矢口から福田へ、下山路に記念碑前コースを採る 二ケ城山(483.2m)

広島市安佐北区・東区

2011年12月18日(日)    門久単独

 

 

 

 

 

 

                         〈記念碑前コース上の尾根から広島東ICを望む〉

 

 

 

師走も中旬となって県北の峰々は雪化粧し、いよいよ本格的な冬の様相となりました。

とは言え今年は心身共にまだ寒さへの適応が進んでおらず、白い世界へ行く気になりません。

そこで、いつものことながら近場の未踏の登山道巡りに出掛けることとしました。

この日は、散策も兼ねて二ケ城山の「記念碑前コース」を歩いてみることとしました。

 

《山行記録》

矢口バス停9:11・・・・9:43一の谷橋・・・・10:01延命地蔵・・・・10:16菰口憩の森・・・・10:20蝦蟇ケ峠(二ヶ城山登山口)10:24・・・・10:39惣野谷方面分岐・・・・1102千人塚入口・・・・11:12広島川内線第7号鉄塔11:15・・・・11:36二ケ城山(483.2m)(昼食)12:26・・・・12:29馬木八幡神社コース分岐・・・・12:39広島西幹線第4号鉄塔12:43・・・・12:45登石ルート分岐12:46・・・・12:59記念碑前コース分岐・・・・13:25記念碑前コース登山口・・・・13:34「福田1丁目」交差点・・・・13:36記念碑前バス停

〔所要時間:4時間25分、昼食・休憩等:1時間02分、正味所要時間:3時間23分、歩行距離:8.4q、累積標高差:+563m、−447m〕

 

 9:11 矢口バス停

  「記念碑前コース」は遙か福田の方であるが、この日の出発点は高陽町の矢口バス停。JR芸備線安芸矢口駅からは数分のところ。県道37号線(高陽中央通り)を南へ渡って矢口タクシーの営業所のある角から南の二ケ城山の山塊に向かう小路に入って行った。狭い街路を抜けて行くと「温品47q、安佐大橋2.0q」の中国自然歩道の道標の建つ交差点に出た。ここからはこの道標に従って、蝦蟇ケ峠までこの中国自然歩道を辿って行った。牧歌的な菰口の集落を抜けて行く楽しい道であるが、時折通る車には十分な注意が必要であった。

 

 

 

〈出発点は矢口バス停〉

〈やぐちタクシーのある角から山へと向かう〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈温品へと続く舗道を谷の奥へと行く〉

 

 

 

〈先ずは中国自然歩道を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                            〈朽ちかかった蔵〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈初冬の菰口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                〈勤勉の証〉

 

 

 

 

 

〈菰口延命地蔵〉

〈野菜直売所〉

 

 

10:20〜10:24 蝦蟇ケ峠

  写真などを撮りながら1時間余かかって二ケ城山登山口の蝦蟇が峠へ到達した。これから山道となるので、その前に防寒装備を幾らか緩める衣類調整をした。幾度も通った長い尾根道であるが、春以降はご無沙汰していた。そうした意味では久しぶりであったが、笹も綺麗に刈ってくれており申し分なかった。ただ枯れた松などの倒木が何箇所かで登山道に倒れてきていたのが気になったが、歩行を難しくするものではなかった。嬉しかったのは、千人塚への踏み跡が以前に比べればよく踏まれている様子であったことだ。尾根終盤の送電線鉄塔でMTBを担いだ男性二人に遭遇した。お聞きすれば、落合南から入山して蝦蟇ケ峠へ抜けるという。MTBではなかなかの難コースであろうと思うが、口の悪い人が「馬鹿尾根」とも呼ぶ、この尾根筋の走行が楽しみで登ってきたということであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈蝦蟇ケ峠の二ケ城山登山口〉

 

 

 

〈菰口憩の森のメタセコイヤ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈木漏れ日の道〉

 

 

 

〈二ケ城山への長い尾根道を行く〉

 

 

 

 

 

〈まだ残るコナラの紅葉〉

〈千人塚入口〉

 

 

 

 

〈広島川内線第7号鉄塔から川内、緑井方面を望む〉

〈尾根筋から呉娑々宇山を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                           〈松笠山の山頂の向こうに宮島の島影が覗く〉

 

 

 

11:36〜12:26 二ケ城山(483.2m)

  山頂に到着すると一組の紳士淑女が岩陰の日溜まりでランチタイムを終えられようとしているところであった。お話しをお伺いすれば、朝方に上深川駅を発ち木ノ宗山から三田ケ峠経由でこの二ケ城山へ縦走し、これから蝦蟇ケ峠経由で松笠山に登り戸坂駅に下山されるとのこと。木ノ宗の憩の森からの縦走路には難渋されたと話されていたが、仲々の健脚のお二人である。(後刻わがブログにコメントを頂いて、この紳士はブログ「めたぼりんの館」の“めたぼりんさん”であったことが分かった。)お二人が松笠山に向かわれた後はもう登って来る登山者もなく、独りゆっくりと昼食を摂ってからこの日の目的の「記念碑前コース」に向けて木ノ宗山への縦走路を辿ることとしました。相変わらずの灌木の中を行く細い登山道ですが、脚元のブッシュも綺麗に刈り払われており、まずまずの歩き易いコンディションであった。広島西幹線第4号送電線鉄塔の周りでこのルート随一の眺望を楽しんでから、今ではこの方面では最も利用者の多い登石コースへの取り付きを余所に縦走路中では最大の難所である急坂の下りに突入し、新しいトラロープで下ってから暫し行くと記念碑前コースの下山路取り付きは直ぐであった。

 

 

 

〈二ケ城山々頂〉

〈灌木越しに呉娑々宇山と対峙する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈二ケ城山から望む広島市街地と広島湾〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                      〈広島市街地中心部と宮島〉

 

 

 

 

 

〈ここから木ノ宗山への縦走路に入る〉

〈尾根筋からの可部方面の眺望〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈広島西幹線第4号鉄塔付近から見た阿武山〜白木山の大眺望〉

 

 

 

 

 

〈木ノ宗山の先には高鉢山・安駄山の山体が〉

〈東側に下る登石コースを余所に更に尾根筋を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈〈縦走路の難所に新しい虎ロープが張られていた〉

 

 

〈灌木の中の狭い踏み跡を辿る〉

 

 

12:59 記念碑前コース分岐

  この日まで幾度となく縦走路を通る度に、いつかここから下ってみようと思い続けてきたがいよいよそれが実現する時となった。小さな手作りの道標が道を指しているものの迫力不足は否めない。電力会社の送電線鉄塔の標識もあるが、送電線の通るルートは下山路とは全く違う方向のようであった。分岐から下山路に入ると直ぐに送電線下を刈り込んだ裸地に出た。送電線は右手()下方の変電所に向かって延びており、刈り込みもそちら方面に続いていた。裸地を横切って広島東IC方向に下る小尾根筋を辿って行くと、直ぐに電力会社の巡回路は裸地の方へ向かって行き、登山道は尾根に沿って続いていたが、道の相はドラスチックに変貌して倒木累々とした道に変わった。その荒れようは驚くばかりであったが、時折は登山者が通るのであろうか人の歩くところは何とか確保されている感じで、難渋したという記憶のない不思議な空間でもあった。それでも下山路取り付きから30分も経たないうちに福田一丁目の住宅団地最奥部の登山口に出ることが出来た。住宅団地の中を下って行くとバス通りは直ぐであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈記念碑前コース取り付き点の手書きの道標〉

 

 

〈広島東IC近くへ下る尾根筋を辿る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈巡視路は広島変電所へと向かった〉

 

 

 

〈良く整備された送電線巡視路部分〉

 

 

 

 

〈巡視路を外れると途端にこんな状況に・・・〉

〈足元は登山靴も埋もれる程の落葉の堆積〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                        〈倒木累々とした登山道〉

 

 

 

 

 

〈福田1丁目の住宅地に下山〉

〈登山口はこの民家の向こう側〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈記念碑前コース拡大図〉

 

 

 

13:36 記念碑前バス停

  登山口から下る道筋には南天の紅い実が房々とし、またもう蝋梅の花が開き始めており、初冬というには些か馴染まない雰囲気でもあった。記念碑前コースの登山道は多くの登山者を迎える道ではないようであった。人の手もそんなに入っていないようで、さてこれから先にこの道が生き残るか否か断言するだけの自信は持てなかった。県道70号線(温品通り)の「福田1丁目」交差点に出ると、記念碑前バス停は目の前であった。赤バス(広島バス)の広島バスセンター・小河原間のバスが頻繁に走っていた。

 

 

 

〈鷹の条山を仰ぎながら住宅団地を下る〉

〈もう蝋梅が花開いていた〉

 

 

 

 

〈「福田1丁目」交差点へ下山〉

〈広島バスの便が多い「記念碑前」バス停〉

 

 

〔山行所感〕

  「記念碑前コース」の踏破を果たすことが出来て満足の散策兼山行であった。二ケ城山東面の登山道は馬木八幡神社コースや登石コースには道標が設置されているが、この 「記念碑前コース」には道標らしい道標はなかった。ちょっと寂しい道筋であった。少しでも歩く登山者があれば嬉しい限りだ。

  さて下山口からは我が家は山の向こうであった。これは山越えをせねばと、散策を延長して記念碑前バス停から三田ケ峠を抜けて中深川駅まで歩き、芸備線で帰路に就いた。矢口バス停から12.8qの道程であった。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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