石鎚山系の人気の山で耐寒訓練  皿ヶ嶺(1,278m)

愛媛県東温市

2010年12月12日(日)     門久単独

 

 

 

 

 

 

〈重畳たる四国山脈の山並〉

 

 

 

12月8日(木)から9日(金)にかけて西日本は寒波に覆われて高嶺では雪になった。

週末に所用で四国へ渡ったが、雨の土曜日から日曜日は打って変わって晴天となった。

帰広前の一時その好天に誘われるように松山近郊の人気の皿ヶ嶺に登ることとした。

皿ヶ嶺も雪を纏っており、ちょっとした雪中山行。

まだ寒さに身体が慣れておらず、先ずは雪の峰での耐寒訓練といったところであった。

 

《山行記録》

上林森林公園駐車場10:21・・・・10:26風穴10:28・・・・10:50(スパッツ着装)10:54・・・・11:03休憩11:06・・・・11:11引地山分岐・・・・11:29竜神平分岐・・・・11:31十字峠・・・・11:43皿ヶ嶺二等三角点(1,270.5m)11:44・・・・11:50皿ヶ嶺山頂(1,278m)11:56・・・・11:59(石鎚山遥拝)12:01・・・・12:13(石鎚山遥拝)12:18・・・・12:24畑野川分岐・・・・12:26竜神平(昼食)13:01・・・・13:05上林峠分岐・・・・13:42風穴・・・・13:46上林森林公園駐車場

〔総所要時間:3時間25分、昼食・休憩等:0時間58分、正味所要時間:2時間27分、歩行距離:5.3q、累積標高差:±502m

 

10:21 上林森林公園駐車場

  上林峠へと上って行く林道上林河之内線は上るほどに雪が残るようになり、路面も凍てついてきていた。夏に流しそうめん店が出る水の元の下辺りには多くのノーマルタイヤの車が路上駐車していた。雪の皿ヶ嶺へ来るのにノーマルタイヤで来るというのはどういうことか・・・?踏み固められた路面がアイスバーン化した林道をゆっくりと走って風穴に近い上林森林公園の駐車場に車を停めた。約10台の車がここまで上がって来ていた。

 

  駐車場から風穴に向かった。夏には大勢の登山者で賑わう風穴であるが、雪に包まれたこの時期には穴の周りに足跡も少なかった。この日は風穴下から延びるメーンの登山道は下山時に使うこととして、往路は風穴から北面の急傾斜地を直登するバリエーションルートを採ることにした。そのルートに踏み込んでみると、少し前を駐車場でお会いしたご夫婦が先行しておられた。そのご夫婦に追いついてみると、我々の前には単独行の古いトレースがあるのみであった。人気の山であるが、このルートを採る登山者は少ないようであった。春から夏にかけては花園が開ける急斜面を衣類調整を幾度かしながら登って行った。

 

 

 

〈登山口の上林森林公園〉

〈雪に包まれた風穴〉

 

 

 

 

〈急峻な斜面に付けられた踏み跡を登り行く〉

〈手製の道標が道を指す〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈樹林越しに里を望む〉

 

 

〈笹に覆われた緩斜面を登り行く〉

 

 

11:11 引地山分岐

  尾根上で皿ヶ嶺と引地山を結ぶ道に合流した。尾根筋は葉を落としたミズナラやブナの樹で覆われている。中には見るのも嬉しくなるような見事なブナの古木もあった。上り基調の尾根筋の道を辿って行くと、やがて左に竜神平へと下って行く道が分れ、なおも尾根筋を行くと十字峠に出た。左は竜神平、右へ下れば六部堂である。十字峠を直進して行くと、左側の自然林と右側の造林地に挟まれた緩やかに上って行く登山道となった。途中の路傍に皿ヶ嶺の二等三角点が建っているが、山頂はまだ先であった。

 

 

 

〈引地山分れの標識〉

〈静かな尾根道を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈低い位置で枝分かれした四国特有のブナの樹〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根沿いにも古ブナがある〉

 

 

 

 

 

〈十字峠〉

〈路傍に建つ皿ヶ嶺二等三角点〉

 

 

11:50〜11:56 皿ヶ峰山頂(1,278m)

  皿ヶ嶺山頂に近付くと甲高く女性の声が響いて来た。山頂はなかなかの賑わいであった。好天に誘われて登って来たお馴染みさんが多いようで、それだけにより賑やかな山頂となっていた。山頂広場から眺める南方向を中心とした眺望は見事であった。遠く九州の峰々も見えようかという眺望であった。お馴染みさん同士の会話が飛び交う山頂は、部外者にとっては居心地が良い所ではなかった。昼食は竜神平で採ることして、先に進むこととした。竜神平への下りでの最大の楽しみは、樹間から覗け見える石鎚連山を眺望することであった。実際にも期待に背かない見事な山容を見せてくれた。

 

 

 

〈皿ヶ嶺山頂に到着〉

〈山頂の標識、相変わらず標高はいい加減〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂から久万の街、大川嶺方面を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈南方向で一際高い明神山(1,541m)〉

 

 

 

 

 

〈大勢の登山者で賑やかな皿ヶ嶺山頂広場〉

〈山頂を後に竜神平に向け下り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈竜神平への道すがら樹間から石鎚連山を仰ぎ見る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈雪の積もった登山道を下り行く〉

 

 

〈井内峠の先に石鎚連山を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈石鎚連山をズームアップ〉

 

 

 

12:26〜13:01 竜神平

  夏は休息を取る登山者で賑わう竜神平であるが、この時期は竜神小屋周辺の広場も雪に覆われており時折登山者が行き交うだけの静寂に包まれていた。ここのベンチで昼食を摂っていると、風穴からの上りでご一緒したご夫婦が山頂から下って来られ挨拶を交わした。お二人は竜神平を周回してから下山されるという。私は予告してきた下山時間が迫っていたので、そのままメーン登山道を辿って下ることとした。登山道は、四国山地特有の険しい北斜面の中程に取り付けられており、上林森林公園近くになって斜面にジグザグを描いて急降下して行った。

 

 

 

〈古ブナ越しに竜神平を望む〉

〈愛媛大学の竜神小屋の周辺にはベンチが並ぶ〉

 

 

 

 

〈竜神平〉

〈竜神平にある龍神社〉

 

 

 

 

〈上林峠への道を見送り風穴への下山の途に〉

〈ベンチのある休憩所〉

 

 

 

 

〈尾根北面の急傾斜地に敷設された登山道を下り行く〉

〈霞んだ松山平野を俯瞰する〉

 

 

 

13:46 上林森林公園駐車場

  3時間半程の雪道歩きの耐寒訓練を無事に終えて森林公園の駐車場へ下った。園地内の池まで行ってみると全面凍てついた氷で覆われていた。そこから見上げると辿って来た尾根を仰ぐことが出来た。まだまだ耐寒訓練というには暖かい日であったが、この尾根の樹々が霧氷や樹氷で覆われるのはやはり年が変わった来年1月になってからであろうか。花の山である皿ヶ嶺には、冬は氷の花が咲く!

 

 

 

〈風穴周辺の岩〉

〈凍てついた上林森林公園の池〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈園地から皿ヶ嶺を仰ぎ見る〉

 

 

 

〔山行所感〕

  今年は5月、7月、そして今回の3度に亘り風穴を含むこの皿ヶ嶺の山域へ来たことになる。四国へ来る度に、時間があれば寄ったという感じだ!アクセスの良さ、花の山としての魅力など、ここについ吸い寄せられている感じでもある。松山周辺の人々のオアシスと言った感じで、四季折々に愛されている山である。雪の時期も同じく大勢の登山者で賑わっているようであった。もう少し寒くなって雪が積れば、スノーハイクが楽しめるとご一緒したご夫婦が教えてくれた。多分有名な霧氷の森を抜けて行くスノーハイクなのであろう。ただ、今年も石割峠分れ〜井内峠の間の踏破が叶わなかった。来年こそはチャレンジして、東温アルプス踏破を達成したいと願うものである。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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