岩尾根を辿って豊作のシャクナゲを訪ねる 鎌倉寺山(613m)

広島市安佐北区白木町

2012年5月18日()   ランボーさん&テクテクさん+仁王さん+チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

                                   〈鎌倉寺山山頂に咲くシャクナゲ〉

 

 

 

そろそろ鎌倉寺山のシャクナゲが見頃とのことで、

前週の月曜日に十種ヶ峰でニアミスをしたランボーさん&テクテさんが来られるという連絡を頂いた。

ここは我が準フランチャイジーの山域ゆえ、ご案内を兼ねてご一緒することとした。

急な話であったが、仁王さんも参加して賑やかな山行となった。

 

《山行記録》

登山者用駐車場8:47・・・・8:52関川登山口・・・・9:18岩場コース分岐9:22・・・・9:28馬の背9:35・・・・9:50馬の背の頭9:55・・・・10:08南峰(474m)・・・・10:34十畳岩10:37・・・・10:59槍ヶ峰(537m)11:01・・・・11:43権兵衛山(昼食)12:22・・・・12:23鞍部・・・・12:33鎌倉寺山(613m)13:06・・・・13:09鎌倉寺跡13:12・・・・13:23鞍部・・・・13:50渡渉・・・・13:53登山口・・・・14:02牛岩集落・・・・14:18登山者用駐車場

〔総所要時間:5時間31分、昼食・休憩等:1時間36分、正味所要時間:3時間55分、歩行距離:5.7q、累積標高差:±690m〕

 

 

 8:52 関川登山口

  関川登山口から歩いて数分奥へ行ったところにある車道脇の退避所に車を停めた。登山口は今は樹林の中に埋もれようとしている関川荘への入口の反対側の山裾にある。かつては「水源かん養保安林」の大きな看板があって分り易かった登山口であったが、今はそれが小さな「保安林」の標識に替わり、周りの樹々も成長してしまってなかなか分り難くなっていた。よく観察すれば、樹林に穴が開いたような空間があり、そこから樹林の中へ踏み跡が続いていたので登山口と分った。樹林の中に入ると直ぐに急坂が始まった。古い花崗岩質の斜面で、滑り易い道であった。20分余で岩場コースと普通コースの分岐があった。ここは左の岩場コースを採った。尾根筋をちょっと巻くと直ぐに垂直の岩場となり、ひと登りすると「馬の背」と呼ばれるナイフエッジの岩場に出た。ここを通過するにはかなりの技量と度胸が要る。この日はよく観察するに止めて、巻き道を採った。馬の背を過ぎても、険しい岩場が馬の背の頭まで続いた。馬の背の頭から俯瞰する馬の背は、関川からの高度感が存分に感じられ絶景と言えようか。この日最初のピークである南峰までは、そこから10分程の尾根歩きであった。

 

 

 

〈登山口の林道上手にある登山者用駐車場〉

〈関川登山口:7人のグループが待機されていた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈登山開始直後から急登が続く〉

 

 

〈岩場コースに立ちはだかる岩場〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈馬の背越しに馬の背の頭を仰ぐ〉

〈馬の背越しに関川の谷間を俯瞰する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈馬の背の尾根と関川を鳥瞰する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈森の中に埋もれようとする関川荘〉

 

 

〈南峰直下の岩場を見下ろす〉

 

 

10:08 南峰(474m)

  猫の額ほどの空地のある南峰は特別なこともないのでそのまま通過して、ロープの張られた岩場を下って鞍部へと下りた。鞍部から見下ろした北斜面の樹林の奥にシャクナゲの花が見えた。とても下りて行ける所ではなかったので、岩尾根に登り返して先に進んでいると路傍にちょうど見頃の立派な花を付けたシャクナゲの樹を見付けることが出来た。ここでこれだけの花が見れるのであれば、この先に期待が持てた。ゆっくりとこの日最初のシャクナゲの花を見てから、岩の多い尾根筋を辿って十畳岩へと向かった。行く手の右下方には牛岩の集落が鳥瞰出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈これから行く十畳岩、槍ヶ峰を望む〉

 

 

 

〈南峰山頂〉

 

 

 

 

〈南峰を下ると現れたシャクナゲ〉

〈蕾は赤みを帯びる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                           〈今、ちょうど見頃!〉

 

 

 

10:34〜10:37 十畳岩

  十畳岩は南峰と槍ヶ峰の間の尾根上にある露岩の広い空間である。あまり広い空間のない岩峰にあって小グループが休憩出来る貴重な所と言える。ここではまた360度の眺望が得られた。見返せば歩いて来た馬の背の頭、南峰が、行く手には槍ヶ岳の先端部分が望めた。北方向には広々とした志和口の盆地が広がり、稜線の南麓には牛岩集落が箱庭のように鳥瞰出来た。暫し休憩の後十畳岩を後にすると、一度鞍部に下ってから露岩の多い尾根筋の急坂を槍ヶ峰へと登って行くこととなった。

 

 

 

〈十畳岩から南峰を振り返る〉

〈志和口方面の眺望〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈岩場の登り返し〉

 

 

 

〈険しい岩場を下る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                         〈牛岩集落を俯瞰する〉

 

 

 

10:58〜11:01 槍ヶ峰(537m)

  槍ヶ峰の頂にも広々とした空間はない。ここからも来し方の眺望が頗る良かった。ピークの東側に回り込めば、これから行く権兵衛山のピークとその背後に鎌倉寺山の大きな山体がドンと構えていた。ピークを越えて急な道を鞍部に下って行くとこの日2番目のシャクナゲの花が路傍に待っていてくれた。ちょうど見頃の素晴らしい花々であった。ちょっとした岩場を南側を巻いて越えると3番目のシャクナゲがこれまた見頃に花開いていてくれた。眺望の良い尾根道を辿って権兵衛山手前の鞍部に下ってから登り返そうとしていると、それまででは最大のシャクナゲの一群に遭遇した。多様な色合い、様々な形をした花を追ったが、最後は切りがないと切り上げて先へと進むこととなった。灌木の多い樹林の中を登る権兵衛山への道は殊の外急坂続きであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈槍ヶ峰から遠く安駄山の山塊、白木山(右手)を望む〉

 

 

〈槍ヶ峰東面の懸崖〉

 

 

 

 

〈剣ヶ峰山頂から下った小鞍部に咲くシャクナゲ〉

〈輝かんばかりの咲き様〉

 

 

 

 

〈懸崖を巻いて渡る〉

〈権兵衛山、鎌倉寺山が間近になってきた〉

 

 

 

 

〈尾根上の枝先で今開かんばかり!〉

〈登山道脇で今満開に!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                 〈尾根上から志和口の街を見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        〈権兵衛山手前の鞍部にあった一群のシャクナゲ〉

 

 

 

 

 

〈美しい蕾たち〉

〈弾けんばかり!〉

 

 

 

 

〈円熟した感!〉

〈頭上の高みに咲く〉

 

 

11:43〜12:22 権兵衛山

  権兵衛山の山頂には小グループ向けの広場がある。ここで我々はランチタイムを取ることとした。この山域では貴重なオープンスペースで、松の木が適度な日陰を提供してくれて、なかなかに居心地の良いところであった。メンバーがそれぞれ持って来た手作りのデザートなどの交換もあって、それまでに消費したカロリーを遙かに越える摂取をしてしまったようだ。みなさん御馳走になりました。食後は、もう間近となっている鎌倉寺山へと勇んで向かった。権兵衛山から1分で十字路の峠へくだり、そこから登り返すこと10分程で鎌倉寺山の山頂であった。

 

 

 

〈権兵衛山から南横行hの眺望〉

〈白木山遠望〉

 

 

 

 

〈十字路が交わる鞍部〉

〈ギンリョウソウの幼芽〉

 

 

12:33〜13:06 鎌倉寺山(613m)

  鎌倉寺山の山頂にはシャクナゲを求めて登って来られた数多の方々が三々五々散らばって昼食を摂ったり、憩うたりしておられた。肝心のシャクナゲは、この鎌倉寺山山頂の北面一帯をピンクに染めて咲き誇っていた。不作の年には、一輪の花を見付けるのも難しいこともあるのに、今年は大豊作。どこを見ても見頃の花、これから花開こうとする蕾を見ることが出来た。山頂部の稜線を辿りながら、それらの花々を追っていると瞬く間に30分間の時間が経過してしまった。これほどの豊作を見たのは初めてのことであった。いつまでもいたいような気持ちもあったが、下山する潮時となって、南斜面にある鎌倉寺跡にメンバーを案内してから下山の途に就いた。

 

 

 

〈沢山の登山者で賑わう鎌倉寺山々頂〉

〈山頂北面はシャクナゲの林〉

 

 

 

 

〈今がちょうど見頃となった時か!〉

〈高い枝先に妖艶に咲く一群〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                            〈木漏れ日をスポットライト風に受けて輝く!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                     〈逆光の中に浮かび上がる!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                  〈調和!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                      〈間もなくエネルギー発散!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈円熟のペア〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                  〈爛熟!〉

 

 

 

 

 

〈鎌倉寺跡〉

〈鎌倉寺山南面を下る〉

 

 

13:53 登山口

  下山は十字路の峠から南面の牛岩集落側の斜面を下った。いつもながらに思いのほか長く感じる急な道であった。峠から25分程で渡渉点に下った。難なく渓流を渡って左岸に上がると、直ぐに林道に出た。そこがこの牛岩側の登山口であった。手作りの指導標が木の幹にくくりつけてられてあった。ここからは林道を辿り、田植えを終えたばかりの棚田が段をなす牛岩集落を抜けて車を停めた退避所へと下って行った。

 

 

 

〈渡渉点〉

〈牛岩側の登山口〉

 

 

 

 

〈コガクウツギ〉

〈牛岩集落の直ぐ奥の車止め〉

 

 

 

 

 

〈牛岩集落〉

〈田圃の石垣〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                      〈南峰下の懸崖を見上げる〉

 

 

 

14:18 駐車場

  牛岩集落ではただ一人の住人に会うこともなく、鳥の囀りだけが聞こえる静かな環境の中を車を停めた車道の退避所まで下った。頭上には南峰直下の懸崖が屹立していて、なお圧倒される程の迫力を感じた。5時間半程の間、岩と花の山を楽しんでメンバー全員無事に下山出来た。

 

 

〔山行所感〕

  ランボーさん、テクテクさんをお迎えしての鎌倉寺山行は、久し振りの岩の感触と、豊作、見頃のシャクナゲの花のお陰でこの上もなく楽しいものになった。今年の鎌倉寺山のシャクナゲの出来は、特質ものと言えよう。この山へ

暫くご無沙汰していたのが、申し訳ないような気持ちにもなった。ランボーさん&テクテクさんが、お越しになられたが故に掴むことが出来た好機であったとも言えよう。ランボーさん、テクテクさん、有難うございました。そして賑やかな山行の雰囲気を醸して頂いた仁王さんにも感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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