いこいの村ひろしまから登り、北尾根を小板に下る 深入山(1,153.0m)・トンガリ山(1,105m)

広島県山県郡安芸太田町

2012年1月28日(土)  「気ままな山登り」ご夫妻+「のほほん日和」ご夫妻+仁王さんご夫妻+チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

 

                           〈新雪の深入山をスノーシューでトレッキング〉

 

 

 

広島の雪山に行く機会が仲々になかった今冬であったが、

ネット仲間の「気ままな山登り」ご夫妻に声を掛けてもらってやっと行く気持ちになることが出来た。

「のほほん日和」ご夫妻、仁王さんご夫妻も一緒に行くこととなった。

天気予報は「曇」とやや冴えないところであったが、この季節ゆえ雪や雨にならねば良しとせねばなるまい。

行く先は、今年の初陣であるのでさして無理をしなくて済む深入山とし、

下りは状況を見ながらバリエーションルートを採ることとした。

 

《山行記録》

いこいの村ひろしま9:58・・・・10:21テレビアンテナ・・・・10:48南登山道・東登山道合流点・・・・10:58深入山(1,153.0m)11:08・・・・11:18九合目東屋12:13・・・・12:30トンガリ山(1,105m)12:37・・・・13:37大雪原13:41・・・・13:52小板(車道)・・・・14:05駐車場所

〔総所要時間:4時間07分、昼食・休憩等:1時間18分、正味所要時間:2時間49分、歩行距離:4.5q、累積標高差:+427m、-443m〕

 

 9:58 いこいの村ひろしま

  どんよりとした朝の空であった。その天気のせいか午前9時の「いこいの村ひろしま」の駐車場はまだかなり空きスペースが目立った。この日のルート設定の相談をしてから、下山口の小板へ車を一台回送した。上りは快走機関車の仁王さんに先陣をお願いした。東登山口から入山し、先人が引いてくれていたトレースを追って途中から南東尾根にトラバースして上って行った。旧芸北町八幡の積雪量が105pというだけに、雪の量は十分であった。南東尾根の両側の雪崩の巣のデブリは新雪に覆われて見えなくなっていた。大きなスノーボードを担いだボーダーや山スキーを履いたスキーヤ―と抜きつ抜かれつで登って行った。山頂直下の南登山道と東登山道の合流点から上の急坂はトレースも殆どなく気持ち良く雪を踏み開いて登って行った。その頃になって、上空に青空も見えるようになってきた。

 

 

 

〈「いこいの村ひろしま」の駐車場から深入山を仰ぎ見る〈下山後〉〉

〈東登山口から出発〉

 

 

 

 

〈霧氷の疎林脇から南面を左に巻くトレースを辿る〉

〈「いこいの村ひろしま」の建物を見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                           〈完全に雪に埋もれた向真入山の稜線を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

〈トラバースして南東尾根に乗った〉

〈赤松の立つ南東尾根筋を登り行く〉

 

 

 

 

〈ボーダー、スキーヤーと抜きつ抜かれつしながら登る〉

〈ガスに巻かれた恐羅漢山方面〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  〈深入山々頂部への最後の上りへ〉

 

 

 

 

 

〈山頂直下の南登山道と東登山道の合流点〉

〈南登山道と林間コース登山道の間の谷間を見下ろす〉

 

 

10:58〜11:08 深入山(1,153.0m)

  「いこいの村ひろしま」からちょうど1時間で深入山の山頂へ登り詰めた。風の弱い日であったが、山頂を渡る風はやはり冷めたく凍えた指先が痛いほどであった。周囲360度の視界が開けているが、朝から霞んでいた眺望は一向に晴れず、聖湖の先の高岳や北方の臥龍山が靄の中に辛うじて見える程度であった。記念撮影をしてから早々に昼食を摂るために霧氷を結んだ樹林帯を抜けて北面九合目の東屋へ行くことにした。北面には流石にトレースが一切なかった。全くのヴァージンスノーの雪原を気持ち良く下って行った。東屋の中に吹きこんだ雪を固めたが、そこは冷たい風が抜けて余りにも寒いので、直ぐ隣の風が避けられる日溜まりの雪原に場所を移してランチ会場とした。いつもながら、食後には皆さんから沢山のおやつを戴いた。「のほほん日和」さんはお餅も含めて温かい善哉の用意をしてくれており、雪の山上で温かく、美味しい善哉を戴いた。贅沢この上ないものと言えた。皆さん、ご馳走になりました。食後は、予定通りにトンガリ山から北尾根を下ることとして、東屋のある九合目からトンガリ山との間の鞍部に拡がる雪原へと下って行った。

 

 

 

〈深入山々頂〉

〈山頂広場の雪原に刻まれた風紋〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   〈山頂から霞む高岳、聖湖を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  〈山頂の灌木をエビの尻尾が覆う〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        〈九合目東屋、トンガリ山越しに臥龍山を遠望する〉

 

 

 

 

 

〈青空が開け始めた山頂部に霧氷の花が咲く〉

〈ヴァージンスノーを蹴って九合目東屋へと下る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                            〈九合目東屋付近から深入山々頂部を仰ぐ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                         〈霧氷に飾られた深入山山頂北面直下の樹林帯〉

 

 

 

 

 

〈雪の山上にお餅を焼く芳ばしい香りが漂った〉

〈デザートに温かく、美味しい善哉を頂いた〉

 

 

 

 

〈深入山々頂を背に下山の途に・・・〉

〈九合目東屋からトンガリ山との間の鞍部広場へ下り行く〉

 

 

 

 

〈トンガリ山々頂直前の鞍部の広場から深入山を仰ぎ見る〉

〈トンガリ山の頂へ稜線の樹林を抜けて向かう〉

 

 

12:30〜12:37 トンガリ山(1,105m)

  ややはしかい樹林の中を縫うようにしてトンガリ山の山頂に出た。そこだけちょっとだけ樹林が開けていたが、山頂といった佇まいはなかった。眼の先には掛頭山の東方の山群が望めた。このトンガリ山の山頂からは下山点付近の眺望を得ることは出来なかった。密な樹林が拡がるやや険しい傾斜面を見るだけであった。地図で下山口の方向を確認して磁石を固定した。磁石の指す方向に向かって斜面を下って行くのみであった。直ぐに急傾斜面を下るようになった。谷筋に下りないように気を付けながら下って行ったが、本来の尾根筋を右に外れていることに気付いてからは、斜面をトラバースするようにして尾根筋に戻って行った。尾根筋に復帰してからは、今度はGPSの画面を見ながら尾根上を辿って行くこととした。行く程に赤テープもあって、ルートは間違いないことが確認できた。灌木帯から松などの緑の多い林となって、最後にちょっとしたマウンドのような小丘を越えて行くと、視界がパッと開けて前方に白い臥龍山を望む広い雪原に出た。畑なのだろうか、放牧地なのだろうか、とにかく広い真っ白な雪原であった。ここで車を留め置いた場所が地図上ではっきりとしなかったので、兎に角車道に出ることとした。大雪原を抜けて樹林の中に再び入ると、直ぐに民家の裏手に出て、民家を回り込むと簡単に除雪された車道に出ることが出来た。

 

 

 

〈トンガリ山々頂〉

〈樹林の中の急傾斜面を抜けて小板へと下り行く〉

 

 

 

 

〈霧氷満開の樹林の尾根筋を伝う〉

〈真白き世界をひたすら下る〉

 

 

 

 

〈下るに従って松の樹も多くなってきた〉

〈臥龍山を仰ぐ大雪原に出た!〉

 

 

13:52 小板

  車を置いた所からかなり西に寄った所に出たようであった。スノーシューを外して国道191号線方面に歩いた。右手に見える臥龍山の稜線部が見事なほどに真っ白であった。暫し歩くと緑公団が作った大規模林道との交差点に出合った。車は大規模林道脇に停めていたので、その道に入った。もう距離は近いはずであった。緩やかに上る道がピークアウトして下って行くと直ぐに朝方留め置いた車に出合った。車道を歩くこと10分余であった。

 

 

 

 

 

 

 

                                      〈小板の集落の裏手に出た〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                     〈仰ぎ見る臥龍山の稜線部は雪と氷の世界のようだ!〉

 

 

 

 

 

〈小板の車道に出てスノーシューを外す〉

〈暫し留め置いた車まで車道を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                               〈小板の集落からトンガリ山を仰ぎ見る〉

 

 

 

 

 

 

下山後、男性陣は「いこいの村ひろしま」へ車のピックアップに行った後で、女性群が先に立ち寄っていた大規模林道と国道191号線の交差点近くにある山小屋喫茶「花木」(はなき)に参集した。のんびり、ゆったりと全員で温かいストーブの前で山談義などをしながらマスター心づくしのコーヒー、紅茶、ココアに加え、ハーブティまでも戴いて1時間半余の憩いの時間を持った。こんな時間も良いものである。

 

 

 

〈小板にある山小屋風の喫茶「花木」で暫し憩うた〉

〈「花木」の軒先から垂れる氷柱〉

 

 

 

 

〈軒先にやって来たヤマガラ〉

〈色合い、香り、味覚とも様々なハーブティを戴いた〉

 

 

〔山行所感〕

  やっと西中国山地の雪に山に行くことが出来た。それにバリエーションルート狙いで、深入山の北尾根ル―トを下ることが出来て大変に楽しかった。このルートは「低山名山」さんの昨年2月5日のレポートを参考にさせて戴いた。こうしたルート取りをすると、馴染みに馴染んだ深入山といえども甚だ新鮮であった。今回の山行に声を掛けて戴いた「きままな山登り」ご夫妻、ご一緒頂いた皆さんにも御礼を申し上げたいと思う。この日の軌跡を見ると、トンガリ山からの北尾根で一度尾根筋に復帰してからGPSに頼らずになお磁石の指し示す方角にひたすら下る尾根を辿っておれば、国道191号線交差点近く、それも留め置いた車近くに出たであろうと反省する。結果的には難なく帰着出来た訳ではあるが、固定した磁石に辛抱強く従って歩くのがいつも正解であるのに、今回は後半GPS頼みにして違う方角の尾根に乗ったのはやはり要反省と言える。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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