カタクリに彩られた山頂を訪ねる 船通山(1,142.4m)

鳥取県日野郡日南町・島根県仁多郡奥出雲町

2013年5月3日(金) 憲法記念日    チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈山上に咲くカタクリの花を求めて〉

 

 

 

大型連休の後半の初日は予定通りに山頂広場がカタクリの花園で囲まれている船通山に行くこととした。

晴れないと花が開かないカタクリであるが、この日は午後には日差しが期待出来るという。

その午後の晴天を狙って、朝はゆっくりと自宅で過ごしての遅い出発とした。

 

《山行記録》

登山口11:09・・・・12:40林間広場(トイレ)12:43・・・・12:44健脚コース・一般コース分岐・・・・12:54避難小屋・・・・13:09天狗岩・・・・13:15展望所13:16・・・・13:17金明水13:18・・・・13:37イチイの木・・・・13:50船通山(1,142.4m)(昼食)14:24・・・・14:28亀石コース・鳥上滝コース分岐14:51・・・・14:59船通山(1,142.4m)15:06・・・・15:09イチイの木・・・・15:29(休憩)15:32・・・・16:00林間広場(トイレ)16:03・・・・16:17登山口

〔総所要時間:5時間08分、昼食・休憩等:1時間12分、正味所要時間:3時間56分、歩行距離:4.9q、累積標高差:±586m

 

11:09 登山口

  遅い出発であったので短時間で登れる鳥取県日南町側からのルートを採った。10年以上も前に一度登ったことのあるルートである。カタクリの花のシーズン故に、登山口の駐車場はほぼ満車状態であったが、幸運にも一台だけ停められるスペースがあった。広域基幹林道に面した登山口から綺麗に整備された管理道を500メートルほど上の林間広場まで登って行った。沿道には多くの山野花が見られ、それらの写真を撮っていたり、途中で忘れ物に気付いて駐車場へ戻ったりしていると、随分と時間を喰ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈鳥取県日南町側の登山口〉

 

 

〈キャンプ場を兼ねた広場まで管理道が続く〉

 

 

 

〈イチリンソウ〉

〈ミヤマキケマン〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ネコノメソウ〉

 

 

〈タチツボスミレ〉

 

 

 

〈スミレサイシン〉

〈ヤマエンゴサク〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈サンインシロカネソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈良く整備された道〉

 

 

 

〈沢に直立するサワグルミ〉

 

 

12:40〜12:43 林間広場

  炊事棟とトイレのある林間広場は、10年も前に来た時にはキャンプ場と明記されていたと記憶する。今もキャンプが可能な環境のように思えるが、キャンプ場との表示はなかった。この林間広場から先は山道となり、直ぐ先で道が二分した。左が健脚コース〈山頂まで40分〉、右が一般(初心者)コース(山頂まで1時間)であるが、我々は前者を採った。小さな避難小屋前を通過すると、間もなくやや荒れた沢沿いの急坂を登って行くこととなった。登って行く程に一層険しい道となって行った。沢の最奥近くで流紋岩で形成されているという天狗岩に出合った。その上から付近の眺望を楽しみ、最後の水場の金明水で喉を潤してから暫くジグザグの道を登って行くと尾根上に出た。もう山頂直下で、大きなイチイの木に出合い、その直ぐ先にはこの日初めて見るカタクリの花を見ることが出来た。

 

 

〈炊事棟とトイレのある広場〉

〈健脚コースと一般(初心者)コースの分岐〉

 

 

 

〈ヒトリシズカ〉

〈ツクバネソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈小さな避難小屋前を通過〉

〈健脚コースは沢伝いの道を登る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈険しくなっていく登山道〉

 

 

 

〈ササユリ(蕾)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈天狗岩越しに萌黄色の谷を俯瞰する〉

 

 

 

〈天狗岩〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈オオカメノキ(別名:ムシカリ)〉

 

 

 

〈イカリソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈道後山方面を望む〉

 

 

 

 

〈金明水〉

〈山頂直下でイチイの木が現れた〉

 

 

13:50〜14:24 船通山(1,142.4m

  のんびりと歩いたので登山口から1時間40分も要して山頂に立った。広い山頂広場を囲むようにカタクリの花園が拡がっていた。実に見応えのある規模と花の咲きっ振りであった。その花園の脇の芝生上にスペースを確保して遅いランチタイムとした。登って来る途中で出会った下山中の方々からは、「曇っていて全部の花が下向きで冴えなかった」とのコメントを頂いていたが、我々が登って来る間に陽も射し始めており、山頂広場に咲く花たちは立派に花萼を跳ね上げていた。食事をしながら、これらのカタクリを眺め、周囲360度の大眺望をも楽しんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈船通山々頂〉

 

 

〈「天叢雲剣出顕之地」の碑〉

 

 

 

〈絨毯状のカタクリの群生がお出迎え〉

〈大眺望の中での花見かな!〉

 

 

 

〈カタクリの花と共にまったりと過ごすのも良いこと!〉

〈山頂のベストポジションでランチタイム〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この光景が見たくて山頂まで登って来た!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈満開のカタクリ、満面の笑みを浮かべる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈密集!! ちょっと窮屈そうでもある〉

 

 

 

14:28〜14:51 亀石コース・鳥上滝コース分岐

  船通山のカタクリは、山頂広場とは別にもう一か所、島根県側の山頂直下の亀石コース登山道と鳥上滝コース登山道の合流点周辺で見ることが出来る。昼食後にここの群落を見る為に島根県側にちょっと下ってみた。木道の登山道に沿って、見事に整備されたカタクリの花園が拡がっていた。山頂もここもかつてはかなり荒れたカタクリの園であったというが、今は地元の方々のご努力によって素晴らしい花園に変わっている。午後2時を回っていたが、どういう訳かこちらの花はまだ下向きのままのものが多かった。山頂に比べて日照時間が短かったのかも知れない。それでも、可憐な花々と共に20分間余の時間を過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

〈亀石コースと鳥上滝コースの合流点付近にも群生があった〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈木道に沿って群生が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈午前中の曇天に午後になっても下向きの花がまだ多い〉

 

 

 

 

〈地面から仰ぐように接写してみた!〉

〈この群生には見惚れてしまう〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈均整のとれた二輪〉

〈ブナの樹をバックにして咲く〉

 

 

14:59〜15:06 船通山(1,142.2m)

  再び山頂に戻って、暫し大眺望やカタクリの花園の余韻を楽しんでから、下山の途に就くこととした。樹齢2千年と言われるイチイの木の足元の分岐から一般コースの道を下ることとした。健脚コースは沢沿いの急坂の道であったが、一般コースは尾根伝いの道であった。よく整備された登山道で、気持ち良く歩けた。50分程で林間広場に下り、そこから見事に整備された管理道を登山口へと下った。

 

 

 

 

 

 

 

〈カタクリ咲く山頂から道後山、比婆山、吾妻山、猿政山と続くスカイラインを望む〉

 

 

 

 

〈竜王山・比婆山群・吾妻山を遙かに望む〉

〈薄らと大山が望めた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈イチイの木〉

 

 

〈尾根筋の一般コースを下る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ブナ林越しに萌黄色の山肌を望む〉

 

 

〈カタクリとスミレサイシンのコラボ〉

 

 

 

〈広場まで下って来た〉

〈管理道を登山口に向かって下る〉

 

 

16:17 登山口

  山頂から1時間余の時間をかけて登山口へと下った。遅い出発にゆっくりとした山中での行動もあって、午後4時を回った時間となっており、登山口に残っていた車は我が愛車だけであった。登山道具や身支度を整えていると、俄かに曇った空から雨粒が落ちてきた。上空に寒気が入ってきており、にわか雨が降るかも知れないとの天気予報であったが、我々が下山するのを待っていてくれた訳ではないとは思うが、絶妙なタイミングでの雨であった。

 

 

〈登山口へ下山〉

〈コンロンソウが咲き始めていた〉

 

 

〔山行所感〕

  山に咲くカタクリの花と言えば、やはりここ船通山のカタクリを最初に想う。幾箇所もある中国地方のカタクリの中で、船通山のそれが最高であるからなのだろう。この日の山頂のカタクリの花は満開をやや過ぎた頃で、天候条件もベストではなかったが、それでもここのカタクリの花は見る者に大きなインパクトを与えるものであった。山頂広場を囲むように、また登山木道を埋めるように面を成して咲き誇る姿は、また時を変えて幾度でも見に来てみたいものであった。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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