久々の青空、秋の趣を感じながらの散策 深入山(1,152.7m)

広島県山県郡安芸太田町

2013年9月5日(木)  チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈マツムシソウ咲く山頂付近の路傍〉

 

 

 

一週間近くも雨が降り続いた広島地方、この日その雨が止んでやっと晴れた感じであった。

このところ毎週末に天気が勝れず、3週間も山行を断っていたので、ここは山に出掛けることにした。

例年であれば、8月の下旬に一足早い秋に逢いに深入山へ行っていたのであるが、

今年はちっと遅くなってしまったが、その深入山に初秋を訪ねることとした。

 

《山行記録》

深入山南登山口(グリーンシャワー駐車場)11:47・・・・12:52百畳岩12:55・・・・12:57東登山道合流(三叉路)・・・・13:07深入山(1,152.7m)13:12・・・・13:22九合目東屋(昼食)13:54・・・・13:59八畳岩・・・・14:05展望岩14:06・・・・14:19水場・・・・14:23西尾根上三叉路14:31・・・・14:48三叉路(南登山口方面分岐)・・・・14:50西登山口14:51・・・・14:55三叉路(西登山道分岐)・・・・15:05三叉路(林間コース分岐)・・・・15:16南登山口(グリーンシャワー駐車場)

〔総所要時間:3時間29分、昼食・休憩等:0時間50分、正味所要時間:2時間39分、歩行距離:5.4q、累積標高差:±504m

 

 

11:47 南登山口

  グリーンシャワーの駐車場に愛車を停めると青空をバックにした深入山が目に飛び込んできた。好天とは気持ちが良いものだ。駐車場には同好の士の車が数台停められていた。南登山道を採って山頂を目指した。登山口脇の草叢はヤマハギ、シラヤマギク、オミナエシ、ママコナなど秋の花々のお花畑となっていた。このルートに多いキキョウの姿はそのにはまだなかったが、登山道を進んで行くと徐々に現れてきた。急坂を登り、はっきりとした南尾根に乗ると例年8月の下旬にはキキョウロードのような態をなしているのであるが、もう9月に入ったせいか路傍や草叢の中にキキョウの姿は少なかった。それでもカワラナデシコ、オミナエシ、オケラ、ママコナなどの花々が賑やかに沿道を飾ってくれていた。季節は一足飛びに酷暑の夏から秋に移ったようで、ススキやオヤマボクチが大きな景色の中にその存在感を主張していた。

 

 

〈南登山口から晴れ上がった深入山を見上げる〉

〈ヤマハギ(マメ科)

 

 

 

〈シラヤマギク(キク科)〉

〈フジバカマ(キク科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ママコナ(ゴマノハグサ科)〉

 

 

〈ノギラン(ユリ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈グリーンシャワーのグランドが眼下に〉

 

 

 

〈暫し急坂を登り行く〉

 

 

 

〈キキョウ(キキョウ科)〉

〈カワラナデシコ(ナデシコ科)〉

 

 

 

〈カワラボウフウ(セリ科)〉

〈オケラ(キク科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈深入山秋景色〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ツリガネニンジン(キキョウ科)〉

 

 

 

〈キンミズヒキ(バラ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ホクチアザミ(キク科)〉

 

 

〈ホソバシュロソウ(ユリ科〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈絶景をバックに咲くオヤマボクチ(キク科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈百畳岩から向真入山を望む〉

 

 

〈山頂直下の最後に上り〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈恐羅漢山、十方山の山並を望む〉

 

 

 

13:07〜13:12 深入山(1,152.7m)

  花々を眺めたり、写真を撮ったりしながらのんびりと1時間20分程の時間をかけて山頂に到着した。山頂にはほぼ同時に登山口を出た老齢の紳士が先に着いて弁当を開かれていた。2回目の深入山とのことであった。期待していた山頂の草叢に咲く花々は殆ど姿を消していた。ユウスゲやナンバンギセルなどは夏の季節が去るのと一緒に消えてしまったようだ。短時間の滞在で山頂を離れて北側の九合目にある東屋へと向かった。この北斜面には例年マツムシソウが咲いており、今年も見事に咲いて迎えてくれた。周りにはオミナエシ、ワレモコウ、ヤマハギ、ススキが多く、将に今秋がやって来たことを実感した。

 

 

〈深入山々頂〉

〈ゲンノショウコ(フウロソウ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈深入山秋の空〉

 

 

 

 

〈臥龍山、掛頭山〉

〈聖湖、高岳を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ツマグロヒョウモンが蜜を吸うマツムシソウ〉

 

 

 

 

〈オミナエシ(オミナエシ科)〉

〈ワレモコウ(バラ科)〉

 

 

13:22〜13:54 九合目東屋

  九合目東屋のバックヤードの草原で遅いランチタイムを取った。東屋の中より心地良い風が吹く青空の下で弁当を開く方が気持ち良かった。この時節にはここからススキの穂に包まれた深入山々頂部を眺めるのが好きである。昼食を終えて暫し林間コースのルートを採って下山の途に就いた。八畳岩付近の路傍に例年多いマツムシソウが今年は一切見られなかったのは残念であった。展望岩からは好天下、恐羅漢山方面の大きな景観を楽しめた。雨上がりの水場は、瀬音が聞こえる程の豊かな水量であった。

 

 

〈九合目の東屋でランチタイム〉

〈マルバハギ(マメ科)〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ススキの穂波〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈八畳岩から深入山々頂を仰ぎ見る〉

 

 

〈初秋の山をのんびりと・・・〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈展望岩から西中国山地の核心部の眺望を満喫〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈林間コースを下り行く〉

〈水量豊かな水場〉

 

 

14:23〜14:31 西尾根上三叉路

  西尾根上で林間コースから外れて久し振りに西登山道を採った。もう遅いとは思ったがルート上にあるツチアケビを出来れば見たかったのであった。西登山道は林間コースに比べれば通る登山者の数も極端に少ないが、いつもながらに良く整備されており気持ち良く歩けた。主目的のツチアケビはもうかなり干乾びた態であったが、その姿を見ることが出来たことに満足した。西尾根の三叉路から15分余で南登山口へ続く巻き道に出たが、ひとまずはその分岐から直ぐの国道191号線に面した西登山口に出てみることにした。

 

 

〈西尾根上の三叉路〉

〈ヤマジノホトトギス(ユリ科)の群生〉

 

 

 

〈西登山口へと下る登山道〉

〈干乾びていたツチアケビ(ラン科)〉

 

 

 

〈南登山口と西登山口をむすぶ巻き道に出合った〉

〈西登山口の東屋〉

 

 

14:50〜14:51 西登山口

  国道191号線に面して「深入山 西登山口」と記された標識が立てられているが、高速通行中にその標識に気付く人は少ないかも知れない。その入口から山に入って直ぐの所に立派な東屋があって、その前には車が数台停められる空地があった。この日はそこに一台の車が停められていた。尾根上でお会いした写真撮影の方の車であろうかと勝手に想像した。西登山口を目にしてから直ぐに登山道を引き返して、南登山口へ向かう巻き道を採った。ここもそれまでと同様に見事なミズナラの森の中を行く道である。登山道もよく整備されていた。15分程で林間コースの道を合わせると、もう南登山口、グリーンシャワーは遠くなかった。

 

 

〈国道191号線に面した西登山口〉

〈日溜まりの巻き道を南登山口に向かう〉

 

 

 

〈林間コースが合流する〉

〈グリーンシャワーに下る〉

 

 

 

〈やはりこの時期の深入山にはキキョウがよく似合う〉

〈深入山を見上げる〉

 

 

15:15 南登山口

  平日午後の3時間半程の山歩きを満喫して無事に南登山口に戻った。草叢越しに見上げる深入山の上には秋の訪れを思わせる高い空が拡がっていた。駐車場で帰り支度をしていると、昼前にほぼ同時に出発された深入山2度目の老齢の紳士も林間コースを採って戻って来られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈秋の空A〉

 

 

 

〈秋の空@〉

 

 

〔山行所感〕

  3週間振りの山行であった。この間、週末の天気に恵まれず、直近には長雨に豪雨までの災難であった。久々の好天の一日であったが、天候に恵まれない間に連日の酷暑からいつの間にか解放され秋風の吹く山野に身を放たれたかようで、浦島太郎的などこか摩訶不思議な感覚を覚えた。夏が去ったのは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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