それに前々日の朝まで降り続いていた雪が山上でどの位残っているかも楽しみなことであった。

 

《山行記録》

中岩ノ上バス停13:52・・・・13:53「落合小学校入口」・・・・14:15上岩上橋・・・・14:17高陽中央霊苑・・・・14:33落合南(岩ノ上)登山口・・・・14:43水場14:44・・・・14:51送電線鉄塔14:54・・・・14:59男天狗15:01・・・・15:23千畳敷・展望岩15:25・・・・15:29三差路・・・・15:31二ヶ城山(483.2m)15:44・・・・15:46三差路・・・・15:57送電線鉄塔15:59・・・・16:11鉄塔巡視路分岐(右の藪道へ)・・・・16:16馬木八幡神社コース登山口16:18・・・・16:24馬木八幡神社16:26・・・・16:32「やすらぎヶ丘団地口」交差点・・・・16:33豊芝入口バス停

〔総所要時間:2時間41分、休憩等:0時間27分、正味所要時間:2時間14分〕

 

 

13:52 中岩ノ上バス停

  出発点は高陽ニュータウン方面行きバス便の停留所。 登山口への最寄のバス停は「岩ノ上バス停」であろうが、変容著しいこの辺りゆえに、現在案内し易いのはひとつ広島市街地寄りの「中岩ノ上バス停」からのルートであろう。 中岩ノ上バス停の高陽ニュータウン寄りに信号機のある「落合小学校入口」交差点がある。南東角にファミリ―レストランの「ガスト」があるので、その角を曲がって南へと入って行く。 往復二車線の道路が住宅地の中を曲折しながら上って行っているのでその道を辿って行く。15分程でその二車線の道路は行き止まりとなる。行き止まり地点で在来道を左に曲がると直ぐに「岩ノ上バス停」方面から上がってきた在来道に合流する。その道で住宅地の中を上って行くと7〜8分で山陽道の上を渡る上岩ノ上橋への入口に出合う。橋を渡ると右前方に高陽中央霊苑があり、その先から山中へ入って行くダートの二ヶ城山林道が延びているので、その道を採る。 その林道を15分ばかり遡っていくと右手に二ヶ城山への登山口がある。  

 

 

 

 

〈中岩ノ上バス停付近〉

〈「落合小学校入口」交差点のガストの角を南に入る〉

 

 

 

 

 

 

〈二ヶ城山を仰ぎながら登山口へと上り行く(落合集会所付近)〉

〈二車線の車道の突き当たりは左手に〉

 

 

 

 

 

〈山陽道を跨ぐ上岩上橋〉

〈高陽中央霊苑を右に見て・・・・〉

 

 

 

 

 

〈霊苑の直ぐ先から林道に入る〉

〈二ヶ城山林道を暫し上り行く〉

 

 

14:33 落合南(岩ノ上)登山口

  二ヶ城山林道から右に分かれて山道へと入る。 入口に道標があるので迷うことはないであろう。地獄谷と呼ばれる支渓流沿いを10分も上っていくと登山道は渓流を離れて右に大きく曲がる。この曲折地点の杉の倒木下に最後の水場がある。登山道は直ぐに胸突きの急坂となる。急坂を上り切った尾根上に送電線鉄塔が建っており、西方に大眺望が開けている。そこから南へ延びる尾根道となる。時折急坂や岩場が待ち受けてはいるが、この地域らしい牧歌的な上り基調の尾根筋である。途中に男天狗などと呼ばれる好展望箇所が何箇所かある。樹々が葉を落とした冬季は特に眺望が良い。尾根歩き30分弱で小ピークを越えると千畳敷と呼ばれる小広場へ出る。千畳というのは大嘘であるが、その広場の右奥から羊歯を掻き分けて踏み跡を辿れば直ぐに展望岩に出合うことが出来る。 松笠山越しに広島市街地や宮島などの島影を望めるが、この日は薄墨色に霞んで宮島の姿を見ることも出来なかった。千畳敷を後にすると、低い鞍部に一旦下り上り返すと直ぐに蝦蟇ヶ塔への尾根道と山頂方向との分れ道に出合う。左の山頂方面への道を採ると1〜2分でもう山頂へ到着である。

 

 

 

 

〈右手が二ヶ城山落合南登山口〉

〈暫し地獄谷の渓流に沿って上り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈杉の倒木が水場を覆う〉

 

〈胸突きの急坂を一気に尾根上まで登る〉

 

 

 

 

 

〈尾根上の送電線鉄塔下から西方を眺望する〉

〈男天狗の岩場上から北方を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根道の先に山頂が望める〉

〈前々日に積もった雪が残る尾根筋〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根筋の岩場から白木山、高鉢山方面を遠望する〉

 

 

 

 

 

 

〈千畳敷〉

〈千畳敷の先の展望岩から霞む広島市街地を望む〉

 

 

15:31〜15:44 二ヶ城山(483.2m)

  二ヶ城山の山頂には三等三角点のある小広場があり、その端っこには露岩が並んでおり、その岩の上に上がると広島市街地から海田湾方面、呉娑々宇山方面などの眺望を得ることが出来る。今回は立ち寄らなかったが、山頂広場から北へ灌木の中に延びている踏み跡を辿って行けば、北から西の眺望が開けた展望地がある。一見の価値はあろう。 山頂で暫し休憩の後、山頂広場から東へ延びる登山道を辿る。それまでの道に比べるとちょっと貧弱となる。数分で2つの方向に分れる。左に採れば登石登山口や三田ヶ峠から木ノ宗山へと誘ってくれる。この日は右の道を採った。 道標に馬木八幡神社コースと表わされている道である。 最後に通ったのは数年前に人を案内してであったが、その時はあまり歩かれている様子もなく少々荒れ気味で蜘蛛の巣に苦しめられた。さてその後はどうなっているか…? 辿ってみると、その時と大きな変化はなかった。羊歯が繁り、そんなに頻繁に登山者が通っている雰囲気はなかった。ただ時折灌木類を刈ってくれる方がいらっしゃるようで、荒れ放題という雰囲気でもなかった。10分程尾根道を下り気味に辿って行くと送電線鉄塔に出合う。そこから暫し登山道は電力会社の補修路を兼ねるようになって、俄かによく手入れされた道となる。ただ鉄塔の直下で道は大きく左に折れて、その先は滑り落ちてもおかしくない急坂となる。その坂道は意外に長い。坂道を下って安寧な道となったかと思う頃に、登山道が左右に分かれる。左への道がよく手入れされているが、これは鉄塔へと行く補修路で、登山道は右の藪気味の道である。灌木の中の細い道を辿って行くともう5分程で登山口に出る。

 

 

 

 

〈山頂直下の三差路〉

〈二ヶ城山々頂広場〉

 

 

 

 

 

〈山頂から呉娑々宇山、藤ヶ丸山の稜線を望む〉

〈山頂から霞む海田湾方面を遠望する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂東側の三差路:馬木八幡神社方面への道を採る

 

〈やや荒れ気味の馬木八幡神社への登山道〉

 

 

 

 

 

〈高尾山の山塊を望みながら尾根筋を下って行く〉

〈尾根上の送電線鉄塔越しに松笠山、広島湾方面を遠望する〉

 

 

 

 

 

〈送電線鉄塔から馬木の市街地を俯瞰する〉

〈高尾山方面〉

 

 

 

 

 

〈滑り落ちそうな鉄塔直下の急坂を下る〉

〈整備された送電線巡視路を離れて右の藪気味の道へ〉

 

 

 

 

 

〈暫し灌木に囲まれた細道を行く〉

〈猪避けの柵の間の登山道〉

 

 

16:16 馬木八幡神社コース登山口

  登山口は放棄された果樹園の中にあったようであった。冬枯れの野ゆえにそう見えたのかも知れない。登山口に「童面堂」という小さな祠が建てられていた。馬木の住人に農耕、野菜栽培の指導をした行脚僧を祀るという。 そこから田舎道や旧来の車道を下って行くと数分で馬木八幡神社の裏手に出た。椎、コナラ、アベマキなどが鬱蒼と繁った社叢が立派な神社である。暫し参拝の後、長い石段を下って馬木の街へと下りて行った。老人ホームの下を抜けて行くと、「ノムラ」というスーパーマーケットの角でバス通りに出た。

 

 

 

 

 

〈馬木八幡神社コースの登山口〉

〈登山口にある童面堂〉

 

 

 

 

 

〈馬木八幡神社〉

〈馬木八幡神社は鬱蒼とした社叢に囲まれている〉

 

 

16:33 豊芝入口バス停

  スーパーマーケット「ノムラ」の前に「やすらぎヶ丘団地口」という信号のある交差点があり、そこの横断歩道を渡るとその先に「豊芝入口」というバス停留所があった。ここから広島駅や広島市街地中心地方面へ行くバスに乗れる。

 

 

 

 

〈馬木の街に出たところにあるスーパー〉

〈スーパーの向かい側にある豊芝入口バス停〉

 

 

 

〔山行所感〕

  2時間半程の広島市街地に近い里山への山行と言うか散策でも、結構色々な景観や文化遺産に出合えるものだと思う。また山越えというのも面白い。高陽町から馬木へと歩を運べば、やはり雰囲気も空気も少し変るように思う。山ひとつ越えれば、やはり違った世界であると思う。こんな近い距離内にあるものの、大袈裟に言えば大いなる旅をしたような気持ちにもなる。 こうだから、山の旅は面白いのだ!

 

 

 

 

 

 

 

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