雨中の花見山行 皿ヶ嶺

愛媛県東温市

2013年5月11日(土)    門久単独

 

 

 

 

 

 

〈登山道脇に咲くシコクカッコソウとヤマルリソウ〉

 

 

 

あの花、この花の咲き具合のチェックを目的に皿ヶ嶺を歩いてきました。

昼頃には好転するとの天気予報を信じて入山しましたが、

一度止んでいた雨が再び降り始めて、結局は雨中の山行となりました。

 

《山行記録》

水の元9:54・・・・9:56お花畑10:20・・・・10:21水の元(車で移動)風穴下10:35・・・・10:38風穴・・・・10:42登山道合流・・・・10:57十字峠方面直登コース分岐・・・・11:32ベンチのある休憩所11:34・・・・11:44竜神平11:47・・・・12:04引地山縦走路出合・・・・12:09稜線テラス12:13・・・・12:18引地山分れ・・・・12:22丸太のベンチのあるテラス12:27・・・・12:29お花畑12:31・・・・12:40正面登山道出合・・・・12:57風穴下

〔総所要時間:2時間49分、休憩等:0時間40分、正味所要時間:2時間09分、歩行距離:4.4q、累積標高差:±468m

 

 

 9:54〜10:21 水の元

  先ずは水の元に車を置いて、すぐ上のお花畑の花々をチェック。ヤマシャクヤクは盛りを過ぎた頃で、雨に打たれて風貌を崩しているものが多い感じであった。イチリンソウが盛りであったが、群れて咲く花が皆雨に打たれて項垂れていて今ひとつ生気が感じられなかったのは残念であった。この時期の水の元のお花畑は、概してヤマシャクヤク、イチリンソウ、それにコンロンソウの白き世界であった。

 

 

〈麓の定点から皿ヶ嶺を仰ぐも山稜はガスの中〉

〈水の元もガスに巻かれていた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈水の元の上のお花畑〉

 

 

 

 

〈雨にスッポリと濡れたヤマシャクヤク〉

〈雨に項垂れるイチリンソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ルイヨウボタン〉

 

 

〈ムラサキケマン〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ミヤマキケマン〉

 

 

 

〈ラショウモンカズラ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ヒメエンゴサク〉

 

 

〈ヤマシャクヤクとコンロンソウ〉

 

 

10:35 風穴下

  水の元から車で風穴直下まで上がってきて路側に車を停めた。朝からの雨で先客の車が一台停められているだけであった。竜神平への正面登山道を採った。主目的はコミヤマスミレの開花状況と群落の形成状況の確認。とは言え、花の山の皿ヶ嶺である。その他の花々も多く、主目的の花が多い地点に行くまでに、長い時間をかけて他の花々も楽しんだ。この沿道にもシコクカッコソウの花が随分と多くなって来た感じであった。誠に喜ばしいことである。昨年あったコミヤマスミレの大群生地は、ことしは消えていた。それでも、その周辺には幾つかの小群生があった。登って行くに従って、曇りから雨になり、その雨が強くなって行った。

 

 

〈風穴直下の車道脇に車を停めた〉

〈まだ満開のコンロンソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバツツジ咲く風穴入口

 

 

〈ヤマブキソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈緑滴る北面を登り行く〉

 

 

〈今の主役はイチリンソウ〉

 

 

 

〈フタバアオイの実〉

〈ヤマウツボ〉

 

 

 

〈雲立ち込める新緑の峰〉

〈コガネネコノメソウにワチガイソウが交じる〉

 

 

 

〈シコクカッコソウ〉

〈ヤマルリソウ〉

 

 

 

〈タチツボスミレ〉

〈エイザンスミレ〉

 

 

 

〈コミヤマスミレ〉

〈ウワバミソウ〉

 

 

11:32 ベンチのある休憩所

  ベンチのある休憩所近くになって、霧が濃くなってきて俄かに薄暗くなってしまった。雨も強くなってきた。沿道のブナの古木も霧に巻かれて薄いシルエットしになっていた。傘を差して、その下を竜神平へと急いだ。薄暗い山中とは人を不安にさせるところであった。

 

 

〈俄かに暗くなった雨の休憩所〉

〈ブナ林も霧に包まれる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈竜神平までもう少し〉

 

 

 

〈ちょっと奇妙なブナの枝〉

 

 

11:44〜11:47 竜神平

  竜神平も完全に霧に包まれていた。昼前の愛大小屋にも人影はなかった。山中に長居する環境ではなかったので、ここで昼食を摂ることは止めて、引地山分れを経由して早々に下山することとした。竜神平から桧林を抜けて稜線に向かう間に少しずつ霧が薄くなっていってくれた。稜線部にある四国では貴重なコイワカガミの自生地では花が咲き始めていた。

 

 

〈霧の中の愛大小屋〉

〈完全に霧に巻かれた竜神平〉

 

 

 

〈竜神平から十字峠への道を採る〉

〈霧が流れる森を俯瞰する〉

 

 

 

〈クロフネサイシン〉

〈ミツバツツジ咲く〉

 

 

 

〈稜線に出る〉

〈コイワカガミ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈若葉の芽生えたブナ〉

 

 

12:18 引地山分れ

  引地山分れから下山路沿いにも花が多いが、高度の高いこの辺りにはまだ花々が少なかった。これから初夏の花々の舞台となる筈である。この下山路沿いの今の主役はピンクのシコクカッコソウであろう。今年はその群生地の周りにロープが張られて、植生の中に立ち入らないように規制されていた。お陰で、今満開のシコクカッコソウの群落が、あまり踏み荒らされることもなく、むしろ群生地を拡大している節も見られた。下って行くに従って、雨が上がって行った。この時間になって入山して来るグループの姿が幾組かあった。

 

 

〈引地山分れ:風穴への道を採る〉

〈丸太のベンチのあるテラス〉

 

 

 

〈ミヤマハコベ〉

〈シコクカッコソウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈今年はロープが張られたシコクカッコソウの群生地〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ハシリドコロ〉

 

 

〈風穴の避難小屋を望みつつ北面を下る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ウラベニイチゲ(イチリンソウの別名)

 

 

 

12:57 風穴下

  湿度が高くて、風穴の冷気に触れてその周辺にはミストが流れていた。車道まで下ると、新たに3台の車が停められており、皆さんこれから天気が回復することを信じて入山されたようであった。車で峠道を下って行く時、濃霧で視界が数メートルしかなく、ちょっと不安になったりもした。結局この日の天気の回復は夕刻まで待たねばならなかった。

 

 

〈風穴の冷気に触れてミストが流れる〉

〈風穴下の駐車スペース〉

 

 

〔山行所感〕

  雨模様の天気の中であったが、思っていた花の咲き具合のチェックは成就することが出来た。花々は自然の摂理に則って順調に交替劇を繰り返しているようであった。多様な花々が咲く舞台である皿ヶ嶺からは、まだこれからも暫らく目を離す訳にはいけないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

 

 

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