ちょっと早足の花の山巡り 皿ヶ嶺

愛媛県東温市

2011年5月21日(土)    門久単独

 

 

 

 

 

 

                   〈この日の斜面の花畑の主役はホウチャクソウか・・・!?〉

 

 

 

前日に綱繰山・西山への山行を終えた後も引き続き四国に滞在した。

その翌日のこの日は、午前中には時折晴れ間も見えたものの、

昼頃から一時雨が降り、その後も不安定な天気が続いた。

午後も遅くなって身の周りも自由になり、また天気も安定してきたように思えたので、花の山・皿ヶ嶺に出掛けてみた。

前回の登山から1週間経ち、山の様子も変わり、また新しい花々を見ることを期待しての山行であった。

 

《山行記録》

上林森林公園15:17・・・・15:18風穴15:19・・・・16:39竜神平16:43・・・・16:47上林峠分岐・・・・18:23風穴18:24・・・・18:25上林森林公園

〔総所要時間:3時間08分、休憩等:0時間26分、正味所要時間:2時間42分、歩行距離:41q、累積標高差:±456m〕

 

15:17 上林森林公園

  県道209号線で上林の集落の最上部まで上がってから狭い林道「上林河之内線」に入り、曲がりくねった道を上林森林公園まで上がった。午後3時を回った時間で登山者の殆どはもう下山したようで、広い園内の駐車場に停められた車は2台だけであった。園内の管理道で一番奥まった風穴の直下まで上がり、そこに愛車を停めた。

  駐車場所から風穴は目と鼻の距離であった。高温多湿の天気ゆえに、風穴から吹き出る冷気は霧となって漂っていた。もう1か月程度経てば咲くヒマラヤの青い芥子は、雪の消えた穴の底で少しだけ成長しているように思えた。時間も遅いので、この風穴をスタート地点にして早足で山の北面のお花畑を周回してみることにした。ニシノヤマタイミンガサやハシリドコロが拡がった急斜面にイチリンソウ、ヤマブキソウは相変わらず沢山見ることが出来た。それ以外にも沢山の花々が見られた。この日新たに出逢うことが出来たのはホウチャクソウとクマガイソウであった。ホウチャクソウは殊の外プレゼンスが高かった。グリーンシャワーの中で同色系ゆえにそんなに目立ちはしないものの、ここでのこの日の主役と言っても過言ではないほどに次から次へと姿が見られた。多くの花々が咲くお花畑やグリーンシャワー注ぐ林の中を抜けて、この日は山頂は目指さず、竜神平へと向かった。

 

 

 

〈田植を終えた麓から霧立つ皿ヶ嶺を仰ぐ〉

〈森林公園の林床はコンロンソウで埋められていた〉

 

 

 

 

〈風穴の底のヒマラヤの芥子〉

〈ラショウモンカズラ〉

 

 

 

 

〈ツクバネソウ〉

〈ウワバミソウ〉

 

 

 

 

〈この日沢山見掛けたホウチャクソウ〉

〈ヤマブキソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈緑なすお花畑の斜面〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈岩場に咲いたイチリンソウ〉

〈どっしりと構えるイチリンソウ〉

 

 

 

 

〈これがシコクスミレか!〉

〈ヤマルリソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈イチリンソウの群生が斜面を埋める〉

 

 

 

 

 

 

〈まだ見事に咲いていたヤマシャクヤク〉

〈その蕾も・・・!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈もうピークを過ぎた感じのシコクカッコソウ〉

 

 

〈見事に咲いてくれたクマガイソウ〉

 

 

 

 

〈ミヤマハコベ〉

〈イワカガミもまだ健在であった〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈グリーンシャワー注ぐ森を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ミツバツツジ〉

 

 

〈これぞ四国のブナという感じ!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根筋は将に新緑の世界!〉

 

 

 

16:39〜16:43 竜神平

午後5時に近い竜神平には他に登山者の姿はなかった。ここへ来るまでの間に遠くで雷鳴が聞こえるなど天気は悪化してきたようで、それまでは時折陽が差す状態であったのが、随分と薄暗く感じられるようになっていた。単独行の登山者に孤独感を覚えさせるような天気の成り行きではあったが、そんな折に水場の上に満開に近いシャクナゲの花を見付けてふと安堵感を覚えた。もう竜神平に長居する時間的な余裕もなかったので、風穴への正面登山道を辿って直ぐに下山に掛かることとした。長いトラバース道を行く間に、新緑の山が一時ガスに巻かれたりはしたが、その沿道にも春の花々が多く、それらを楽しみながら歩くことが出来た。

 

 

 

〈竜神平に到着〉

〈龍神社が祀られた竜神平〉

 

 

 

 

〈竜神平の水場を彩る石楠花〉

〈石楠花もほぼ満開だ!〉

 

 

 

 

〈竜神平を後に下山の途に〉

〈ベンチのある休憩所〉

 

 

 

 

〈樹間から上林の棚田を俯瞰する〉

〈俄かにガスが巻いてきた・・・〉

 

 

 

 

〈新緑の北斜面を下り行く〉

〈ヤマブキソウ咲く登山道〉

 

 

18:25 上林森林公園

  一時的にガスに巻かれた登山道であったが、それも直ぐに晴れて、また雨に遭うこともなかった。上林森林公園は夕刻の静寂の中にあり、風穴の周りには吹き出した冷気が醸した霧が漂っていた。

 

 

 

 

 

 

 

〈冷気が霧となって漂う風穴〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈真白なコンロンソウ〉

 

 

 

〈上林森林公園へ下山〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈麓から稜線部が雲に隠れた皿ヶ嶺を仰ぐ〉

 

 

 

〔山行所感〕

  3時間ほどの足早の花巡りであった。この山の花はまったく素晴らしい。退屈をする暇もないくらいに次から次に花々が展開してくれる。自分なりには、多種多様な花々に出逢った積りではあるが、地元の方々のサイトなどを拝見すると、出逢えていない花々、どこを探したら良いのか分からない花々などがまだまだ多い。花の世界も、この山域に限っただけでも奥深いものがある、今、この山には初心になって付き合って行きたいと思う。

 

 

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