スプリング・エフェメラル 2010

2010年2月24日(水)

 

春先あるいは春の一瞬に、はかなくも短い命を惜しむように美しく山野に咲き、

咲き終わると密やかに消えてゆく小さな花たちを

スプリング・エフェメラルと総称する。

今年も広島県は備北の山里に咲き始めたという情報を受けて、

その妖精のような花々を訪ねてみた。

 

 

 

ユキワリイチゲ

広島県三次市吉舎町安田

 

自生地の保護会の方のお話では、今年は天候に恵まれず例年に比べて1週間以上も開花が遅れたという。

花は今が走りで、自生地の崖の斜面を埋めるように本格的に咲くのはまだまだこれから。

3月中旬までは十分に見られそうとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

〈春のような陽光を浴びて見事に開いたユキワリイチゲ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ハチたちも花から花へと忙しい!〉

 

 

 

〈今年はまだ走りの頃という〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈まだつい数日内に花開いた元気の良い花たちばかりだ!〉

 

 

 

 

福寿草

広島県庄原市総領町下領家

 

庄原市総領町下領家にある道の駅「リストアステーション」の田総川対岸の園地に咲いています。

ここの福寿草は北海道原産の「キタミフクジュソウ」で、河岸の園地に移植されたもの。

2月初旬から咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

〈道の駅リストアステーションの対岸で今年もしっかりと花開いている〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈陽を浴びると一際艶やかである〉

 

 

 

〈田総川河岸の園地を多くの人々が訪れる〉

 

 

 

セツブンソウ

広島県庄原市総領町下領家・中領家

 

庄原市総領町下領家山根保則氏宅西側の自生地と中領家八幡神社横の自生地を訪ねてみました。

今年は里に雪がなく、どの自生地でも例年に比べて極めて早く咲き始めています。

3月13日(土)〜14日(日)に現地で開催される節分草祭までに

殆どの自生地で花期が終わってしまうのではないかと危惧されています。

ご覧になるには早めにお出掛けになられた方が宜しいかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

〈下領家山根保則氏宅の西側の山裾の自生地に咲くセツブンソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈里に雪がなく花期は殊の外早いようだ〉

〈ここでもハチたちは忙しい!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白い花弁のような部分は萼で、先の黄色い部分が本物の花弁とのこと〉

 

 

 

〔山行所感〕

   今年もスプリング・エフェメラルの第一陣を楽しむ時が来た。広島県北の山々にはまだ十分な雪が残ってはいるが、里には雪がなく、早春の花々は例年に比べてひと足早く花を開いた感じだ。総領町の北斜面の山裾にあるセツブンソウ自生地などは例年雪が消えてから芽が出て花が咲くこととなり、花期は雪融け次第とであるが、今年は里には一切雪が残っていないので、もう斜面いっぱいに咲き揃っている。ただ、旧吉舎町安田のユキワリイチゲ自生地は、天候に恵まれないで1週間以上も花期が遅いとのこと。所により、また花により異なる現象が起きているということであろうか。来週にはもう3月に入る。桜の咲き始めるまでもう1か月である。

 

 

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