サラサドウダン咲く峰で花巡り 恐羅漢山(1,346.4m)・旧羅漢山(1,334m)・台所原

広島県山県郡安芸太田町・島根県益田市匹見町

2013年6月10日(月)    仁王さん+ちゃこ&門久

 

 

 

 

 

 

〈今年は蘇ったサラサドウダンツツジ〉

 

 

 

昨年は壊滅状態であった恐羅漢山のサラサドウダンツツジが見事だという。

天気予報の真反対への急変で九重行きを諦めていたこの日、

中国地方の天気は何とか持ちそうと見て

そのサラサドウダンツツジを見に久し振りの西中国山地の名峰を訪ねることとした。

 

《山行記録》

牛小屋高原駐車場9:04・・・・9:06恐羅漢山登山口・・・・9:48遭難碑(立山尾根)・・・・10:16主稜線出合・・・・10:24恐羅漢山(1,346.4m)10:25・・・・10:55平太小屋原・・・・11:09旧羅漢山(1,334m)11:25・・・・11:33平太小屋原・・・・12:00恐羅漢山(1,346.4m)(昼食)12:39・・・・12:41台所原分れ・・・・13:32台所原13:33・・・・13:42台所原平・・・・14:33管理林道終点・・・・14:46早手のキビレ・・・・14:53夏焼けの丘・・・・14:59夏焼けのキビレ・・・・15:20カヤバタゲレンデ・・・・15:24恐羅漢山登山口・・・・15:25 牛小屋高原駐車場

〔総所要時間:6時間21分、昼食・休憩等:0時間57分、正味所要時間:5時間24分、歩行距離:97q、累積標高差:±840m〕

 

 9:04 牛小屋高原駐車場

  登山口の牛小屋高原へ向かうに連れて天気は急速に好転し、牛小屋高原から立山尾根ルートで恐羅漢山へ登り始める頃には青空が見え始めていた。牛小屋高原の登山者用駐車場に停められた車は我々のものだけであった。山麓ではまだ卯の花が満開で、高原の茂みの中には早くもササユリが咲き始めていた。コウゾリナやニガナの黄色の花が咲く恐羅漢スキー場のゲレンデを登り切って、スキー場の最上部から山道に入った。路傍にはニョイスミレを始めとした初夏の花々が咲いていた。そんな中にこの日の第一目的のサラサドウダンツツジの花も一株だけあって、きれいに咲いていた。この後の稜線部の群落の咲きっ振りに期待が持てた。

 

 

〈卯の花(二軒小屋)〉

〈早くも咲いたササユリ(牛小屋高原)〉

 

 

 

〈牛小屋高原ヒュッテが再建中の登山口〉

〈青空が広がった恐羅漢スキー場を登り行く〉

 

 

 

〈スキー場上部ではアサギマダラが数頭飛んでいた〉

〈ナルコユリ〉

 

 

 

〈ニョイスミレ〉

〈立山尾根に早速サラサドウダンが出現〉

 

 

 

〈ハスノハイチゴ〉

〈主稜線出合い〉

 

 

 

〈ホウチャクソウ〉

〈竹トンボのようなカエデの花〉

 

 

10:24〜10:25 恐羅漢山(1,346.4m)

  恐羅漢山々頂に立ったのは我々だけであった。帰路にも立ち寄るので早々に発って旧羅漢へと向かった。ここの稜線部でサラサドウダンツツジの花に逢うのを楽しみにして登って来た訳であったが、サラサドウダンツツジに逢う前に真っ白なタンナサワフタギの咲きっぷりに感心することとなった。今汚れなき真っ白な花が満開の状態で、尾根筋を白く染めていた。それに次いで、これまた満開のサラサドウダンツツジの花が現れた。あまり花が付いていない株も無きにしも非ずであったが、豪快に花房を付けた株が現れ始めると、次から次に別の株も続くようになった。花を付けた株の数では豊作年の一昨年には敵わないようであったが、咲いた花の出来栄えは一昨年のものと遜色のないものであった。その花の下でゆっくりと花の見物をしてから、平太小屋原へと下り旧羅漢山を目指した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈タンナサワフタギ〉

 

 

 

〈恐羅漢山々頂〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈タンナサワフタギ咲く稜線から十方山を望む〉

 

 

 

 

〈今年は見事に咲いてくれたサラサドウダンツツジ〉

〈青空をバックに咲く!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈旧羅漢への尾根筋の樹に鈴なりとなったサラサドウダンツツジ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈平太小屋原の湿地を抜けて行く〉

 

 

〈独特の雰囲気のある平太小屋原〉

 

 

11:09〜11:25 旧羅漢山(1、334m)

  巨岩が山頂部に陣取る旧羅漢山に到達した。ここにはサラサドウダンツツジと共にオオヤマレンゲの樹もある。広見谷を見下ろす山頂裏側の岩の上に登るとそれらの樹々を見ることが出来た。ここでもサラサドウダンツツジは満開であった。オオヤマレンゲの花はまだ固い蕾でこの先まだ2週間程度は待たないと咲き揃った姿を見る訳には行きそうになかった。これらの花々をゆっくりと鑑賞してから、まだ正午まで時間があったので来た道を恐羅漢山々頂まで引き返すこととした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈サラサドウダンツツジとオオヤマレンゲ(蕾)のコラボ〉

 

 

 

〈旧羅漢山々頂〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈オオヤマレンゲはまだ蕾であった〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈旧羅漢山から広見山、半四郎山を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈やはりこの時節の主役はサラサドウダンツツジ〉

 

 

 

〈コケイラン〉

 

 

12:00〜12:39 恐羅漢山(1,346.4m)

  恐羅漢山の山頂に戻ったが、そこにはやはり他の登山者の姿はなかった。その山頂広場を我々3人で独占してランチタイムとした。午後になって、青空の部分は随分と狭くなってしまったが、山頂からの眺望はまだかなり広かった。食後は台所原へ下ることとした。もう随分と緑も深まってきたブナやトチ、ホウノキなどの森であったが、安定感のある深い森の佇まいはいつもながらに我々の心を癒してくれるものであった。グリーンシャワーの将に癒しの森であった。

 

 

〈恐羅漢山に戻ってランチタイム〉

〈恐羅漢山々頂から臥龍山、深入山方面を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈台所原へと下る〉

 

 

〈巨樹の森へと下る〉

 

 

 

〈トチの花〉

〈ギンリョウソウ〉

 

 

 

〈ハグするトチとブナ〉

〈緑滴るブナ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈心落ち着く台所原〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈癒しの森を行く〉

 

 

 

〈グリーンシャワー溢れる台所原〉

〈コナスビ〉

 

 

13:42 台所原平

  台所原を抜けて台所原平に出た。そこから管理林道に入った。路傍や周辺の森からは春の花々や山菜類が姿を消してしまって夏草が繁り始め、もうすっかり初夏の佇まいとなっていた。そんな中で大きなヤグルマソウの白い花にアサギマダラが留って蜜を吸っているのが印象的であった。管理林道が尽きて山道に入り、それを登り切ると早手のキビレに出た。そこからはよく整備された尾根道を辿って行くと15分足らずで夏焼けのキビレへと下った。

 

 

〈台所原平〉

〈管理林道から天杉山を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ヤグルマソウの花の蜜を吸うアサギマダラ〉

 

 

 

 

〈ガクウツギ〉

〈ダートの管理林道を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈早手のキビレ〉

 

 

〈夏焼けの丘へと続く尾根筋の道〉

 

 

14:59 夏焼けのキビレ

  夏焼けのキビレまで下って来ると、もう牛小屋高原まで30分もかからない距離が残るだけであった。この間もよく整備された遊歩道のような登山道で繋がっている。グリーンシャワーが降り注ぐようなその登山道を楽しみつつ登山口へと急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈夏焼けのキビレに立つ標識〉

 

 

〈牛小屋高原への登山道〉

 

 

15:25 牛小屋高原駐車場

  牛小屋高原の登山者用駐車場に停められている車は朝と同じで我々のものだけであった。 この牛小屋高原から恐羅漢山へ登ったのは我々だけであったようだ。誰にも会うことのなかった静かな山行にピリオドを打つこととした。

 

 

〈カヤバタゲレンデ〉

〈牛小屋高原の登山口に戻って来た〉

 

 

〔山行所感〕

  蘇ったサラサドウダンツツジの花を見ることが出来て、嬉しい山行となった。一昨年の最高に素晴らしかった時の花に比べて見ると、まだ完全復活までには行っていないようであったが、蘇った花々はやはり美しかった。山の植物たちにもこのところの振幅の幅のある気象変動は負担になっているようであった。西中国山地の花々が厳しい条件下でも、安定した花期を迎えることが出来るよう、切に願うものである。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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