タムシバが咲き始めた里山を歩く 二ヶ城山(438.2m)

広島市安佐北区・東区

2013年3月23日()   門久単独

 

 

 

 

 

 

〈二ヶ城山の支尾根を飾るタムシバの花〉

 

 

 

わが裏山に当たる二ヶ城山には早春にタムシバの花が咲く。

麓の我が家辺りから見上げると、その山腹に白いドット(点)模様が出て来るとその花期の始まりである。

今年もその模様が出て来たので、時間を捻出して花見がてら登ってみることとした。

タムシバの花には、どうも表と裏の年があるようであるが、さて今年はどんな具合であろうか。

 

《山行記録》

二ヶ城山矢口が丘登山口10:28・・・・11:10一服岩11:13・・・・11:23見晴らし岩11:46・・・・12:01前峰(標高412mピーク)・・・・12:14主稜線に合流・・・・12:18千畳敷・・・・12:19展望岩12:20・・・・12:30二ヶ城山(438.2m12:31・・・・12:35展望広場(昼食)13:13・・・・13:24北尾根Uターン・・・・13:38展望広場・・・・13:42二ヶ城山(438.2m13:45・・・・13:51千畳敷・・・・14:11男天狗14:12・・・・14:21広島西幹線第6号鉄塔14:22・・・・14:59高陽墓苑(松源山)

〔総所要時間:4時間31分、昼食・休憩等:1時間11分、正味所要時間:3時間20分、歩行距離:5.0q、累積標高差:+539m、-574m

 

10:28 矢口が丘登山口(この登山口には駐車場の適地がない。バスでこの団地に入るか、高陽中央通りのバス停から歩くのが妥当であろう。)

  タムシバの花期には矢口が丘団地からの道を採る。ちょっと荒れ気味で急登のある踏み跡であるが、このルートの支尾根に上がるとタムシバが間近に、またふんだんに楽しめる。団地の最奥の登山口から階段道に入る。携帯電話の無線塔の間に踏み跡が延びているので、そこから樹林の中に入る。暫くはよく踏まれた緩やかな上り道が続くが、支尾根に近付くと俄かに厳しい上り坂となって道も荒れてくる。この日は、猪が道筋を掘り返してかなり荒れ模様となっていた。急坂を登って支尾根に乗ったところに、「一服岩」と呼ばれている岩場がある。その上に上がると二ヶ城山方向や高陽ニュータウン、可部方向などの好眺望が拡がる。一服岩から支尾根上の羊歯の中の道を行くと、次々とタムシバの花が現れてきた。タムシバ街道の始まりである。暫し行くと、「見晴らし岩」と呼ばれる露岩の上に出た。ここからは、斜面一帯に咲くタムシバの群生はもとより、広島市街地方面の大きな眺望も開けている。

 

 

 

〈矢口が丘団地からタムシバ咲く二ヶ城山を仰ぐ〉

〈矢口が丘登山口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈路傍に咲くスミレ〉

 

 

 

〈樹間に踏み跡が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ヤブツバキが単調な山道に色を添える〉

 

 

〈厳しい上り〉

 

 

 

 

〈「一服岩」から主稜の「男天狗」を望む〉

〈支尾根に早速にタムシバの花が現れる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈見事に花開いた尾根筋のタムシバ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈支尾根上はタムシバの花がオン・パレードといった状態〉

 

 

 

11:23〜11:45 見晴らし岩

  見晴らし岩には長い時間留まってタムシバの鑑賞と撮影を行った。タムシバはまだ花期の走りのようで、これから一週間ほどの間に存分に咲いて、今年は素晴らしい花の饗宴を楽しめそうであった。見事に咲き始めたタムシバの花に元気を貰って、山頂に向けて再出発をした。やや勾配が増してくる支尾根伝い行き、標高421メートルのピークを越え、更にもう一つのコブを越えて小鞍部に下ってから落合南からの登山道の通る主稜線上に登り返した。主稜線上の登山道を歩いて、千畳敷とその地先の展望岩に寄ってから二ヶ城山の山頂へと急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

〈見晴らし岩の上からタムシバ咲く西斜面越しに広島市街地を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈谷間では幼緑と白いタムシバの花の饗宴が!〉

 

 

〈春の訪れを感じさせますね!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈タムシバ咲く岩塔越しに高陽ニュータウンを望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈谷間に咲くのは大きな樹のようだ!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白木山塊を背に稜線部に咲くタムシバの群生〉

 

 

 

 

 

〈標高412mピークを越える〉

〈白木山塊を望むピーク付近のタムシバはまだ蕾〉

 

 

 

 

〈落合南からの主稜線に合流〉

〈千畳敷の先の展望岩から松笠山、広島市街地を望む〉

 

 

12:30〜12:31 二ヶ城山(438.2m)

  二ヶ城山の山頂には登山者の姿はなかった。タムシバの花の咲く頃にはグループ登山者が多いのであるが、さて今年はまだこれからなのであろうか。海田湾や宮島方面の眺望はかなり霞んでいた。今年は春霞などと言って風流を決め込んでいてはいけない。さて何で霞んでいるのであろうか。昼食は山頂広場から北へ樹間に延びる踏み跡を数分行ったところにある展望広場で摂ることとした。そこからは谷間や稜線のタムシバの観察も出来る。昼食の後で、その広場近くから更に羊歯の繁る尾根沿いに踏み跡が下っていたのでちょっと入ってみた。その先にある送電線鉄塔まで踏み跡があると聞いているので、その道筋であろうと見当をつけてのことであったが、踏み跡は薄く間もなく見失ってしまった。地形図も磁石も持たずに来ていたので、その踏破は次の機会の課題として引き返した。二ヶ城山の山頂に戻ってみると、二ヶ城山は初めてという男性2人組の姿があった。暫し話をしてから、落合南への主稜線を広島西幹線の送電線鉄塔(6号)まで下った。主稜線の沿道にも、立派なタムシバの花が咲いていた。

 

 

 

〈眺望霞む二ヶ城山々頂〉

〈山頂に咲くタムシバ、後背は長者山付近〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈展望広場から阿武山、権現山、緑井方面を望む〉

 

 

〈眼下の谷間に咲くタムシバ〉

 

 

 

 

〈タムシバ咲く主稜線越しに矢口が丘団地を俯瞰する〉

〈木宗山、高鉢山、安駄山を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈踏み跡不鮮明で直ぐに引き返すことに・・・〉

 

 

 

〈展望広場から北に延びる踏み跡に入る〉

 

 

 

 

〈千畳敷の広場〉

〈主稜線に咲くタムシバ越しに高陽ニュータウンを望む〉

 

 

 

 

〈主稜線の沿道に咲くタムシバ〉

〈青空をバックに咲く!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈開いたばかりの新鮮な花々だ!〉

 

 

 

14:21〜14:22 広島西幹線第6号鉄塔

  6号鉄塔の足元からは阿武山、権現山方面の眺望が勝れていたのであるが、大分周りの樹々の背が伸びてややその魅力を減じてきたようだ。ただ、最近になってこの送電線沿いの樹林を電力会社が刈り払ったので、送電線沿いの巡視路を辿れば、より一層素晴らしい眺望を得ることが出来るようになった。この日は、久し振りにこの巡視路を下山ルートとすることとした。灌木の樹林を刈り払ったので、巡視路の路面の土が雨で流されてしまって、道は荒れてきていた。6号鉄塔から直ぐに急坂を下ることとなるが、荒れた道は滑り易く掴まるものも少なく難渋した。ただ眺望だけは開け、谷間や西斜面に咲くタムシバの花もよく観察出来た。とは言え、このルートは最近あまり歩かれている様子はなかった。些か残念なことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根上に立つ6号鉄塔〉

6号鉄塔から東に延びる送電線〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈タムシバ咲く山並みの先に木宗山、高鉢山のピークが突起する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈送電線に沿った巡視道を下る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この谷間にもタムシバが多い〉

 

 

〈樹林の中でドッシリと咲く〉

 

 

14:59 高陽墓苑(松源山)

  電力会社の巡視路は下ってきた尾根伝いに進むと山陽道の手前で右側に下り特別養護老人ホーム「なごみの郷」に出るが、この日はその手前で左の高陽墓苑に下る間道を採った。あまり使われていない道らしく、最後は崖のようになっていたが何とか下りることが出来た。下りたところに「松源山」という式場があった。高陽中央通りの下岩上バス停近くからこの墓苑まで車道が上がってきている。墓苑から二ヶ城山を見上げると、午前中に比べてタムシバの花の白い点が大きくなり、また数も増えているように感じた。

 

 

 

〈高陽墓苑を直下に望む〉

〈高陽墓苑から二ヶ城山を仰ぎ見る〉

 

 

〔山行所感〕

  二ヶ城山の西斜面に現れたタムシバの花模様に素直に反応して入山してみて良かったと思う。二ヶ城山の中腹では、今は新鮮な花々が満開の時を迎えようとしている時で、清新で美しいことこの上なかった。山上の稜線部では、固い蕾が膨らんでおりここ一週間ほどの間に満開になろうかという頃合であった。今年のタムシバは豊作の部類間に入るようだ。山に入らねば仲々に身近に見ることの出来ない花である。是非共、沢山の方々に見て頂きたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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