師走には一年の締め括りの忘年登山 松笠山(374.6m)

広島市東区・安佐北区

2011年12月10日(土)   11人の仲間たち+チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

                                 〈松笠山々頂で忘年登山の大宴会〉

 

 

 

長い間紅葉に現を抜かしている間に師走に入ってしまった感じの今日この頃である。

冬らしい寒気に震える日など殆どなく、師走とは信じられない日々とも言える。

とは言え実際に12月の、それも中旬を迎える頃合となってしまい、今年も忘年登山を挙行することとした。

年に一度だけの山上での宴会、

今年は松笠山の山頂に総勢13名で登っての大宴会となった。

 

《山行記録》

戸坂駅9:17・・・・9:23龍泉寺9:24・・・・9:27琴比羅神社()9:33・・・・10:03松笠観音寺10:14・・・・10:23八畳岩展望台10:30・・・・10:46四等三角点(331.5m)10:48・・・・10:51温品雨量観測局・・・・11:09松笠山(374.6m)(宴会)13:10・・・・13:40松笠観音寺13:50・・・・13:52龍頭観音・稲荷神社・・・・13:54三鬼堂跡13:56・・・・13:58稲荷神社・龍頭観音堂14:01・・・・14:03松笠観音寺・・・・14:11湯釜古墳分岐・・・・14:14湯釜古墳14:19・・・・14:24湯釜古墳分岐・・・・14:41琴比羅神社()14:43・・・・14:47重氏稲荷神社14:49・・・・14:58戸坂駅

〔総所要時間:5時間41分、宴会・休憩等:2時間52分、正味所要時間:2時間49分、歩行距離:6.9q、累積標高差:±590m〕

 

 9:17 戸坂駅

  集合場所はJR芸備線戸坂(へさか)駅前。メンバーは、日光さん、大黒さん、吉祥さん、仰天さん夫妻、SNシスターズ、仁王さん夫妻に今年も「気ままな山登り」夫妻が加わってくれて、我が夫婦を合わせて総勢13名の大所帯となった。戸坂駅前は、広島駅方面からの列車が到着すると、もう一組若いグループも揃って、時ならぬ大賑わいとなっていた。駅前からの出発はわがグループの方が先であった。直ぐに駅裏に廻り込んで重氏稲荷神社の紅い鳥居を潜って山中へと向かった。龍泉寺から琴比羅神社の谷間に入ると、1週間前には盛りであった紅葉がすっかり落ちており、谷筋はまるで朱色の絨毯を敷いたように紅色の落葉で埋まっていた。暫しのこの特異な景観の中に酔い痴れた。琴比羅神社を後にすると、胸突きの急坂を登る険しい道となった。この急坂は松笠観音寺の境内に入るまでの間、時間にして30分足らず続いた。この日のルートの中で、随一の辛抱を強いられる所と言えた。

 

 

 

JR芸備線戸坂駅〉

〈戸坂駅前には時ならぬ大勢の登山者が集うた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈龍泉寺〉

 

 

〈紅葉の終わった琴比羅神社〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                               〈落葉の積もった険しい急坂を登り行く〉

 

 

 

10:03〜10:14 松笠観音寺

  のんびりと歩いて戸坂駅から40分ほどで松笠観音寺に着いた。ここまで下山してくる2人の早出の登山者に会ったが、境内に人影はなく静かな佇まいであった。観音堂に参拝してから、霊水井戸でこの日の宴会用の水を汲ませて貰った。境内に繁る巨樹群などを暫し見てから観音堂の裏手から始まる八畳岩展望台への道に入る頃には、若いグループも松笠観音寺に上がって来ていた。

 

 

 

〈山門を抜けて松笠観音寺の境内へ〉

〈松笠観音堂〉

 

 

 

 

〈巨樹の繁る松笠観音寺境内〉

〈境内の井戸のポンプで霊水を汲む〉

 

 

10:23〜10:30 八畳岩

  松笠観音寺から10分足らず巻き道を行き縦走路に合流すると直ぐに八畳岩と呼ばれる岩盤の上に出た。ここからは西側の眺望が優れている。直ぐ眼下には太田川が流れていて眺望全体に潤いと安定感を醸していた。遙か北西方向に見える芸北の山々は、真っ白い雪の衣を纏っているようであった。八畳岩を後に暫し来た道を引き返してから、松笠山へと続く縦走路を採った。松笠観音寺の背後の尾根筋を抜けてから標高331.5メートルの四等三角点ピークを越えて行くと、今は温品雨量観測局があるNTTのマイクロウェーブ中継塔跡の脇を抜けて牧歌的な山道を辿った。途中で、MTBが登山道を松笠山方面から走って来て我々を驚ろかせた。

 

 

 

〈八畳岩展望台〉

〈太田川の流れの向こうの広島インターチェンジ方面を望む〉

 

 

 

 

〈松笠山への縦走路を採る〉

〈331.5mの四等三角点〉

 

 

 

 

〈マイクロウェーブ補修用の道路と並行する縦走路を行く〉

〈縁起物のマンリョウ(ヤブコウジ科)〉

 

 

11:09〜13:10 松笠山(474.6m)

  松笠山に着いてみると、若者グル―プが山頂広場の2/3程度を占めてランチタイム中であった。我々も残っていた1/3のスペースに陣取って忘年登山の宴会の準備に入った。それぞれが自分の食べ分、飲み分を持参せよという幹事からの指示が出ていたが、宴席が始まるとアルコール分も食べ物も次から次にご馳走が回って来て、例年に勝るような豪華版の大宴会となった。時間が経過する程に宴会のボルテージは上がり、先に下山して行った若者グループなどには羨ましそうに我々を見る人達もまた怪訝な顔をしている人達もいた。約2時間の宴会の後は、記念撮影をしてから、来た道を松笠観音寺方面へと引き返した。

 

 

 

〈松笠山々頂で宴会中〉

〈次から次へと美味しい料理のオンパレード〉

 

 

 

 

〈東に呉娑々宇山を望む〉

〈北にニヶ城山が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                〈遙か広島市街地の先に宮島を望む〉

 

 

 

 

 

〈落葉の積もったマイクロウェーブ補修道路〉

〈縦走路から松笠山のピークを振り返る〉

 

 

13:40〜13:50 松笠観音寺

  松笠山縦走路からの近道を採って松笠観音寺へ下った。松笠観音寺とは実に興味深い所で、境内の山内には多くの小さな社寺があって、嘗ての神仏混淆(習合)時代を想わせる雰囲気を醸している。観音堂の左手に建つ鳥居を潜って北へと延びる尾根筋に点在する社寺にメンバーを案内した。先ず、龍頭観音の小堂宇があり、それに続くように重氏大明神を祀る稲荷神社の建物が敷地一杯に建っていた。その建物の下を潜ってなお北へと進めば平成20年3月に不審火で焼失した三鬼堂跡に出た。密教寺院の雰囲気のあった堂宇が今はなくなって寂しい限りであった。社寺ミニツアーの後は、松笠観音寺の境内を出て、今度は琴比羅神社への急坂の下り口から山中の入った所にある「湯釜古墳」を見に行ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈縦走路から「近道」を松笠観音寺へ下る〉

 

 

〈松笠観音寺の鐘楼〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この鳥居を潜って山内の社寺巡りへ〉

〈龍頭観音堂〉

 

 

 

 

〈隣は重氏大明神を祀る稲荷神社〉

〈三鬼大権現を祀る三鬼堂は3年前の火災で焼失してしまった〉

 

 

 

 

〈湯釜古墳への入口〉

〈湯釜古墳〉

 

 

14:41〜14:43 琴比羅神社

  湯釜古墳を見た後は琴比羅神社への急坂を下った。小さな滝の落ちる琴比羅神社の神域は人の歩みを止める雰囲気のあるところであるようだ。裏参道を採って重氏稲荷神社を向かっていたが、メンバーが琴比羅神社で渋滞しているらしく途中で暫し待つことになった。裏参道脇にあったまだ見頃の紅葉を愛でながら稲荷神社に赴き参拝した。

 

 

 

〈再び琴比羅神社へ〉

〈小さな滝の落ちる谷間を見上げる〉

 

 

 

 

〈僅かに残っていた見頃の紅葉〉

〈琴比良神社裏参道を出たところに重氏稲荷神社が鎮座〉

 

 

14:58 戸坂駅

  重氏稲荷神社からは松笠山南面の急傾斜面を下って戸坂駅に戻った。戸坂駅の裏手にある紅い鳥居は、重氏稲荷神社の鳥居である。一日楽しく過ごしたこの日の忘年登山の山行も戸坂駅前で解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

                                          〈単線肩面の戸坂駅〉

 

 

 

〔山行所感〕

  今年の忘年登山も無事に終えることが出来た。参加したメンバー皆さんの絶大な互助の精神で大いに盛り上がり超豪華な宴会となった。有り難いことと心から思う。今年も実に楽しい一時を過ごすことが出来た。今年一年の山行を思い返し、来年の実り多い山行を期すということを宴席で言葉を交わしながら実施するには時間が足らなかったが、皆それぞれに心中で十分に想うことが出来たと信じたいものである。何はともあれ、メンバー全員が元気に参集出来たことを第一に喜ばねばならないと思う。来年の今頃にもまた元気でお互いに顔を合わせられることを切に願うものである。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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