花の咲き具合のチェックに早足で周回 皿ヶ嶺(1,278m)

愛媛県東温市

2013年5月26日(日)   門久単独

 

 

 

 

 

 

〈夕刻の森に出て来たリス〉

 

 

 

この季節はお目当ての花もあり、皿ヶ嶺の花々の咲きっ振りが気になるので、

遅い時間ではあったが、広島から到着したその足で皿ヶ嶺へと足を延ばしてみた。

僅か一週間振りの皿ヶ嶺であるが、その間に山の花々はどう変わったか、またあの花は咲いたかどうか

大いに気になるところであった。

《山行記録》

風穴下(駐車場所)(19)15:34・・・・15:37風穴15:40・・・・15:45正面登山道出合・・・・16:00十字峠方面直登道分岐・・・・16:16丸太のベンチのあるテラス・・・・16:32引地山分れ・・・・16:42稜線上のテラス16:46・・・・16:55十字峠・・・・17:10竜神平17:13・・・・17:18三差路・・・・17:27ベンチのある休憩所・・・・17:56十字峠方面直登道分岐・・・・18:06風穴18:08・・・・18:10風穴下(駐車場所)

〔総所要時間:2時間36分、休憩等:0時間17分、正味所要時間:2時間19分、歩行距離:39q、累積標高差:±415m

 

15:34 風穴下

  午後3時を回った林道上林河之内線は次々に皿ヶ嶺から下ってくる車が続くことからなかなかの難関であった。マイクロバスも多く、また愛媛県外の車も相当の数であった。この日の日中の皿ヶ嶺は大変な人出であったようだ。遅い時間帯なので、上林森林公園の最上部の風穴下の路側に車を停めて、取り急ぎ山中を周回することとした。山中は静かになりつつあったが、まだ風穴には幾組かの観光客の姿があり、また正面登山道を登り始めると下山してくる幾組かのグループと行き違った。風穴には待望のヒマラヤの青い芥子が一株一輪だけ花を開けていた。北面の正面登山道沿いのお花畑はもう随分と花の数が減ってきていたが、まだヤマブキソウの数が最も多く現在の主役のようであった。

 

 

〈麓から見上げた午後の皿ヶ嶺〉

〈風穴下の路側に駐車して入山〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈青い芥子の花の咲いた風穴〉

 

 

〈一株だけ咲いたヒマラヤの青い芥子〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈コンロンソウももう数少ない〉

 

 

 

〈イチリンソウはもう最晩期〉

 

 

 

〈マムシグサが登場〉

〈最盛期は過ぎたものの今もヤマブキソウが主役のよう〉

 

 

 

〈北面のジグザグする登山道を登り行く〉

ニシノヤマタイミンガサの花の蕾

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ハナイカダ〉

 

 

 

 

〈トリカブトは蕾を付けつつあった〉

〈今主役のヤマブキソウの群落〉

 

 

16:00 十字峠方面直登道分岐

  竜神平への正面登山道から外れて十字峠方面へ直登するの登山道へと入った。丸太のベンチのあるテラス状の所まで険しい階段道が続くが、その沿道には沢山の種類の花々が多いのでいつも楽しみなルートである。しかしここも5月下旬を迎えて花の数が少なくなりつつあった。つい半月前には数多咲いていたイチリンソウなどはほぼ姿を消していた。シコクカッコソウの花も最終盤を迎えてもう精彩がなかった。ヤマルリソウだけがしぶとく咲き残っているのが印象的であった。

 

 

〈この分岐から十字峠に向け直登する〉

〈フタバアオイ〉

 

 

 

〈ウワバミソウ〉

〈コクワガタ〉

 

 

 

〈ヤマルリソウ〉

〈シコクカッコソウの花も最晩期〉

 

 

 

〈クルマムグラ〉

〈丸太のベンチでひと休み〉

 

 

16:32 引地山分れ

 引地山分れから稜線歩きとなった。右側は久万高原町側の植林地、左側が東温市側の自然林であった。午後4時半を回った山上には人影もなく、人の声が聞こえることもなかった。足元に咲くクロフネサイシンを伴に先に進んだ。稜線上のテラス周辺のブナの古木の緑も深くなって来ていた。崖の上の岩場に咲くイワカガミももう最終盤で辛うじて幾株かの花が残るだけであった。初夏になって春の花々が消え、やがて夏の花々がそれらに取って替わることになる。ギンリョウソウが早々に姿を現していた。時間も遅いので山頂には向かわず、十字峠から竜神平へ下るルートを採った。ミズナラの多い自然林から手入れが届いていない植林地へと下り、そこを抜けると竜神平であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈引地山分れ〉

 

 

〈夕刻の静かな稜線〉

 

 

 

〈ブナの枝の緑も深まる〉

〈イワカガミノ花も最終盤〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈稜線のテラスから上林の集落を俯瞰する〉

〈クロフネサイシン〉

 

 

 

〈もうギンリョウソウが姿を現わす〉

〈チゴユリ〉

 

 

 

〈今日は十字峠から竜神平へと下る〉

〈ブナの森を俯瞰する〉

 

 

17:10〜17:13 竜神平

  いつも沢山の登山者で賑わっている竜神平にももう登山者の姿はなかった。午後5時を過ぎた時間帯ゆえに当然のことであろう。水場の上に先週咲いていた石楠花の花ももう朽ち枯れ果てていた。長居は無用のようであったので、早々に下山にかかることとした。上林峠からの稜線上の三差路から風穴への道を採ると、新緑のブナの森の先から夕陽が木漏れ日となって美しかった。ベンチのある休憩所を過ぎて、北斜面を巻くように付けられている登山道を行けば、ここでも花々が代替わりの最中のようで、殆どの花々が姿を消していた。その中にあって、コミヤマスミレの小さな花が一週間前よりその数を増やして乾いた斜面に群生していた。また午後6時頃となって、森の小動物達も夕食を急ぐ時間となっているらしく、この日は数匹のリスが樹々に登っているのを目撃した。そのうちにの何カットかのリスを写真に納めることが出来た。

 

 

〈竜神平へ下る〉

〈夕刻の竜神平は無人〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ミツバツチグリ〉

 

 

 

〈ニョイスミレ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ベンチのある休憩所〉

 

 

 

〈ブナ林の尾根を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈タニギキョウ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈コミヤマスミレの群生〉

 

 

 

 

〈北面の樹間から松山平野を望む〉

〈北面の巻き道を下る〉

 

 

18:10 風穴下

  風穴に下ってくると、ここももう無人の世界で、青い芥子の花がこの日の幕引きをするかの如く花弁を閉じて就寝態勢に入って行っていた。2時間半前にはまだ観光客の姿が沢山あったが、午後6時を過ぎた時間には流石に人の姿は皆無であった。その直下の車を停めた車道に下ってみると、残っているのは我が愛車だけであった。

 

 

 

 

 

 

 

〈風穴と東屋〉

 

 

 

 

〈夕陽の中に咲く青い芥子〉

〈夕刻になって閉じたようだ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈車を停めた風穴直下の車道に下山〉

 

 

 

 

〔山行所感〕

  皿ヶ嶺の花々も足早な選手交代の動きの中にあるようであった。1週間の間の花々の盛衰はかなり劇的であると言えよう。花の山・皿ヶ嶺もこれから暫くは春と夏の花の端境期へと入って行くが、数は少ないがその間に咲く花々をも愛でながら、次の夏の花期を楽しみに待ちたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

 

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