登山道筋には秋の兆し 深入山(1,153.0m)

広島県山県郡安芸太田町

2011年8月19日(金)     チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

                                         〈雨の中に咲くキキョウ〉

 

 

 

お盆を過ぎても続いていた猛暑の日々にやっと一区切りをつける雨の日となった。

例年のことながらこの時期になると深入山のキキョウの咲き具合が気になってくる。

深入山の草叢にはこの時期になると秋の訪れを予兆させる花々が咲き始める。

秋雨前線が南下して来て好天は望めなかったが、その山へ出掛けてみた。

 

《山行記録》

南登山口12:59・・・・14:01東登山道合流14:06・・・・14:16深入山(1,153.0m)14:24・・・・14:36九合目東屋(ティータイム)15:16・・・・15:23八畳岩・・・・15:29展望岩15:34・・・・15:50西登山道分岐・・・・16:08西登山口方面巻き道分岐・・・・16:14大谷分岐・・・・16:20南登山口

〔総所要時間:3時間21分、休憩等:0時間53分、正味所要時間:2時間28分、歩行時間:4.4q、累積標高差:±398m〕

 

12:59 南登山口

  遅い出発であったので、南登山口前の駐車場に着いたのは昼を過ぎていた。車内で戸河内IC前の「おふくろ弁当」で購入した弁当で昼食を摂った。小雨が降ったり止んだりの天気であったが、食後直ぐに仕度を整えて南登山道から登り始めた。登山道は直ぐに急坂となるが、早速に道路脇の草叢にママコナ、ホソバシュロソウ、ノギラン、ヤマハギ、ツリガネニンジンなでの花々が姿を見せてくれ、登り行く程にお目当てのキキョウの花がその数を増して行った。南登山道の中腹はその花が咲き乱れ、将にキキョウ・ロードと言った感じであった。雨が徐々に強くなって行ったが、その他の秋の訪れを感じさせる花々も含めて、道中多くの花々が目を楽しませてくれた。

 

 

 

〈南登山口から山頂に霧が流れる深入山を仰ぐ〉

〈ママコナ(ゴマノハグサ科)〉

 

 

 

 

〈ノギラン(ユリ科)〉

〈ホソバシュロソウ(ユリ科)〉

 

 

 

 

〈ツリガネニンジン(キキョウ科)〉

〈ヤマハギ(マメ科)〉

 

 

 

 

〈キキョウ(キキョウ科)〉

〈ハバヤマボクチ(キク科)〉

 

 

 

 

〈霧雨に閉ざされた周囲の山域〉

〈山頂への稜線を仰ぐ)〉

 

 

 

 

〈キキョウのお花畑〉

〈フジバカマ(キク科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                         〈キキョウ・ロードを行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                               〈キキョウ・ロードから深入山々頂を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

〈カワラナデシコ(ナデシコ科)〉

〈オミナエシ(オミナエシ科)〉

 

 

14:01 東登山道合流

  山頂直下でいこいの村から上がってきている東登山道と合流した。この合流点の周りにはコオニユリ、ユウスゲ(キスゲ)、ナンバンギセルなどの花々が多く見られ、更にマツムシソウまで花を開いていた。雨が降り続いていて、周囲の好眺望は全くと言って望みようがなかったが、ユウスゲの多い山頂部東面の急坂を山頂へと登って行った。

 

 

 

〈南登山道と東登山道の合流する所

〈コオニユリ(ユリ科)〉

 

 

 

 

〈ナンバンギセル(ハマウツボ科)〉

〈ユウスゲ(キスゲ)(ユリ科))〉

 

 

 

 

〈霧に巻かれた南尾根を俯瞰する〉

〈小雨に濡れて咲くツリガネニンジン(キキョウ科)〉

 

 

14:16〜14:24 深入山(1,153.0m)

  雨の中で花々の写真を撮りながらの登攀であったので、深入山々頂に着いたのは南登山口を出てから1時間15分ほど後のことであった。山頂は生憎と雨脚がやや強くなっており、霧雨に霞んでいた。記念写真を撮ってから、早々に林間コースの道を採って下山に掛かることとした。山頂広場の周りの草叢もお花畑になっており、ここにはユウスゲやツリガネニンジンの花が多かった。西面から北面の斜面に回り込んで行くと、ナンバンギセルやマツムシソウが多く見られるようになり、やがてススキの穂も見掛けるようになった。早くも秋の到来を感じさせる花々であった。

 

 

 

〈小雨降る深入山々頂〉

〈シラヤマギク(キク科)

 

 

 

 

〈雨の山頂に咲くツリガネニンジン(キキョウ科)〉

〈雨の中花を開いたユウスゲ(ユリ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   〈マツムシソウ(マツムシソウ科)〉

 

 

 

 

 

〈ワレモコウ(バラ科)〉

〈早くも穂を出したススキ(イネ科)〉

 

 

14:36〜15:16 九合目東屋

  小雨が降り続くので林間コースの9合目にある東屋に寄って暫しティータイムを取ることとした。休憩中に一時雨脚が強くなったりはしたが、雨に濡れることを気にしなくても良い東屋の中は快適であった。40分間もの長居をした後で、ここで雨具を纏って下山の途に就いたが、直ぐに雨が上がって薄日が射す天気になったのは皮肉であった。それでも、山頂部の霧はなかなか晴れなかったが、本来であれば向真入山から恐羅漢方面を眺望する展望岩で雨具を脱いだ。林間コースに花々は少なかった。西登山道の分岐点近くにある西尾根上の東屋の下辺りの草叢に、キキョウやノギランがなどが見られた程度であった。登山道はコナラの美林の中にジグザグを描いて我々を南登山口へと導いてくれた。

 

 

 

〈林間コース9合目にある東屋〉

9合目東屋から深入山々頂を仰ぐ〉

 

 

 

 

〈周囲の山々は相変わらず霧に閉ざされていた〉

〈ヤマジノホトトギス(ユリ科)〉

 

 

 

 

〈八畳岩から霧に閉ざされた深入山々頂を仰ぎ見る〉

〈展望岩からは霧の塊が望めるのみ〉

 

 

 

 

〈薄日に照らされたヤマハギ(マメ科)〉

〈ノアザミ(キク科)〉

 

 

 

 

〈西尾根上の東屋をバックにして咲くキキョウ(キキョウ科)〉

〈山頂が雲に隠れた深入山を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                    〈コナラの森の見事な笹の林床〉

 

 

 

16:20 南登山口

  コナラの美林の中で西登山口への巻き道を右に分けて南登山口への道を採ると、やがて深入山南麓の草叢の中に出た。草叢にはキキョウやツリガネニンジンの花々が咲き誇っていた。無事に南登山口に下山した。南登山口の周辺に設置されているグランドゴルフのコースでは元気なグループの方々がプレー中であった。グリーンシャワーの運動広場では、高校生達がアメリカンフットボールの合宿練習に励んでいた。

 

 

 

〈西登山口への巻き道を分ける〉

〈南登山口への登山道〉

 

 

 

 

〈南登山口近くの草叢に咲くキキョウ(キキョウ科)〉

〈下り来た頃に恐羅漢山が姿を現した〉

 

 

 

 

〈南登山口付近でグランドゴルフに興じる人達〉

〈グリーンシャワーのグランドではアメフトの合宿中であった〉

 

 

〔山行所感〕

  前日までの酷暑からは打って変わっての涼しい日となった。やはりこんな日の山歩きは楽であった。弱いながらも雨の中ではあったが、あまり気にせずに気持ち良く歩くことが出来た。この時期になると、深入山に行く気になるのは不思議である。秋の訪れが間近に感じられる晩夏から初秋の花々の饗宴が、何にも増して魅力である。今年も訪ねることが出来て満足であったが、今は南登山道のキキョウ・ロードが何にも増して圧巻であった。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

〔BACK〕

〔HOME〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ads by TOK2