朝方に雪の積もった昼さがりの里山を歩く 二ヶ城山(483.2m)

広島市安佐北区・東区

2013年1月28日()   門久単独

 

 

 

 

 

 

                                    〈二ヶ城山から白木山塊を望む〉

 

 

 

2013年1月も早くも1か月が経過しようとしている。

この日の朝は広島も思わぬ積雪で、市街地まで白銀の世界となった。

なかなかに出辛い中ながら、一日中自由な時間に恵まれたので、

今年はまだ足を運んでいない我が家の裏山の二ヶ城山へ敬意を込めて訪ねることとした。

 

《山行記録》

上岩上橋南詰13:48・・・・14:06二ヶ城山登山口・・・・14:21地獄谷水場・・・・14:33広島西幹線6号鉄塔(白灰山)14:40・・・・14:49男天狗14:51・・・・15:18千畳敷(展望岩)15:22・・・・15:27三差路・・・・15:32二ヶ城山(483.2m)15:40・・・・15:43三差路・・・・15:54広島川内線7号鉄塔・・・・16:04千人塚入口・・・・16:21惣野谷方面分岐・・・・16:40蝦蟇ヶ峠(二ヶ城山登山口)・・・・16:43菰口憩の森

〔総所要時間:2時間55分、休憩等:0時間21分、正味所要時間:2時間34分、歩行距離:5.0q、累積標高差:+465m,-365m

 

13:48 上岩上橋南詰

  午後になって雪融けも進んでいるので、歩き易い落合南(岩上)ルートで登ることとして、登山口となる高陽中央霊園に近い山陽道を跨ぐ上岩上橋の南詰まで自宅から歩いた。平日ゆえに、橋詰めの空地に停められている車は1台だけ、それも近くの犬の訓練施設に来た車のようであった。霊園前を抜けて二ヶ城山林道に入った。簡易舗装された林道はいつものようによく整備されていた。雪は斑模様になって残っていたが、頭上の樹々の枝から融けた水が落ちてきて、まるで小雨の中を歩いているかのようであった。20分弱で林道から分岐する登山口に着いて、そこから山道に入った。左手が深い渓谷の登山道には雪が残っており、滑らないように気を付けて登って行った。15分弱で水場に到達し、そこで大きく右手の斜面へとヘアピンカーブを切った。斜面を巻いて行くこと暫しで、すぐに稜線上へ急激に上がる「心臓破りの坂」が待っていた。急坂の雪も融けかかっており、ここでも滑らないように気を付けながら登って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山陽道上岩上橋南詰から白木山塊を望む〉

 

 

〈雪の残る二ヶ城山林道を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈二ヶ城山登山口、林道を離れて右の道を採る〉

 

 

〈地獄谷の渓流に沿った登山道〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈水場〉

 

 

〈心臓破りの急坂〉

 

 

14:33〜14:40 広島西幹線6号鉄塔(白灰山)

  滑り易い急坂を登り切ると二ヶ城山の北尾根に出た。そこには中国電力の送電線鉄塔(広島西幹線6号鉄塔)が建っており、その足元から阿武山、八木・緑井方面の眺望が開けていた。今回はもう一つ特記事項もあった。鉄塔のすぐ北側の小ピーク上の灌木に「白灰山331.8m」とうパウチされた紙片の山名標が取り付けられていた。初めて知る山名であった。白灰山を後にして山頂へと向かう北尾根を辿った。雪の残った登山道には踏み跡はなかった。緩急を繰り返す尾根道で、適度な間隔で男天狗などの露岩帯が現れて退屈させられることはなかった。途中には、「胸突八丁」の急坂もあった。尾根道を辿ること35分程で一先ずピークアウトし、ピークを越えたところが千畳敷と呼ばれる小広場であった。その小広場の地先のブッシュの中に露岩の展望所があり、そこから松笠山越しに広島市街地や宮島、それに広島湾の眺望が開けていた。千畳敷から一旦鞍部に下り、登り返すと三叉路があり、そこを左に道を採ると二ヶ城山の山頂はすぐであった。

 

 

 

6号送電線鉄塔の足元からの眺望〉

〈鉄塔脇の小ピークに「白灰山331.8m」の札が掛けられていた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈雪の残った尾根筋を登り行く〉

 

 

〈岩場越しに可部方面を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈男天狗の岩場からの眺望〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白木山塊、高鉢山などの北方向の眺望〉

 

 

 

〈胸突八丁の急坂〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                  〈千畳敷の地先の展望岩から広島市街地、宮島方面を望む〉

 

 

 

15:32〜15:40 二ヶ城山(483.2m)

   残雪の二ヶ城山の頂上広場にも踏み跡はなかった。この日この山頂に来たのは私だけのようあった。山頂から高鉢山や呉娑々宇山はきれいに見えたが、海田湾から宮島にかけての眺望は霞んで模糊としていた。山頂でトレイルミックスと温かいコーヒーで小腹を満たした。時間も遅かったので、下山ルートをどれにしようかと暫し迷ってしまったが、日も随分と長くなってきているので、蝦蟇ヶ峠を経由する周回ルートにしても明るいうちに自宅に着けると考えて、南尾根ルートを採ることにした。口の悪い人からは「馬鹿尾根」とも呼ばれる長いルートである。登山道には雪が残っていたが、その殆どはシャーベット状に融けていた。このシャーベット状の雪は意外にも始末が悪い。大したアップダウンでもないのに、特に下り坂でよく滑った。また靴底に雪がこびり着いてそれが団子状になって歩行を困難にした。そんな苦労を重ねながら、ちょうど1時間の時間を要して蝦蟇ヶ峠に下山した。

 

 

 

〈二ヶ城山々頂〉

〈山頂から木宗山、白木山塊を望む〉

 

 

 

 

〈高尾山の先に絵下山を望む〉

〈山頂直下の三差路、ここは左に採って蝦蟇ヶ峠へと向かう〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                               7号鉄塔から呉娑々宇山方面を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  〈松笠山の先に宮島の島影が覗く〉

 

 

 

 

 

〈雪が残った尾根道を行く〉

〈千人塚入口〉

 

 

 

 

〈松笠山のシルエットは夕暮れ迫る風情〉

〈よく滑るシャーベット状の雪を踏んで下山を急ぐ〉

 

 

16:43 菰口憩の森

   蝦蟇ヶ峠から北側、高陽町方面にちょっと下ると車道の左側に菰口憩の森が拓かれている。その入口の車道を挟んだ対面に昨年運動公園が新設された。その公園の縁石に腰を下ろして無事の下山に安堵しつつ休憩を取った。ここから自宅まで中国自然歩道を兼ねた車道をまだ1時間程歩かねばならなかった。峠付近の日陰の路上には、まだ凍った雪も残っていた。

 

 

 

〈蝦蟇ヶ峠に下山〉

〈二ヶ城山登山口〉

 

 

 

 

〈菰口憩の森の駐車場に郵便車が一台〉

〈峠の道はまだ凍っていた!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   〈この日持参したトレイルミックス〉

トレイルミックスについては雑誌「山と渓谷」(201212月号)をご覧ください。

 

 

 

〔山行所感〕

  わが裏山への今年の登り初めを無事に果たすことが出来た。この日の朝の積雪状態では、標高500メートル足らずのこの山へ登るにも苦労するかも知れないと思ったりしたが、午後の遅い時間となって雪はかなり融けており、シャーベット状になった雪にスリップすることに気を付ける程度の注意力が要求されるだけであった。一番身近な山に年始の挨拶が出来て一安心といったところである。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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