表裏の湖沼の眺望が美しい宝の山 磐梯山(1,818.6m)

福島県耶麻郡猪苗代町・同磐梯町

2010年10月13日(水)    チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈磐梯山からの眺望には猪苗代湖が欠かせない!〉

 

 

 

会津への紅葉狩り遠征の3日目は、最後まで残った磐梯山となった。

早朝には完全にガスに隠れていた磐梯山であったが、午前7時頃になるときれいに晴れてくれた。

この遠征で初めての晴天下での嬉しい山行となった。

連日の山行であるので最短ルートの八方台登山口からコースをピストンすることとした。

 

《山行記録》

八方台登山口7:25・・・・7:54中ノ湯跡・・・・8:29爆裂火口縁8:31・・・・9:14お花畑分岐・・・・9:24弘法清水9:26・・・・10:00磐梯山(1,818.6m)(昼食)11:01・・・・11:31弘法清水・・・・11:49お花畑分岐・・・・12:29爆裂火口縁・・・・13:04中ノ湯跡・・・・13:30八方台登山口

〔総所要時間:6時間05分、昼食・休憩等:1時間05分、正味所要時間:5時間00分、歩行距離:8.0q、累積標高差:±592m

 

 7:25 八方台登山口

  磐梯山の南側の磐梯町から磐梯山ゴールドラインを走り、裏磐梯に抜ける峠に当たる八方台の広い駐車場に車を停めた。午前7時過ぎの時間で既に20台程の車が停められていた。ドライブウェイ沿いの登山口から登山道に入った。気持ちの良いブナの美林の中に林道かと見間違うほどに広い登山道が緩やかに延びていた。

 

 

 

 

〈磐梯山ゴールドラインから仰ぐ朝の磐梯山〉

〈休憩所、トイレ完備の八方台駐車場〉

 

 

 

 

 

〈八方台登山口〉

〈気持ちの良いブナ林を抜けて行く〉

 

 

 7:54 中ノ湯跡

  丸山(1,369m)の南側の谷間の浅い鞍部を越えるとかつて温泉宿があったという中ノ湯跡に出た。今も路傍から微かにガスが噴き出しており、硫黄臭が鼻を衝いた。進行方向を見上げれば紅葉を始めた森の上にシルエットになった朝の磐梯山の姿があった。中ノ湯跡の直ぐ先で北から裏磐梯ルートの道を合わせると、道は急坂となった。左には爆裂火口の断崖が落ちていた。険しいルートではあるが、ちょうど紅葉に染まり始めた頃でそこが美しかった。

 

 

 

 

〈今は廃墟の中ノ湯跡〉

〈中ノ湯跡から仰ぐ磐梯山〉

 

 

 

 

 

〈爆裂火口を左に見て登り行く〉

〈紅葉した丸山(1,359m)を俯瞰する〉

 

 

 8:29〜8:31 爆裂火口縁(展望所)

  登山道が爆裂火口縁を離れて南斜面を巻いて行こうかという地点にちょうど裏磐梯を鳥瞰する絶好の展望所があった。眼下に紅葉を始めたばかりの北斜面とその先に桧原湖の湖面が望めた。その背後には今日は稜線部が見える吾妻連峰が長い尾根を引いていた。その展望所を外れると道は南斜面を巻いて行った。この辺りが標高1450メートル程で、紅葉が最も美しいところであった。紅葉を楽しみながら南斜面を大きく巻いて弘法清水のある台地上へと登って行った。

 

 

 

 

 

 

 

〈紅葉した磐梯山北面の先に桧原湖を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈遙か北方には吾妻連峰が横たわる〉

 

 

 

 

 

 

〈登山道を覆うブナの大木〉

〈紅葉した爆裂火口縁の南面を巻いて登り行く〉

 

 

 

 

 

〈標高1300〜1500m辺りが紅葉の盛りのようだ!〉

〈紅葉した樹々越しに山頂部を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈秋色の磐梯山山頂部〉

 

 

 

 9:24〜9:26 弘法清水

  弘法清水には二軒の小屋があるが、我々が通過した時には岡部小屋しか開いていなかった。小屋主に休んで行くように声を掛けられたが、山バッヂを購入しただけて直ぐに山頂を目指した。山頂までの間は間近に思えたが、石がゴロゴロした長く急峻な道で、意外にも30分を超える時間を要した。とは言え、この間から見た登攀してきた尾根筋の南斜面の紅葉は実に見事であった。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈弘法清水に建つ小屋〉

 

 

〈弘法清水〉

 

 

 

 

 

〈爆裂火口縁の南面を俯瞰する〉

〈沼ノ平を見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈桧原湖を中心にした裏磐梯の平原〉

 

 

 

10:00〜11:01 磐梯山(1,818.6m)

  磐梯山の山頂は随分と賑わっているだろうと思っていたが、辿り着いてみると栗駒山の近くから来たという青年が一人いるだけの静かさであった。その直前までは大勢の登山者の姿があったようであったが、それらの人達が下り始めた直後で我々到達したようだ。山頂に着いて最初に目に飛び込んで来たのが、猪苗代湖であった。眼前全面に拡がるようなデカイ湖(うみ)のように感じられた。あとは360度の大眺望であった。ひとつひとつコメントするのは控えたいほどのスケールであった。その眺望の中で、ちょっと早い昼食をゆっくりと摂った。

 

 

 

 

 

 

 

〈猪苗代湖を見下ろす磐梯山山頂〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈安達太良山の連山を遠望する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈赤茶けた櫛ヶ峰(1,636m)の先に小野川湖、秋元湖、吾妻連山を望む〉

 

 

 

 

 

 

〈飯豊連山を背景にした猫魔ヶ岳の山塊を俯瞰する〉

〈広大な裏磐梯の高原〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈紅葉した爆裂火口縁の南面を俯瞰する〉

 

 

 

11:31 弘法清水

  山頂で1時間余の時間を過ごしてから下山に掛かった。弘法清水に下ってくるともう一軒の「弘法清水小屋」も開いていた。周囲には我々が下って来る時にすれ違った大勢の団体登山者のものと思われるザックが数多デポされていた。弘法清水からはお花畑経由の道で下ることとした。勿論この季節ゆえに花を見ることは期待しなかったが、この台地周辺の様子を観察するにはとても良い所であった。お花畑を過ぎると登って来た道に合流して、紅葉した森の中を気持ち良く下って行った。

 

 

 

 

〈弘法清水の「弘法清水小屋」〉

〈弘法清水からお花畑を見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈お花畑から山頂部を見上げる〉

 

 

 

 

 

 

〈ダケカンバの森を抜けて行く〉

〈紅葉した森は一際明るい!〉

 

 

 

 

 

〈全面紅葉した斜面を巻いて下り行く〉

〈ブナの森を抜ける〉

 

 

12:29 爆裂火口縁

  爆裂火口縁の展望所から改めて裏磐梯の高原や磐梯山北面の紅葉を眺めた。朝に比べて雲が多くなっており、吾妻連峰の稜線部も雲の中に隠れていた。今日もまた山上だけがガスに巻かれているのだろうか。爆裂火口壁の上の尾根道を中ノ湯跡まで下って行った。色付き始めた樹々が美しい道筋であった。朝方はシルエットとなっていた中ノ湯跡から仰いだ磐梯山も、この時間帯は順光の中で紅葉した前山に護られるかのように聳えていた。

 

 

 

 

〈爆裂火口縁から裏磐梯を睥睨する〉

〈紅葉を始めた火口原斜面を見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈紅葉を始めたブナの森〉

 

 

 

 

 

 

〈中ノ湯跡〉

〈中ノ湯跡から磐梯山山頂を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈八方台へと続くブナの大美林を下り行く〉

 

 

 

13:30 八方台登山口

  中ノ湯跡からは広大で美しいブナの林が八方台まで続いている。この辺りの標高になると、まだ紅葉も色付き始めといったところであったが、まあそれはそれでまた美しくもあった。その林を抜けて6時間程の山歩きの末に八方台登山口に下山した。下山後はまだ早い時間であったので、裏磐梯に下って五色沼を暫し散策し、「休暇村 裏磐梯」(電話0241−32−2421)で入浴した。

 

 

 

 

〈八方台へ下山〉

〈八方台登山口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈コバルトブルーの毘沙門沼〉

 

 

 

〈五色沼毘沙門沼から磐梯山を仰ぐ〉

 

 

〔山行所感〕

  遠征3日目にして初めての晴天下の山行となった。この磐梯山だけはどうしても眺望が得られる日に登りたかった。猪苗代湖や桧原湖などの美しい湖沼の眺望あっての磐梯山だと思っていたからである。また、かつて裏磐梯に遊んだ時に見た五色沼からの磐梯山も眺望も忘れ難いもので、今回も時間を見付けてそこに再訪出来たのは幸運であった。会津に来て美しい「会津磐梯山」に巡り合えて、実に幸せであった。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

〔BACK〕

〔HOME〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ads by TOK2