恐羅漢山のむこう側を周回 恐羅漢山(1,346.4m)・旧羅漢山(1,334m)

広島県山県郡安芸太田町・島根県益田市匹見町

2012年11月10日(土)   気ままな山登りご夫妻+のほほん登山隊ご夫妻+山本隊長+チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

                           〈9時間余の晩秋の森の山旅を楽しんだ一日〉

 

 

 

今秋には行こうとネット仲間と約束していた恐羅漢山の向こう側周回の山旅をやっと挙行することとなりました。

日の短い季節のため早朝7時半に誰もいない牛小屋高原に集合して山行開始としました。

残念ながら都合で参加出来なかった人達も沢山いらっしゃいましたが、都合7名の参加を得てのオフ会となりました。

長い長いこの日のルートに期待と緊張を抱きながら、先ずは恐羅漢山に向けてスキー場へと足を踏み入れました・・・・!

 

《山行記録》

7:45牛小屋高原・・・・8:13スキー場最上部(衣類調整)8:16・・・・8:32立山尾根道分岐・・・・8:38恐羅漢山(1,346.4m)8:43・・・・9:07旧羅漢 (1,334m) 9:16・・・・9:41カマノキビレ9:45・・・・9:55広見林道終点方面分岐・・・・10:14三本栃10:26・・・・10:41ハゲノ谷林道出合・・・・10:54広見林道出合10:56・・・・11:01広見山登山口11:03・・・・11:28ジョシのキビレ分岐11:32・・・・11:49ジョシのキビレ(昼食)12:22・・・・12:57ジョシ谷出合13:02・・・・13:32亀井谷出合(広見入口)13:40・・・・14:12石垣・・・・14:22三十三曲り入口14:27・・・・15:22台所原15:24・・・・15:30台所原平15:36・・・・16:09管理林道終点・・・・16:20早手のキビレ16:24・・・・16:35夏焼けのキビレ16:37・・・・17:00牛小屋高原

〔総所要時間:9時間15分、昼食・休憩等:1時間46分、正味所要時間:7時間26分、歩行距離:18.0q、累積標高差:±1,805m

 

 7:45 牛小屋高原

  この週末はこの日だけが晴れとの天気予報であった。スタート早々からスキー場ゲレンデの急登となるコース採りとなったが、ゲレンデから振り返って見た周囲の眺望はかなり霞んでおり、上空も刷毛で掃いたような雲が拡がっていた。雨の心配はないようであったが、この日はこんなはっきりとしない天気の一日になるのだろうと納得した。途中で幾度か衣類調整をしながらも順調に恐羅漢山々頂に向け登って行った。

 

 

 

〈牛小屋高原の登山口〉

〈先ずは、立山尾根ルートで恐羅漢山へ〉

 

 

 

 

〈スキー場トップの森はすっかり葉を落としていた〉

〈夏焼けのキビレから尾根道に出合う〉

 

 

 8:38〜8:43 恐羅漢山(1,346.4m

  午前8時半過ぎの恐羅漢山の山頂には我々以外にどなたの姿もなかった。ここで人に逢わなければ、この先では熊に遭っても人の姿を見ることはないだろうと思った。先が長いので早々に旧羅漢山に向けて出発した。尾根上では十方山方面から吹いてくる風が冷たく、ここでも衣類調整を要した。この季節、なかなかに温度調節というか衣類調整が難しい。アップ&ダウンを繰り返すこの日のルート採りでは一層難しい。平太小屋原の湿地に下ると風はなくなり、旧羅漢山への上りで短い距離ながらも体温が上がった。

 

 

 

〈恐羅漢山々頂〉

〈十方山の山稜のスカイラインを望む〉

 

 

 

 

〈正面に旧羅漢山を望みつつ縦走路を行く〉

〈平太小屋原〉

 

 

 9:07〜9:16 旧羅漢山 (1,334m)

  旧羅漢山の山頂では、山頂大岩の裏側の岩に上がってカマのキビレから広見山方面のこれから歩く山域を一望した。メンバーの殆どは旧羅漢山から先を歩くのは初めてであった。山頂を発って暫し旧羅漢山の北面の露岩の間を縫うように下った。露岩帯を抜けると道は西北へと方向を変えて亀井谷と広見谷の間の稜線部を行くようになった。比較的良く踏まれたはっきりとした踏み跡が続いており、概して稜線の左側は杉の植林地、右側は自然林であった。そんな道を淡々と25分程下ってカマノキビレに到達した。地図で見れば稜線部の鞍部であるが、樹々や笹原に囲まれていてそんな雰囲気は感じられなかった。ここで踏み跡は90度左に曲がって稜線部を外れてハゲノ谷左谷を下って行くこととなった。10分程で広見林道終点方面への道が右に分岐している筈であったが、分岐を示していると思われるテープはあったもののその踏み跡を見つけることが出来なかった。カマノキビレからはずっと植林地の中を下ってきたが、この辺りから先は踏み跡がはっきりせず、テープを頼りにしないと道筋を失いそうであった。以前は比較的にはっきりした踏み跡であったが、今では歩く登山者が少なくなったのであろう。テープを注意深く探してハゲノ谷の下部に向かって慎重に下って行った。

 

 

 

〈旧羅漢山々頂の大岩〉

〈これから歩く広見山方面の山域を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈大型のサルノコシカケが路傍に転がる〉

 

 

 

〈亀井谷と広見谷の間の稜線部を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈カマノキビレ〉

 

 

〈荒れた踏み跡に落ち葉が積もる〉

 

 

 

 

〈広見林道終点への分岐を過ぎた所で出逢った輪〉

〈植林地の中の薄い踏み跡を辿って下る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈晩秋!〉

 

 

〈植林の中の輝く一隅〉

 

 

10:14〜10:26 三本栃

  ハゲノ谷を下って行くこと30分程で左手に最も太い幹が根元から折れてしまった三本栃が見えてきた。春先以降にN川さんを始め多くの方々から「三本栃が二本栃に」との情報を頂いていたが、今やっと自分の目で確認することが出来た。折れた幹の根元が大きな空洞になっており、昨冬の雪の重さと自重に耐え得なかったのであろうが、やはり寂しい姿であった。暫く三本栃との逢瀬を愛しみたかったが先を急ぐ身の辛さ、10分余でそこを後にした。植林地を抜けて2度ばかりの渡渉を経て、最後にハゲノ谷林道終点の手前でハゲノ谷本流に架かった木橋を渡るのであるが、この橋が悲惨にも流されて堰堤となってしまっていた。ここは下流部を渡渉してハゲノ谷林道に出た。まだ残っていた紅葉と左手を流れる渓流などを楽しみながら広見林道へと歩いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈最も太い幹が折れてしまった三本栃に再会〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈倒れ落ちた幹)〉

〈実質二本栃となってちょっと寂しい!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈落ちて堰堤となったハゲノ谷の橋〉

 

 

〈落ちた橋の下流側を渡渉する!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ハゲノ谷林道を下り行く〉

 

 

 

〈ハゲノ谷の渓流〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                             〈晩秋の輝き!〉

 

 

 

10:54〜10:56 広見林道出合(ハゲノ谷入口)

  晩秋の淡い光に包まれたハゲノ谷入口は心地良かった。ここで匹見町の国道488号線から延びて来ている広見林道と出合った。広見林道はまだ谷の奥へと延びており、右折してその道を辿った。5分も行くと左手を流れる細い渓流を渡った先に作業道が延びている。以前は渓流の中の岩の上に「広見山登山口」の道標が置かれていたが、今は何もない。この道に入ると、立派な山仕事用の作業道がミチガ沢の渓流に沿って延びていた。作業道を素直に辿れば広見山の山頂へと導いてくれるが、この日は広見山登山口から20分程行ったところにある渡渉点の手前の笹原からジョシのキビレへの踏み跡へと入った。この入口には何の案内もなく、行く手右側の笹原の中に紅いテープが巻かれた棒が立てられているだけであった。そこから笹を分けて沢を渡り、対岸に出ても踏み跡がはっきりしないのでテープを探して北へと上がって行く尾根に乗る。我々もこの日この取り付きでちょっと迷ったが、慎重に行き先を定めたいところである。尾根に乗っても植樹林の中の踏み跡は極めて薄く、やはり頼りになるのはテープだけであった。テープを追って慎重に登って行くと尾根上に出ることが出来た。そこがジョシのキビレであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ハゲノ谷の奥を指す新しい道標〉

 

 

 

〈広見林道出合〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈広見山登山口:広見林道から分れミチガ谷へと入る〉

 

 

 

〈広見林道〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ミチガ谷の作業道を行く〉

 

 

〈路傍の紅葉につい見とれる!〉

 

 

 

 

〈この紅テープがジョシのキビレ分岐の目印〉

〈先ず、笹を分けて渓流に下りて対岸へ渡る!〉

 

 

 

 

〈入口でちょっと迷ったが、あとはテープ頼みで踏み跡を辿る〉

〈稜線部が見えるとジョシのキビレは近い!〉

 

 

11:49〜12:22 ジョシのキビレ

  3年半振りのジョシのキビレであった。あの時は笹がきれいに刈り払われて憩える空間があったように記憶しているが、今は今にも笹原の中に埋もれそうな状況であった。それでも何とか7人が座って弁当を食べるだけの笹原を刈った空間はあった。ここに牛小屋高原から4時間で到達した。一案ではここから引き返すとの考えもあったが、このまま前進しても午後5時頃のまだ明るい時間内に牛小屋高原へ帰着出来ると考えて周回コースを採ることとした。30分余のランチタイムを終えて、ジョシ谷に向けて下って行くこととなった。3年半前の記憶はまだ鮮明で、稜線北面の急斜面を右へ右へと巻きながら下って行ったが、何と3年半前には笹が刈り払われた直後の歩き易い道であったが、今はもう笹が伸びて道筋を隠しており、やはりテープを頼りに笹を全身で掻き分けながらでないと進めない状態に変わっていた。これでは予想外の時間を要することになるのではと危惧したが、幸いにも被さった笹の抵抗は弱く、道筋さえ分ればそう難なく進むことが出来た。その上に、高度が下がると、周囲は見事な紅葉の海の中となり、足元の労苦はあまり気にならなくなって、ただただ圧倒的な紅葉に感動し、それを楽しむこととなった。

 

 

 

〈ジョシのキビレ:今にも笹薮に埋もれそう!〉

〈樹の成長に飲込まれたジョシのキビレの古い案内板〉

 

 

 

 

〈昼食後、ジョシ谷に向けて笹薮の中に突入!〉

〈ジョシのキビレを後に、笹の斜面をトラバース気味に下る〉

 

 

 

 

〈見上げれば数多の熊棚が・・・!〉

〈足元は笹の下に何とか古い踏み跡が確認出来る程度〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                      〈足元は覚束ないが、四周は見事な紅葉に包まれた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                             〈黄金色の谷間〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   〈錦のプロムナードという雰囲気〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈将に錦秋!〉

 

 

12:57〜13:02 ジョシ谷出合

  ジョシのキビレから35分でジョシ谷に出ることが出来た。予定より早いペースであった。亀井谷まで一気に谷筋を下って行くこととなるが、3年半前の記憶ではかなり難渋をしたと覚えていた。しかし、今は晩秋の11月、ほぼ左岸に草で覆われた踏み跡が続いており、そこを慎重に辿って下っていけば、大した難儀でもないことが分った。3年半前は新緑の春でマムシや蛇のリスクがあって草地を歩けなかったが、今はその心配がなく伸び伸びと歩くこと出来た。お陰で余裕を持って圏谷を覆う森の紅葉なども楽しむことが出来た。約30分で亀井谷に下った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ジョシ谷出合〉

 

 

〈この谷を亀井谷まで下る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈サワグルミの樹の根元を抜けて両岸が紅葉した谷を下り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ここはひたすらジョシ谷を下るのみ!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                    〈谷の崖の上の紅葉も美しい!〉

 

 

 

 

13:32〜13:40 亀井谷出合(広見入口・寺床)

  亀井谷は2年振りであった。寺床とも呼ばれる亀井谷にあっては稀少な平坦地に出た。ここにあるブナの樹肌に刻み込んだ有名な「広見入口」の案内を初めてのメンバーに見てもらった。こちらから見ればここは広見への入口に当たる訳だ。ここまで来るとルートへの不安は、三十三曲りから台所原までの笹の被り具合を除いて、もうなかった。淡々と亀井谷の中に延びる踏み跡を辿って行った。迷うことのないはっきりとした道筋が続いていた。かつてこの谷にも鉱山があったと言われるが、人間の営みがあったことを窺わせる石垣が何か所か残され、またかつての木馬道であったと思われる道床が右岸の高みに続いていた。亀井谷の奥深さは格別で、谷奥に至っても悠久の世界を感じさせるほどに広々とした空間が拡がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

                    〈ジョシ谷の亀井谷との合流部は「寺床」と呼ばれる平地〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈亀井谷側からはここは広見への入口〉

 

 

〈紅葉に彩られた亀井谷の渓流〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                      〈暫し渓流沿いの美しい紅葉に見とれながら遡行する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                       〈亀井谷に懸かる小さな滝〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                             〈瀬音高い渓流〉

 

 

 

 

 

〈左手(右岸)に採鉱時代の遺物の石垣が続く〉

〈中川山側の山肌にも石垣が残る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                           〈亀井谷の奥に広がる「静寂の悠久の世界」〉

 

 

 

14:22〜14:27 三十三曲り入口

  亀井谷を左岸から右岸に最後に渡渉すると、暫く渓流からかなりの高みを行く木馬道の跡が続いた。その道が尽きると中川山方向から下ってくる枝沢に突き当たった。この枝沢を渡ったところから三十三曲りの急坂が始まる。枝沢に沿った笹で覆われた急傾斜地を33のカーブを描きながら登っていると言われているが、前回数えたところでは20余りのようであった。山旅の終盤となっての急坂は堪えるところであるが、過酷なことにここの笹も伸びに伸びており、手入れもされていない状況で、笹を掻き分けながらの急坂登りを強いられた。三十三曲りの急登は15分程で終わり、その後は台所原まで中川山の南斜面をトラバースする道が長々と続くが、ここの笹も伸びに伸びて踏み跡に被さっていた。数か所では踏み跡を見つけることに難渋して薮漕ぎを強いられた。ここは心身両面でかなりのストレスとなったが、山の神は救いをも授け賜うようで、この間に素晴らしい紅葉の世界を展開してくれていた。晩秋の透き通るような色合いの樹々の協演であった。

 

 

 

〈木馬道が終わると三十三曲りが始まる!〉

〈三十三曲り入口から遡ってきた亀井谷を振り返る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                〈三十三曲りの急斜面を見上げると紅葉の森が拡がっていた!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                               〈紅い色が交ると紅葉も一段と華やぐ!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                         〈ただため息が出るばかりの見事な密林の紅葉〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                〈見事な紅葉の森なれど、笹を掻き分けながらの急登が続く!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  〈こんな光景にちょっと一息つく!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この秋最後の輝きであろうか!〉

 

 

〈笹薮の中で見事な紅葉に見惚れる〉

 

 

15:22〜15:24 台所原

  三十三曲り、それに続く長いトラバース道で被さった笹に難渋して、この間だけは予定時間をオーバーすることとなったが、まだ3時半にならない時間に台所原に着くことが出来た。ここまで上がって来ると、紅葉の世界はとっくに終わっており、いよいよ冬が近くなったことが感じられる佇まいであった。台所原平で暫しの休憩の後、1〜2週間前には紅葉に酔って高揚した登山者が続いたであろう管理林道とそれに続く登山道を淡々と歩いて早手のキビレへと登って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈やっと台所原へ上がって来た!)〉

〈台所原の主の老ミズナラに再会!〉

 

 

 

 

〈まだ幾ばくかの紅葉が残っていた台所原のブナ林〉

〈台所原平のノッポブナは完全に葉を落としていた!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈管理林道を行く〉

 

 

〈落ち葉の道を早手のキビレへと登る〉

 

 

16:20〜16:24 早手のキビレ

  曇天下の午後4時を大きく回った早手のキビレはもう夕刻の薄暗さであった。葉を完全に落とした樹々の間を抜けて夏ヤケの丘へ、さらにそこから夏ヤケのキビレへと下った。夏ヤケのキビレから牛小屋高原への広々とした登山道は、まだ紅や黄の葉が僅かばかり残り、晩秋の夕暮れの雰囲気を存分に醸していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈早手のキビレ〉

 

 

〈夏ヤケの丘へと続く尾根道〉

 

 

 

 

〈夏ヤケのキビレ〉

〈夏ヤケのキビレの老ブナ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                       〈牛小屋高原への夕刻の登山道はもう晩秋の風情〉

 

 

 

17:00 牛小屋高原

  まだ青々とした草の残るカヤバタゲレンはリフトも取り付けられて開業準備万全といった感じであった。その前を通り抜けて牛小屋高原に帰り着いたのは予定していた午後5時ちょうどのことであった。駐車場に残っていたのは、我々の車ばかりであった。結局、この日山中で人っ子ひとり逢わなかったこととなった。

 

 

 

〈雪を待つばかりのカヤバタゲレンデ〉

〈午後5時全員無事に牛小屋高原に下山!〉

 

 

〔山行所感〕

  18キロメートルに及ぶロングルートをメンバー全員で明るいうちに無事に歩き通せたことは、やはり喝采ものではないかと思う。道中数々のドラマがあった。そのごく一端しかレポートには記せていないが、これだけの濃密な山旅には旅を終わった直後に感じる感慨とは別に、これからの日々に感じる感慨の方が幾倍も多いことと思う。またそれは参加した面々の各々が持ちまた感じる個別の感慨でもあるのだろう。従って、ここでは、参加者全員が楽しくも有意義な一日を共に過ごしたことへと感謝の気持ちだけを残すに止めようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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