<チャレンジ あさきた里山マスターズ>

可部の街の西側に並ぶ里山を漫遊 水越山(528.0m)・螺山(475.0m)・茶臼山(229.7m

広島市安佐北区可部町

2010年3月17日(水)   団地の団塊さん+門久

 

 

 

 

 

 

〈可部の街越しに高松山、白木山、押手山を眺望する〉

 

 

 

2週間前の白木の荒谷山に続き団地の団塊さんと共に

「あさきた里山マスターズ」へのチャレンジ第2弾の山行を挙行した。

今回は可部の街の西方に並ぶ3つの峰を一気に片付けてしまおうという欲深いもの。

まあ近場にある山であるので悠々と達成可能とは思えたが、

午前8時には自宅のある団地を出て万全を期した。

 

《山行記録》

可部運動公園駐車場8:40・・・・8:49水越山登山口・・・・8:53レクレーション広場・・・・9:02山道取り付き・・・・9:22尾根に乗る・・・・9:43水越山(528.0m・三等三角点)9:53・・・・10:12尾根からの下降展・・・・10:25レクレーション広場(山道取り付き)・・・・10:42可部運動公園休憩所10:48・・・・10:53可部運動公園駐車場

〔総所要時間:2時間13分、休憩等:0時間16分、正味所要時間:1時間57分〕

 

 希望ヶ丘駐車場11:25・・・・11:29瑞眺苑口バス停・・・・11:36螺山登山口・・・・11:45龍の水(水場)11:47・・・・12:06尾根に乗る・・・・12:26螺山(475.0m・四等三角点)(昼食)13:20・・・・13:52螺山登山口・・・・13:55茶臼山方面分岐・・・・13:56茶臼山登山口・・・・14:11柳瀬分岐・・・・14:23茶臼山(229.7m・四等三角点)14:35・・・・14:41尾根からの下降点・・・14:47登山道出合・・・・14:53茶臼山登山口・・・・14:58瑞眺苑口バス停・・・・15:04希望ヶ丘駐車場 

〔総所要時間:3時間39分、昼食・休憩等:1時間08分、正味所要時間:2時間31分〕

 

 

 

 

 8:40 可部運動公園駐車場

  可部の街から国道191号線に入り遠坂峠を越えて行森に入ると左手に秀麗ではあるが険しげな水越山が見えてくる。幕の内トンネルの手前の信号のある交差点が「可部運動公園入口」。ここを左折して道なりに園内に入って行くと広い駐車場に導かれた。午前8時半が開園時間であるが、既に大勢のグランドゴルフ目的の来園者が園内の路傍に沢山車を停めていた。100台近くは停められるかという広い駐車場に車を停めさせてもらって登山開始である。駐車場から野球場の上の道を辿ってグランドゴルフで賑わっている多目的グランに出て、そこを横切ってからの園外に出ると、谷間を上ってきた車道に出た。その道を右に採って行くと「水越山登山口 頂上まで1,410m」の道標が立っており、道はその先のレクレーション広場へと続いていた。水越山の東面に開かれたレクレーション広場は広々としてよく整備されていた。その広場の中を巻き気味に登って行くとやがて森の中へと入って行く地点に出た。

 

 

 

 

〈可部運動公園から水越山を仰ぐ〉

〈水越山登山口〉

 

 

 

 

 

〈レクレーション広場へ〉

〈桜の樹の多いレクレーション広場を抜けて行く〉

 

 

 9:02 山道取り付き

  「水越山登山道 頂上まで1,010m」という道標が立つ地点から山道となり、直ぐに桧林の急斜面へと入って行った。園地の優しい道から急坂へと急変したので身体を慣れさせる必要があった。ゆっくりと確実に一歩一歩刻むようにして滑り易い傾斜地を上がって行った。20分程の上りに身体が慣れた頃に尾根上に出た。尾根筋には樹々が繁っており眺望はほぼなかった。暫く羊歯なども繁ってやや急かなと思える尾根道を辿って行くと、やがて伸び伸びとした稜線部となった。こうなったら山頂は直ぐあろうと思ったが、この山も「もう少し」「もう少し」の山で、尾根に乗ってから山頂まで約20分もの時間を要した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山道がここから始まる〉

 

〈桧林の急坂を登る〉

 

 

 

 

 

〈長い急坂を登り切って尾根上に出る〉

〈樹間から堂床山を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈羊歯の尾根道〉

〈山頂までの尾根道が意外に長い〉

 

 

 9:43〜9:53 水越山(528.9m)

  桧林の中に三等三角点があるだけの水越山山頂であった。樹林の中で眺望はゼロで、どなたかの手作りの山名標が桧の樹に結わえられていた。平らかな尾根道がまだ先に延びていた。北の鞍部に下って490mピークまで続く踏み跡のようであった。暫く休憩の後に、そちらへは向かわずに登って来た道を引き返すこととした。下山路は登りと違って気持ちが軽ろやかで、伸び伸びとした気分で歩けるものだ。灌木に覆われた尾根道であるが気持ち良く歩いた。ただ尾根筋から下る桧林の中の急坂はやはり滑り易くて険しい道であった。一度尻餅をついてしまった。

 

 

 

 

〈水越山山頂:樹々に囲まれ眺望はない〉

〈下山時の尾根道は伸び伸びとした雰囲気〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈樹々の先に海見山、堂床山を遠望する〉

 

 

 

 

 

 

〈尾根から桧林へと下る〉

〈滑り易い桧林の中の急坂を下り行く〉

 

 

10:25 レクレーション広場

  急坂の桧林を抜けるとレクレーション広場へ出る。ちょっと園内の回り道などもして観察してみた。水越山の東面の緩斜面を利用した広々とした公園で、実によく手入れが施されているのに驚いた。きっと地域にしっかりとした支援組織が出来ているのであろう。こんな公園があるのを今まで知らなかったが、大いに家族連れの方々にも来てもらいたいものだ。園内には桜の樹々も多く見られた。お花見に来るにも良い所のようだ。このレクレーション広場を抜けて、勝木の棚田や大型住宅団地、白木山の眺望などを眺めながら運動公園に向って下った。途中で運動公園の上の集落もちょっと覗いてみた。

 

 

 

 

〈急坂が終わるとレクレーション広場に出る〉

〈もうすぐ春爛漫の季節を迎える桜の園〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈福王寺山を背景にして桃の花の咲き始めたレクレーション広場〉

 

 

 

 

 

 

〈勝木の棚田の先には住宅団地が広がる〉

〈運動公園の上方の集落に立ち寄ってみた〉

 

 

10:53 可部運動公園駐車場

  集落から運動公園上の休憩所に出た。園内を一望出来るところに屋根のあるベンチ席などがあった。そこで地元の元気な87歳の紳士にお会いし、暫し公園や周囲の様子をお聞きした。多目的広場ではなおグランドゴルフのプレーが続いていた。我々は駐車場へ帰って、自動車で次の螺山・茶臼山へと向かうこととした。

 

 

 

 

〈可部運動公園の多目的広場を見下ろす〉

〈野球場越しに水越山を仰ぐ〉

 

 

 

11:25 希望ヶ丘

  可部運動公園から国道191号線を可部の街方面に引き返して虹山団地に入り、「虹山団地中央」交差点を右折して県営住宅を抜けて広島交通バスの終点の瑞眺苑口(ずいちょうえんぐち)に辿り着いた。螺山と茶臼山の登山口はまでその先の傾斜地にある住宅地の一番奥まったころにあるので、そこまで車で上がってみた。「亀山南2丁目37」の街区から民家の裏手を通って林道が延びておりその入口に「螺山登山口」の標識が立っていた。駐車場がないので、その林道入口の路肩がやや膨らんだスペースに停めてみてから近所の主婦に声を掛けて聞いてみると迷惑そうな返事であった。その周囲には他に駐車スペースなどないので、仕方なく一旦その住宅地から下り、希望ヶ丘の知り合いの駐車場に停めさせてもらうことにした。

 

 

 

 

〈瑞眺苑口バス停から水越山を仰ぎ見る〉

〈住宅地の中の分岐を先ずは螺山に向かう〉

 

 

11:36 螺山(にしやま)登山口

  希望ヶ丘から螺山登山口に今度は歩いて引き返してきた。登山口からは暫し林道を歩いた。民家の裏手過ぎると、道に笹がやや垂れてくる位に繁っていた。その先に車が1〜2台停められる膨らみがあったので、車に少々傷が付いても気にならないのであれば、そこまで乗り入れれば良いであろう。その林道を10分足らず行くと「龍の水」という水場があって、冷たい水がコンコンと湧き出ていた。この水場で林道は終わり、その先は山道となった。概してよく手入れされた道で歩き易い道であった。その道は暫し螺山の南面を西へ巻いてから北へと方向転換してちょっときつい谷間の急坂を上って行った。途中の樹々の切り開きから太田川の筒瀬付近や、南の阿武山などの眺望が開けていた。急坂を登り切ると尾根上に出た。尾根道とて意外に急な灌木に囲まれた道であった。「あと500m」の標識から50m毎にカウントダウンされるが、これが意外に長かった。尾根に乗ってから20分もかかり、やっとこさという感じで山頂に到達した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈住宅地の最奥にある螺山登山口〉

 

〈暫し林道を歩く〉

 

 

 

 

 

〈林道の終点部にある「龍の水」という水場〉

〈暫し螺山の南面を巻いて行く〉

 

 

 

 

 

〈巻き道から仰ぐ阿武山の山塊〉

〈巻き道から茶臼山、可部の街を見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈筒瀬付近の太田川の蛇行〉

 

 

 

〈尾根に上がるまで暫し急坂が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根筋では山頂までの距離のカウントダウン・・・〉

 

〈明るい尾根筋〉

 

 

12:26〜13:20 螺山(475.0m)

  螺山の山頂は広々と草木が刈り払われており、一角には在広のTVFM局の放送中継所が建っていた。可部の街が手に取るように分かる眺望は素晴らしいものであった。白木山の大きな山塊は実に堂々としていた。その前で高松山がかなり見劣りした。遠く広島湾の島々や、長者山、曾場ヶ城山、水ヶ丸山なども見えた。好天下のこの大きな眺望の中でゆっくりと昼食を摂った。昼食後は、登ってきた道を登山口まで引き返した。

 

 

 

 

 

 

 

M

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈螺山山頂の四等三角点〉

 

〈山頂に建つ共同TVFM中継所〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈螺山々頂からの可部市街地の眺望〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈遙かな上深川から小河原にかけての谷間の先に長者山の山稜を眺める〉

 

 

 

 

 

 

〈緑井権現山の先には江田島などの広島湾の島々が望める〉

〈眼下には阿武山の大きな山塊が横たわる〉

 

 

 

 

 

〈登山道には手作りのプレートが〉

〈これは手書きの案内〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈登り来た道を下って行く〉

 

〈林道まで下ってくると直ぐに住宅地〉

 

 

13:56 茶臼山登山口

  「亀山南2丁目37」の螺山登山口から住宅地を回り込んで行くと「亀山南2丁目35」の街区に茶臼山登山口があった。登山道に入って直ぐに今は使われていない古い給水タンクがあった。その脇をすり抜けて登山道が続いていた。茶臼山の山頂はこの登山口の直ぐ真上にあるのであるが、登山道はその西面を南の柳瀬方面に大きく巻いてから、南稜からアプローチするようになっている。直登も可能なようであるが、急登で一般的ではないのであろう。我々も先ずは素直にこの登山道を採ることにした。

 

 

 

 

〈道標の指す山がこれから登る茶臼山〉

〈住宅団地の一角にある茶臼山登山口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈筒瀬の上の断崖の上を行く登山道〉

 

 

 

〈暫し巻き道を行く〉

 

 

14:11 柳瀬分岐

  地図を見てもどうしてこんなに遠回りするのか疑問に思うほどに登山道は大きく南へと巻いてキャンプ場のある柳瀬からの道と合流して方向を北に転じて山頂へと向かった。登山口からずっと小学生が作った道標や激励のボードが路傍に沢山掛かっていたが、南稜には「もう少し」の趣旨のものが多くなった。灌木の中の緩斜面に延びる登山道を順調に詰めて行った。ここは神宮寺山と呼ばれた城跡であるらしく、南稜線上にも郭でもあったと思われる平坦な地形が見られた。10分程の稜線歩きで茶臼山の山頂に到達した。

 

 

 

 

〈茶臼山を南に巻いて柳瀬からの道を併せて山頂に向かう〉

〈地元の小学生が作った案内板〉

 

 

 

 

 

〈灌木の中の緩斜面を登り行く〉

〈尾根筋の平坦地は城跡の証〉

 

 

14:23〜14:35 茶臼山(229.7m)

  茶臼山の山頂は天守でもあった跡なのであろうか実に広々とした平坦地であった。その一角に四等三角点が建てられてあった。そこからの太田川や可部の街の眺望は螺山のそれとまた違って素晴らしい。南側の太田川を見下ろすと、城跡らしい段丘から標高差200メートル近い断崖となっており、いかにも手強い要塞と言う感じである。こんな光景を目にすると暫し戦国の時代にタイムスリップした気持ちになるというものだ。標高では200メートルちょっとの小山であるが、地形を見ると素晴らしい要害の地であることが良く分かった。

 

 

 

 

〈茶臼山々頂〉

〈山頂に建つ四等三角点〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈茶臼山々頂からの太田川、可部の街の眺望〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈城跡然とした段丘から太田川の筒瀬の谷を見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈太田川の谷に対面は北阿武山だ!〉

 

 

 

14:41 尾根からの下降点

  目標とした3座の踏破を達成して、あとは下山するだけとなった。登ってきた南へ巻く道をまた返るのも億劫と西面の歩き易いところを下ってみることにした。勿論道なきところで決して緩い傾斜ではなかったが、腐葉土が厚く積もったところで足掛かりも良く僅か6分で登山道に出合うことが出来た。登山道で出れば、登山口の住宅地は直ぐであった。

 

 

 

 

〈樹々の先に螺山を仰ぐ所から急傾斜地を下ることに!〉

〈柔らかい腐葉土の斜面を快調に下る!〉

 

 

 

 

 

〈巻き道に出合う〉

〈巻き道から螺山を仰ぐ〉

 

 

15:04 希望ヶ丘

  茶臼山登山口からは住宅地の中を歩き、瑞眺苑口バス停を経て自動車を停めさせてもらった希望ヶ丘に下ってこの日の山行の幕とした。

 

 

 

 

〈茶臼山登山口へ帰還〉

〈瑞眺苑口バス停へ下る〉

 

 

 

〔山行所感〕

  「あさきた里山マスターズ」へのチャレンジ第2弾はほぼ予定通りに成就出来た。こんなことでもなければ、登ることのなかった山々であるが、行ってみると夫々に個性があり、また地元の人達に各様に愛されていることが分かって楽しいものだ。かつては里山歩きもよくしたものであるが、その復活の機会でもある。ふるさとの山々の見直しも兼ねてこのシリーズを続けることにしたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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