バリエーションルートで登り下る 二ヶ城山(483.2m)

広島市安佐北区・同市東区

2011年1月29日(土)     門久単独

 

 

 

 

 

 

〈二ヶ城山〜木ノ宗山縦走路〉

 

 

 

週末になってまたも寒波の襲来で、県北の山地はまたしても大雪の模様となった。

今冬の県北の雪は尋常ではなく、芸北の八幡の積雪は2メートル近くにもなりなんとしている。

この豪雪に、前夜の酒席の祟りでの出足の悪さが加わって、

この日は雪の山は避け、さりとて遠出も思うに任せられない状況となった。

こんな時は近場のバリエーションルートの探査に限ると、

昼食を食べてから散歩も兼ねて裏山の二ヶ城山に取り付いた。

 

《山行記録》

中岩ノ上バス停12:56・・・・12:58「落合小学校入口」・・・13:04落合小学校入口・・・・13:20上岩上橋・・・・13:38二ヶ城山登山口・・・・14:05二ヶ城山林道終点・・・・14:08縦走路出合14:10・・・・14:13滝野川線90号鉄塔14:15・・・・14:17記念碑前バス停道分岐・・・・14:31登石バス停道分岐・・・・14:34広島西幹線4号鉄塔14:38・・・・14:52馬木八幡神社コース分岐・・・・14:55二ヶ城山(483.2)15:04・・・・15:15広島川内線7号鉄塔・・・・15:34一の谷出合・・・・16:11中国自然歩道出合・・・・16:34「フジランド入口」・・・・16:35上小田バス停

〔総所要時間:3時間39分、休憩等:0時間17分、正味所要時間:3時間22分、歩行時間:9.4q、累積標高差:585m、−611m〕

 

12:56 中岩ノ上バス停

  出発点は広島バスセンターと高陽ニュータウンを結ぶバスが頻繁に行き交う中岩ノ上バス停とした。バス停からニュータウン方面に少し行った「落合小学校入口」交差点を右に採って往復二車線の道を道なりにノロノロと上って行った。ニ車線道路の行き止り地点は左に道を採って下から上って来る旧道に合流した。なおも落合南の集落の中を抜けて上って行くと、山陽道の手前で集落も尽きて、山陽道上に架かる上岩上橋を渡ると高陽中央霊園前に出た。霊園前から山に入っている道が二ヶ城山林道で、その道を辿れば二ヶ城山への岩ノ上登山口がある。

 

 

 

〈高陽町中岩ノ上バス停付近〉

〈二ヶ城山を仰ぎながら落合小学校付近を登り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈落合南の棚田〉

 

 

 

 

 

〈上岩上橋で山陽高速道を越える〉

〈高陽中央霊園から二ヶ城山林道に入る〉

 

 

13:38 二ヶ城山登山口

  高陽中央霊園から15分程で二ヶ城山登山口に出合った。本来はここを右に採って山頂を目指すのであるが、今日はなお二ヶ城山林道を終点まで行って、木ノ宗山からの縦走路に乗ってから二ヶ城山へ到達する迂回ルートを採ることにした。登山口を過ぎると程なく車止めのゲートがあり、道は最近使われたようでしっかりしていた。林道がジグザグを描く地点の手前に清水が湧き出る水場がある。今冬の渇水で水は殆ど出ていなかったが、落合の老年の方が懸命に護っておられる水場である。登山口から30分足らずで林道の終点に到達し、そこで左手から延びてきている尾根筋を通っている電力会社の送電線巡視路に乗った。

 

 

 

〈二ヶ城山登山口:この日は左手の林道を行く〉

〈車止めに出合う〉

 

 

 

 

〈路傍に垂れた氷柱〉

〈林道沿いの水場〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根の狭間に荒谷山が覗く〉

 

 

 

 

 

〈二ヶ城山林道の終点〉

〈林道から電力会社の巡視路に乗る〉

 

 

14:13〜14:15 縦走路出合

  巡視路に乗って直ぐに今度は二ヶ城山と木ノ宗山を結ぶ縦走路の通る主稜に出合った。ここからは、この主稜線上を二ヶ城山まで辿ることとなった。直ぐ先に滝野川線90号という送電線鉄塔があり、その鉄塔を過ぎると、直ぐに左へ巡視路も兼ねた記念碑前バス停へと下る道が分れていた。巡視路でなくなると、尾根筋の道は細々とした踏み跡然としたものになり、二ヶ城山までそんな状態が続いた。山頂までの間の、登石分岐の手前と、馬木八幡神社への分岐点の手前には滑り易い急坂が控えていた。特に前者の急傾斜面には新たに虎ロープが張られていた。このルートも最近では比較的よく利用されるようになったようだ。

 

 

 

〈二ヶ城〜木ノ宗山縦走路に出合う〉

滝野川線90号鉄塔

 

 

 

 

〈滑り易い急登には虎ロープが掛かっていた〉

〈登石バス停方面への分岐〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈広島西幹線4号鉄塔下から阿武山、高陽ニュータウン方面を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈倉掛山から木ノ宗山への尾根筋、その先には白木山塊も〉

 

 

 

 

 

〈縦走路は細々とした踏み跡である〉

〈馬木八幡神社からのルートを合わせる〉

 

 

14:55〜15:04 二ヶ城山(483.2m)

  迂回路を採ったので、出発点の中岩ノ上バス停から2時間を要して山頂に到達した。山頂は無人で静寂の世界であった。ただ、北から西側を除く眺望は良かった。遙かに冬の斜度の低い陽光に輝く広島湾もくっきりと眺めることが出来た。「さて、ここからどう下山しようか?」と考え、夕暮れまでには悠々と下山出来る用、電力会社の巡視路を経由して一の谷から中国自然歩道に下ることにした。そう決めれば、善は急げと直ぐに山頂を出て、暫し蝦蟇ヶ峠への主稜線を辿って行った。

 

 

 

〈二ヶ城山々頂〉

〈呉娑々宇山、藤ヶ丸山の稜線を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈手前は木ノ宗山、背後は高鉢山〜安駄山の山塊〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈松笠山越しに広島市街地、広島湾を遠望する〉

 

 

 

 

 

〈山頂直下の三叉路、ここを左に蝦蟇ヶ峠への尾根道を採った〉

〈尾根筋の日溜まりの道を行く〉

 

 

15:15 送電線鉄塔(広島川内線7号)

  山頂から10分程尾根筋を辿って行くと今度は広島川内線の送電線が通っており、その7号鉄塔が尾根に建っている。その足元から西側の斜面に巡視路が下っており、この日はこの道を下ることとした。2007年1月6日に一度下ったことのあるルートであった。相変わらず良く手入れのされた山道が一の谷に下るまで続いていた。4年前と変わらず焚き火跡が谷間の合流点にあった。その先は、今もって道筋がはっきりとしていなかった。笹原の中を突き切ったり、渓流沿いを迷い迷い辿ったりしながら踏み跡らしい所を捜して下り、やっと産業廃棄物焼却炉の奥の車道終点に出ることが出来た。そこから中国自然歩道は直ぐあった。

 

 

 

〈広島川内7号鉄塔から送電線巡視路に入る〉

〈落葉が厚く積もった巡視路を下り行く〉

 

 

 

 

〈杉林に入り一の谷へと下る〉

〈一の谷に下ると道は不鮮明になってくる〉

 

 

 

 

〈一の谷の渓流を渡る〉

〈倒木などに難渋しながら何とか車道に出る〉

 

 

16:11 中国自然歩道出合

  中国自然歩道の一の谷口からバス通りまではそんなに遠くない。車道を兼ねた自然歩道を矢口方面へ下って行った。仰ぎ見る阿武山の上空には雪雲が舞っているようであった。

 

 

 

〈中国自然歩道を兼ねた温品と高陽町矢口を結ぶ車道に出る〉

〈阿武山を仰ぐ矢口の集落を下る〉

 

 

16:35 上小田バス停

  自然歩道は矢口から安佐大橋へと続くが、上矢口の建設会社のある三叉路で自然歩道から左に分れてフジランドの住宅団地に入った。団地のメイン道路をアップダウンして抜けるとバス通りへと出ることが出来た。団地入口の交差点を左に採って広島市街地方面へ暫し行くと上小田バス停があった。広島バスセンター方面へのバスが頻繁に通っている。

 

 

 

〈フジランドの住宅団地を抜ける〉

〈上小田バス停〉

 

 

〔山行所感〕

  バリエーションルートを採ると馴染みの山でも新鮮で、やや心躍る所に変わる。それが楽しくて、少々の藪漕ぎならそれを厭わずにチャレンジすることにしている。今回のルートは二ヶ城山へのバリエーションルートの部類に入るではあろうが、上りも下りも初めてのルートではなかった。とは言え、しょっちゅう通るところではなかったので、なお新鮮味があった。そのルートの軌跡を取っておきたくて散歩がてら歩いてみたというのが正直なところではあったが、、ちょっと変わった二ヶ城山登山ルートとしても纏まったものになっているとも思うのだが如何であろうか。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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