初夏の花々にご挨拶 大佐山(1,069.0m

広島県山県郡北広島町・島根県浜田市

2011年6月4日(月)      チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

                                          〈満開のレンゲツツジ〉

 

 

 

6月の予定表にはズラリと初夏のメジャーな花見の予定が並ぶが、

この週末はまだどの花にも少々早過ぎる時期のようである。

こんな時には手近な山の稜線で爽やかな風に吹かれながらの山行を楽しみつつ、

そこに咲く初夏の花々にも触れたいものである。

先ず浮かんだのは、場所により怪しく色変化するレンゲツツジの花。

山上にあってなかなかに主役になれない花であるが、

初夏の風物の中で確実なアクセントとなっていることは間違いない。

この花をキーとして、暫くご無沙汰の西中国山地は大佐山を歩いてみることとした。

 

《山行記録》

大佐スキー場駐車場10:31・・・・10:42里見尾根・・・・10:4478番リフト乗り場・・・・11:24 935mピーク下11:28・・・・11:54リフト終点・・・・12:09大佐山(1,069.0m)12:56・・・・13:04リフト終点・・・・13:23 935mピーク下・・・・13:4978番リフト乗り場・・・・13:50里見尾根・・・・14:01大佐スキー場駐車場

〔総所要時間:3時間30分、昼食・休憩等:0時間51分、正味所要時間:2時間39分、歩行距離:5.9km、累積標高差:458m〕

 

10:31 大佐スキー場駐車場

   朝食をゆっくりと摂ってから広島市北郊の自宅を出て、豊平を経由して大佐スキー場へと愛車を走らせた。夏季も営業中のレストハウス前の広い駐車場に車を停めてさせてもらって登山支度を整えた。レストハウスのゲレンデ側には綺麗に掃除されたトイレも完備されている。

   スキー場の管理道がそのまま大佐山への登山道である。グランドゴルフ場として営業中の綺麗に整備されたゲレンデ入口から真っ直ぐに延びるコンクリート舗装された道を登って行った。ゲレンデには一面コウゾリナが咲いて真っ黄色であった。10分程の上りで里見尾根を越えて第7と第8リフト乗り場のある鞍部へと下った。管理道は鞍部から東西にと方向を変えた三つのゲレンデのうちの南側をそれの中を大きく巻いて高度を上げて行った。

 

 

 

〈大佐スキー場の管理道路からスタート〉

〈ゲレンデはコウゾリナの黄色に彩られて〉

 

 

 

 

〈里見尾根を越える〉

〈第7リフト・第8リフト乗り場を通過〉

 

 

 

 

〈ゲレンデ内の管理道路を登り行く〉

〈ヒメハギ〉

 

 

 

 

〈ニガナとコウゾリナの黄色一色のゲレンデ〉

〈アカツメクサ〉

 

 

 

 

〈スミレ〉

〈チャルメルソウ〉

 

 

11:24〜11:26 935mピーク下

   管理道は一旦急傾斜面となったゲレンデを離れてその北側に巻いて第7・第8リフトの終点のある935mピークの下の高台に出た。そこからは里見尾根越しにレストハウスが見下ろせた。ここの前面斜面は一面ワラビが長けた羊歯で覆われ、背後の法面にはアカモノの群生が綺麗に花をつけていた。「ナラ小径」を抜けて第9ペアリフトの乗り場に出るとこの日最初のレンゲツツジがゲレンデの外縁に現れた。なおもゲレンデの中を上って最上部のゲレンデに出ると、ゲレンデの外縁のあちこちにレンゲツツジが咲き誇っており、さながらレンゲツツジロードといった佇まいであった。全般には花の盛りを過ぎたレンゲツツジが多かったのはやや残念であった。リフトの終点を過ぎると、大佐山の山頂まで切り明けの道が続いていた。足元には季節外れながら立派なワラビが生え、登山道の両脇にはブナの樹が並木風に続いていた。

 

 

 

 

 

 

 

                       〈935メートルピーク下からレストハウスを見下ろす〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                 〈アカモノ〉

 

 

 

 

 

〈第9ペアリフト乗り場〉

〈レンゲツツジが姿を現す〉

 

 

 

 

 

〈アカモノと苔のコラボ〉

〈ミツバツチグリ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                             〈ゲレンデ最上部から芸北の山並みを望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                〈ゲレンデの外縁を飾るレンゲツツジ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この色合いに魅了される〉

 

 

 

〈今、満開のレンゲツツジ〉

 

 

 

 

〈チゴユリ〉

〈サルトリイバラの花〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈タンナサワフタギ〉

 

 

〈ブナ林を抜けると山頂〉

 

 

12:09〜12:56 大佐山(1,069.0m) 

   平日の大佐山の山頂には我々以外には登山者の姿はなかった。綺麗に笹が刈られた山頂広場からは南側に芸北の山また山の大眺望が開けていた。向かって左側に天狗石山が、そして右側には掛頭山、臥龍山の秀麗な姿があった。この山頂広場の周囲の茂みにはレンゲツツジの群生があった。紅だけではなく、橙色をしたもの、その中間色のもの等々、レンゲツツジらしい色の変化が見られた。その他にも初夏の花々が見られて多彩な山上であった。この静かな山頂でのんびりとランチタイムを取ってから、花々を再度眺めながら登って来た道を下山することとした。 

 

 

 

〈大佐山々頂〉

〈山頂の一角を飾るレンゲツツジ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  〈山頂から登山口方面を俯瞰する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂から望む掛頭山、臥龍山〉

 

 

 

 

 

〈野ばら〉

〈シロバナウツギ〉

 

 

 

 

〈橙色のレンゲツツジ〉

〈紅色のレンゲツツジ〉

 

 

 

 

〈ガマズミ〉

〈ササユリ(蕾〉〉

 

 

 

 

〈リフト終点から下方を見る〉

〈新鮮なレンゲツツジ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈間もなく梅雨ですね・・・!〉

 

 

 

〈夏ですね・・・!〉

 

 

13:23 935mピーク下

   スキー場の中をピストンする大佐山からの下山道は単調である。その退屈さを紛わせてくれたのが花々とアサギマダラであった。南の島から渡って来たばかりなのであろうか、アサギマダラはまだ落ち着かない様子で忙しげに飛び回っていてなかなかに写真に納まってくれなかった。第7・第8リフト乗場のある鞍部へと下る斜面は、管理道を外れて3本あるゲレンデのうちの中央のそれを下ってみた。下から見上げれば草茫々でとても踏み込み難い様子に見えたが、実際に歩いてみると草も短くよく手入れされたゲレンンデで安心して歩けた。このショートカット道は上りでも十分に使えそうであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈登山口を見下ろす〉

 

 

〈羽を休めるアサギマダラ〉

 

 

 

 

〈ウマノアシガタ〉

〈管理道路を外れてゲレンデをショートカット〉

 

 

14:01 大佐スキー場駐車場

   里見尾根を越えるともう一直線にコンクリート舗装の管理道路をレストハウスまで下るだけであった。レストハウス周辺のグランドゴルフ場には、何組かのプレイに興じる人達の姿が見られ、芝刈り機でコースを整備する係員の姿もあった。これが初夏の大佐山の日常の姿なのであろう。

 

 

 

〈ショウジョウバカマの実〉

〈舗装された管理道路を下山〉

 

 

〔山行所感〕

  2年前のほぼ同じ時期に大佐山から鷹ノ巣山まで縦走した時に、大佐スキー場の上部や縦走路の稜線部でレンゲツツジを見た印象が深く残っていた。この季節にこの山を選んだのはそんなことからであった。梅雨入り前の初夏の中国地方の山には多彩な花々が咲き、登山者を楽しませてくれる。その中にあって、レンゲツツジはとても強いインパクトを与えてくれる花である。この日は、この様々に色合いや趣きを変えるこの花を見ることを中心にして、大佐山を歩いてみた。改めてこの花の多様な在り様が楽しめた感じがする。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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