スプリング・エフェメラル 2013

2013年3月10日

 

春先あるいは春の一瞬に、はかなくも短い命を惜しむように美しく山野に咲き、

咲き終わると密やかに消えてゆく小さな花たちを

スプリング・エフェメラルと総称する。

今年の冬は雪は少なかったものの、厳しい寒さであった。

それでも立春が過ぎると徐々に春を感じさせる日も多くなって、

ちょっと遅くはなったものの、早春の妖精のような花々も花開く時を迎えたようだ。

マスコミでもその情報が伝えられるようになったので、それらを確認に出掛けてみた

 

ユキワリイチゲ

広島県三次市吉舎町安田

 

1週間程前にはまだ早過ぎるという情報であったが、

訪れたこの日は先駆けの花々が開き始めた頃であった。

従って、どの花も新鮮で元気の良いものばかりであった。

 

 

 

 

 

 

 

〈春のような陽射しを浴びて開いたばかりの花々のよう!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈陽射しがなければ開花しないという気難しい花である〉

 

 

〈今年の開花は1週間遅れという〉

 

 

 

 

福寿草

広島県庄原市総領町下領家

 

国道432号線の道の駅「リストアステーション」の田総川をはさんだ対岸の園地に植栽の福寿草があり、

例年セツブンソウと同じ頃に花を開いて楽しませてくれる。

今年は、ちょうど咲き始めた直後のようで、田総川の左岸を散策すると、次から次にと可憐な花を見てくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈春の訪れを感じさせる黄色い花である〉

 

 

〈子供を連れた二連の花〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈満開になったばかりの新鮮な花のようだ!〉

 

 

 

 

セリバオウレン

広島県庄原市総領町下領家

 

セツブンソウの花がまだ開かない下領家の管理地を歩いていると

一足早く花開いたセリバオウレンに出合った。

キンポウゲ科の花で、いかにも春の訪れを告げんとする純白の天使である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈真っ白な花がいかにも清楚な感じである〉

 

 

〈アップで見ると精緻な花のようでもある〉

 

 

 

セツブンソウ

広島県庄原市総領町中領家

 

この時期のスプリング・エフェメラルの主役は何と言ってもこのセツブンソウであろう。

今年は3月に入っても、まだ領家八幡神社の横の自生地くらいしか開花していないようであった。

地元の方の話では、今年は3月いっぱいはどこかで楽しむことが出来るのではとの話であった。

 

 

 

 

 

 

 

〈可憐な揃い踏みといったところ!〉

 

 

 

 

 

〈やはり陽射しの下でよく映えます〉

〈春の訪れを喜んでいるよう!〉

 

 

 

 

〈ここの自生地は今ちょうど満開の頃とのこと!〉

〈幾ら見ても飽きない花でもある〉

 

 

 

スズシロソウ

広島県庄原市総領町中領家

 

セツブンソウが咲く斜面にあまり目立たないものの白く小さな花を咲かせている植物を見付けた。

地味な花ではあるが、この花も健気に春の訪れを告げているようであった。

アブラナ科のスズシロソウとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈冷たい草叢に春の訪れを告げるように咲くスズシロソウ〉

 

 

 

〈地味ではあるが、健気に咲く花である〉

 

 

 

〔山行所感〕

  寒かった今年の冬であったが、一足早く気の早いスプリング・エフェメラル達が咲き始めると、一足飛びに春の季節に突入せんがばかりのようである。広島県北の山々の残雪は今年は少なく、既に地肌が出ているところも多い。いかにも、山々も春の訪れを促し許容しているようにも感じられる。やはり早春の天使達の姿を見るに、春の季節に心は飛んで行ってしまいそうになってしまう。

 

 

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