お花畑を巡る山上散策 皿ヶ嶺(1,278m)

愛媛県東温市・上浮穴郡久万高原町

2012年5月13日(日)     門久単独

 

 

 

 

 

 

                                   〈もうこの花も蕾を生すんでいた〉

 

 

 

皿ヶ嶺のお花畑は百花繚乱の様相を呈するようになっているのでは・・・・と、

この日、昼頃までには下山する約束でお花畑巡り専科で山へ向かった。

2週間振りの皿ヶ嶺、

予想通りに登山道沿いの斜面には次から次へと可憐な花々が現れて、

それらに付き合っていると、結局は正午を大きく回っての下山となってしまった。

「花の山には、十分な時間を取って訪れるべし」との教訓を得ることとなった。

 

《山行記録》

水の元(気温13)9:19・・・・9:21お花畑9:35・・・・9:46林道出合・・・・9:50上林森林公園駐車場・・・・9:58風穴9:59・・・・10:41十字峠直登道合流・・・・10:48お花畑11:00.・・・・11:07引地山分れ1109・・・・11:17岩場のテラス11:21・・・・11:27竜神平分岐・・・・11:43竜神平11:48・・・・11:52上林峠分岐・・・・12:00ベンチのある休憩所・・・・12:40林道方面分岐・・・・12:49林道出合・・・・12:58お花畑13:01・・・・13:05水の元

〔総所要時間:3時間46分、休憩等:0時間27分、正味所要時間:3時間19分、歩行距離:7.0q、累積標高差:±940m〕

 

9:19 水の元

  この日は、2週間前に立ち寄れなかった水の元のお花畑に寄るために、水の元に車を停めた。午前9時、駐車場には十分な空きがあった。駐車場からコンロンソウの咲く石段を登れば直ぐにお花畑が拡がっていた。お目当ては、ヤマシャクヤクであったが、残念ながら最盛期はもうとっくに過ぎており、殆どの株は既に花弁を落としていた。それでも、広いお花畑の斜面を隈なく歩けば、まだまだ元気な株も残っており、それは結構な美しさで、一応満足出来るものであった。またスプリングエフェメラルと呼ばれる小さな花々もその多くはもう姿を消していた。初夏に向け花期を謳歌する花々との交代の時を迎えているようであった。林床にやや花が少なくなった桧林を抜けて風穴へと登って行った。

 

 

 

〈定点から朝の皿ヶ嶺を仰ぐ〉

〈今日の登山口は「水の元」〉

 

 

 

 

❁ コンロンソウ ❁

❁ ラショウモンカズラ ❁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❁ ヤマシャクヤク ❁

 

 

 

〈まだ残っていてくれたヤマシャクヤク〉

 

 

 

 

〈やや紫色がかったヤマシャクヤク〉

〈こちらでは3輪揃って〉

 

 

 

 

❁ ルイヨウボタン ❁

❁ イチリンソウ ❁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❁ ユキザサ ❁

 

 

 

❁ ウラベニイチゲ(イチリンソウの別名) ❁

 

 

 

 

❁ ツクバネソウ ❁

❁ ウワバミソウ ❁

 

 

 

 

〈上林森林公園駐車場付近〉

❁ ヤマブキ ❁

 

 

9:58〜9:59 風穴

  上林森林公園駐車場や風穴の直ぐ下の車道沿いには沢山の車が停められていた。この日の皿ヶ嶺も数多にの登山者となるようであった。風穴からはこの日も2週間前と同じ稜線へ直接登って行く登山道を採ることにした。このルートは風穴から引地山分れ直下までずっとお花畑の連続となり、頗る楽しいところと言える。道中では、2週間前のハシリドコロからヤマブキソウに主役が交代していた。この山のヤマブキソウにも、2種類の花があることに初めて気が付いた。ヤマブキソウは、その葉がヤマブキとそっくりであるが、セリバヤマブキソウはギザギザの葉であった。ともあれ、引地山分れまで、ノンビリゆっくりと花々を観察しながら登って行った。

 

 

 

〈風穴入口〉

〈風穴:ヒマラヤの青い芥子の育っている〉

 

 

 

 

❁ コチャルメルソウ ❁

❁ コガネネコノメソウ ❁

 

 

 

 

❁ エンレイソウ ❁

❁ ホウチャクソウ ❁

 

 

 

 

❁ ヤマブキソウ ❁

❁ セリバヤマブキソウ ❁

 

 

 

 

❁ フタバアオイ ❁

〈フタバアオイの実のようだ〉

 

 

 

 

〈斜面一面に拡がるハシリドコロ〉

〈ハシリドコロも実を生すんでいる〉

 

 

 

 

〈険しい斜面に拡がるお花畑を登る〉

〈トリカブトはまだ蕾になる前〉

 

 

 

 

❁ イチリンソウ ❁

❁ ヤマルリソウ ❁

 

 

 

 

❁ ミヤマハコベ ❁

〈イチリンソウの群生:六大関以上だ!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                          ❁ シコクカッコソウ ❁

 

 

 

11:07〜11:09 引地山分れ

  引地山分れでもう午前11時を回っていた。正午までに下山するなら、もう下山しなければならなかった。しかし、ここまで来て竜神平に立ち寄らず、また花々の咲く竜神平への正面道を下山しない手はないと、下山が遅れることを覚悟して竜神平を経由して下山することとした。さすがに山頂に立ち寄ることは諦めた。稜線部でも花々を観賞しながら、竜神平へと下って行った。

 

 

 

〈引地山分れ〉

〈樹々が芽吹き始め稜線を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❁ コイワガガミ ❁

 

 

 

〈岩場にしがみつくコイワカガミ〉

 

 

 

 

〈ブナも芽吹きの時〉

〈山頂に向かわず竜神平へと下る〉

 

 

 

 

❁ クロフネサイシン ❁

〈芽吹くの稜線部から下界を眺望する〉

 

 

11:43〜11:48 竜神平

  竜神平へ下ると愛媛大学小屋の前の広場には沢山の登山者が憩うておられた。もう正午前であったので、急ぎ下ろうと思ったが、小屋近くの水場の上のシャクナゲが咲き始めているのに気づいて、またここでも渋滞することとなった。シャクナゲの花は1週間程先であろうかと考えていたが、やはり今年の季節の足取りはかなり速くなっているようであった。シャクナゲを見た後は、下山の途に就いた。この正面道とも言えるルートには、この日見た花々が色々な態様をして花開いていた。いわばオールキャストでのフィナーレと言った趣きであった。花の山・皿ヶ嶺の真髄を見るようにも思えた。

 

 

 

〈賑わう竜神平〉

〈咲き始めたシャクナゲ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                             ❁ シャクナゲ ❁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ベンチのある休憩所〉

 

 

 

〈ブナの尾根を下る〉

 

 

 

 

❁ シコクカッコソウとヤマルリソウ ❁

❁ イチリソウとヤマルリソウ ❁

 

 

 

 

〈新緑の北斜面を巻きながら下る〉

〈新緑の樹々の間から上林地区を俯瞰する〉

 

 

 

 

❁ ヤマブキソウとイチリンソウ ❁

❁ ヒメエンゴサク ❁

 

 

 

 

❁ イチリンソウ+ヤマブキソウ+ニシノヤマタイミンガサ ❁

❁ ヤマブキソウとヤマシャクヤク ❁

 

 

 

 

 

 

 

 

❁ ヤマブキソウとウラベニイチゲ(イチリンソウ) ❁

 

 

 

13:05 水の元

  下山時は風穴には寄らず、正面道がジグザグを切る区間から分岐する近道を辿って一旦林道に下り、そこからは午前中に登った桧林の中の道を下って水の元へと下って行った。コンロンソウが林床に咲いた桧林が頗る美しかった。水の元の駐車スペースは、さほどの混みようではなかった。大型連休が終わって最初の週末である。皆さんこの週末は休養の日々と決められたのであろうか?

 

 

 

〈水の元への近道を採った〉

〈コンロンソウ咲く林床〉

 

 

 

 

❁ ラショウモンカズラとコンロンソウ ❁

❁ ユキザサ ❁

 

 

 

 

〈ヤマシャクヤク咲くお花畑を下る〉

〈水の元〉

 

 

〔山行所感〕

  予定よりかなり遅れて下山した今回のお花畑巡りの山行であった。花の山・皿ヶ嶺には遅れさせるだけの花々が揃っていた。とにかく、春から夏にかけての皿ヶ嶺は、次から次へと咲き継ぐ花々が素晴らしい。この次の機会にもまた、あの花、この花の咲き具合を見てみたいという想いが既に芽吹いている。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

〔BACK〕

〔HOME〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ads by TOK2