梅雨明け直後の草原の山 雲月山(991.2m)

広島県山県郡北広島町・島根県益田市

2011年7月11日()       門久単独

 

 

 

 

 

 

                                   〈ササユリは雲月山によく似合う〉

 

 

 

今年は7月8日(金)に中国地方は早々の梅雨明けとなった。

梅雨明け10日に何処かの高嶺に行ってみたいとこであるが、何かと手詰まりでそれは叶いそうにない。

そんな中で、仕事がオフのこの日、昼間だけちょっと時間が出来たので雲月山を歩いて気を紛らわしてきた。

ササユリにはもう遅いだろうと観念していたが、

緑深まる草原にまだ初夏の花々もいくらか残り、夏の山を彩る花々も幾つか咲き始めていた。

《山行記録》0

東屋下駐車場11:38・・・・11:48雲月峠駐車場・・・・11:58岩座山・・・・12:14高山・・・・12:34雲月山(991.2m)(昼食)13:10・・・・13:46仲の谷・・・・13:54東屋下駐車場

〔総所要時間:2時間16分、昼食・休憩等:0時間36分、正味所要時間:1時間40分、歩行距離3.5q、累積標高差:±281m

 

11:38 東屋下駐車場

  東屋下の水洗トイレのある駐車場に愛車を停めた。先客の福山ナンバーの車が1台停まっていた。先ずは車道を歩いて雲月峠の登山口に向かった。路傍や草原の中に初夏の花々が幾種類か見られた。雲月峠近くのキャンプ場に車が一台停められていた。登山口の上の方の斜面で昆虫採集をしている人の車のようであった。登山口から岩座山のピークへの急坂を登って行った。上空の青空と白い雲はもう盛夏の訪れを思わせた。急坂の登りはやはり暑かった。笹原の中に枯れかけたササユリの花などが見受けられた。

 

 

 

〈駐車場から雲月山々頂を望む〉

〈草原保全への協力依頼〉 写真をクリックすると拡大します

 

 

 

 

〈ウツボグサ〉

〈ウツボグサ(白)〉

 

 

 

 

〈アカショウマ〉

〈ヒメジオン〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                             〈雲月峠登山口〉

 

 

 

 

 

〈カキツバタ〉

〈夏の山〉

 

 

11:58 岩座山

  雲月峠から登った最初のピークが岩座山である。山焼きされた南面の草原はお花畑を形成するが、今はササユリが完全に終わり、オオバギボウシが咲き始めたところであった。今の盛りはウツボグサとノアザミくらいで、ちょっと寂しい感じも否めなかった。岩座山のピークから一旦鞍部に下り、第2のピークの高山への急坂を登って行った。先客のご夫婦とここで行き違った。この急斜面は紅いヤマツツジが多い所ではあるが、これももう完全に姿を消していた。高山のピークからはアップダウンを繰り返す尾根道を辿って雲月山へと登って行った。

 

 

 

〈岩座山々頂〉

〈雲月峠の旧芸北町章〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                         〈岩座山から高山、さらに雲月山への稜線を望む〉

 

 

 

 

 

〈ノアザミ〉

〈オオバギボウシ〉

 

 

 

 

〈遙か石見の大地の先に日本海を望む〉

〈大江高山の火山群〉

 

 

 

 

〈高山のピークから雲月山を望む〉

〈オニヤンマが笹の葉に止る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈放牧された牛たち〉

 

 

〈夏の登山道〉

 

 

 

12:34〜13:11 雲月山(991.2m)

  雲月山々頂の広場を独り占めして昼食を摂った。陽光は厳しいものがあったが、風がよく吹き渡り暑さは感じなかった。山頂からの眺望は秀逸であった。中でも東方に見える天狗石山、高杉山、阿佐山の山塊が堂々として気持ちが良かった。南の方角には、大峯山、東郷山、阿弥陀山、やや西にスライドすると天上山、小室井山なども確認出来た。西方の大潰山の先には西中国山地の幾つかの名峰たちが覗いていた。昼食後は、859メートルピーク、仲の谷を通る周回ルートで駐車場まで還ることとした。地味なルートではあるが、それまでの山焼きされた草原とは違った植生を見ることが出来るのが楽しい。案の定、草原では終わってしまっていた、ササユリの花が、それも見頃の姿で数カ所で見ることが出来た。オカトラノオの群生も見られた。その他、まだまだ山菜もその気になれば潤沢に採れる感じであった。そんな風情の中を抜けて、仲の谷へと下って行った。

 

 

 

〈雲月山の二等三角点〉

〈雲月山から岩座山方面を眺める〉

 

 

 

 

〈高杉山、天狗石山方面を望む〉

〈大潰山の先に臥龍山、掛頭山、深入山などが覗く〉

 

 

 

 

〈この道を周回して下山の途に・・・〉

〈辛うじて残っていた新鮮なササユリ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                           〈高山と岩座山のピークの間に大江高山が覗く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                               〈オカトラノオ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                    〈真夏の陽光を浴びるササユリ〉

 

 

 

 

 

〈仲の谷からの大登りと岩座山〉

〈仲の谷の放牧用の柵〉

 

 

 

 

〈ヒヨドリバナ〉

〈仲の谷からの急坂から雲月山を仰ぎ見る〉

 

 

13:54 東屋下駐車場

  放牧される牛の出入口のゲートのある仲の谷まで大下りすると、今度は駐車場まで急坂を一気に登り返さねばならない。雲月山周回路を左回りする時に最も辛いところと言えよう。とは言え、そんなに長い距離でもないので、ちょっとした辛抱である。急坂を登り切ると駐車場脇にあるトイレ棟の裏手で、そこを回り込むと忽ちゴールとなった。

 

 

 

 

 

 

 

                                   〈駐車場から東屋と岩座山を仰ぐ〉

 

 

 

〔山行所感〕

  昼食時間を含めても2時間程で周回出来るのが雲月山である。距離や高低差を考えれば物足りなさを感じること必至のところであるが、歩いてみると、意外にも満足度は高いものになるのが不思議である。季節季節の潤沢な花々が目を楽しませてくれることがその主因であることは間違いない。広島から意外に遠いのが難点ではあるが、深入山と共に困った時に訪ねても間違いのない貴重な山であると言える。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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