上三田からの長尾根を辿る 白木山(889.3m)

広島市安佐北区

2013年12月1日(日)  「山の自由人」4名+門久

 

 

 

 

 

 

〈長尾根から雲海に覆われた白木を望む〉

 

 

 

先週末の深入山・三段峡に続いて山の自由人のメンバーとご一緒して白木山を歩いてきました。

このメンバーのことゆえに、選んだルートは上三田からの長尾根のロングコース。

今年3月に単独で歩いたルートへの再訪ではありましたが、

季節も異なり、初冬の野趣に富んだ風情をまた存分に楽しむことが出来ました。

 

《山行記録》

駐車地7:37・・・・7:43登山口(墓地入口)・・・・7:54尾根上7:57・・・・8:10標高297mピーク8:14・・・・8:40標高384mピーク・・・・9:11(休憩)9:16・・・・9:20胡谷山(540.9m)9:21・・・・9:39送電線鉄塔(吉田広島線)9:50・・・・9:59送電線鉄塔(新西広島幹線)・・・・10:10標高547mピーク・・・・10:24(休憩)10:29・・・・10:39標高575mピーク・・・・11:06大槌山(600.7m)11:13・・・・11:58標高711mピーク・・・・12:15標高695mピークトラバース道・・・・12:59白木山駅正面道出合・・・・13:06白木山(889.3m)13:53・・・・14:04水場14:07・・・・14:15水飲み場・・・・14:54(休憩)15:02・・・・15:29白木山駅正面道登山口・・・・15:35白木山駅

〔総所要時間:7時間58分、昼食・休憩:1時間35分、正味所要時間:6時間23分、歩行距離:133q、累積標高差:+1,284m-1,351m〕 

 

 7:43 上三田登山口

  登山口は上三田の住吉神社の直ぐ先の墓地の入口。車を一台下山口の白木山駅近くに配置してから、別の車でこの登山口まで赴いた(車は河津川沿いの車道の膨らみに停めさせてもらった)。前回3月には住吉神社の裏手の谷から尾根上まで登ったが、多くの人が利用する墓地入口からの道筋は今ではテープも残され、またはっきりとした踏み跡も出来ていた。10分程で尾根筋に上がるとはっきりとした道が尾根沿いに続いていた。三田は濃い朝霧に包まれていたが、尾根筋も最初は同様であった。初めてのピークの297mピークは迷い易い所でピーク手前で右折せねばならないが、リーダーのN川さんの機転でここを巧みに通過した。高度を少しづつ上げて行くと、我々は霧の上に出たようで、尾根筋は随分と明るくなってきた。時折、樹間に雲海を見ることが出来るようになった。序盤の最高の難所は何と言っても胡谷山への急登であろう。密な等高線に直角に交わる踏み跡を周りの灌木に掴まるようにして登って行った。前山まで登り切ってひと休みを取った。胡谷山の頂を踏むと、直ぐに下降が始まった。上ったり下ったりは縦走の宿命であると諦める。深い鞍部まで下り、また上り返して行くと、送電線鉄塔の建つマウンドの下に飛び出た。

 

 

〈登山口は上三田の住吉神社先〉

〈急斜面の踏み跡を尾根上まで急登する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈朝霧に包まれてた297mピーク、ここで右折〉

 

 

〈霧の上に出て、明るい尾根を登り行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈樹間から雲海の先に花茎山(布山)を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈胡谷山の三等三角点〉

 

 

 

〈胡谷山への急登、この日最初の難所〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈胡谷山からの下り〉

 

 

〈鞍部から急登すると送電線鉄塔下に出た〉

 

 

 9:39〜9:50 吉田広島線送電線鉄塔

  出合った送電線は吉田広島線で、尾根上に築かれたマウンドの上に高い鉄塔が建っていた。その鉄塔の下に立つと、南北両方向に眺望が開けていた。眺望の少ない上三田からの尾根ルートの中にあって、ここは唯一の展望所といってもよい地点であろう。眺めることの出来る南北両方の谷間には素晴らしい雲海が拡がっており、メンバー一同ただただ大感動であった。一方でこの地点からは白木山の山頂部も望めたが、これはまだ点のようで遙か彼方、まだ見ない方が良かったかも知れなかった。とは言え、大眺望に元気を貰って勇躍先に進むこととした。その先はアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げて行く決して楽ではない行程であった。電力会社の巡視路から外れて、登山道脇はやや荒れ気味となって行ったが、それでも十分に歩ける道筋ではあった。この日2番目の三角点のある大槌山まで来ると、山頂までの行程の3分の2強を消化した感じであった。この後二つのピークを越えて、最後はアキレス腱も伸び切ろうかという急坂登りの難所が待っていたが、我慢我慢の苦行でこれらを克服して午後1時過ぎに無事白木山々頂に到達出来た。5時間半の縦走であった。

 

 

〈吉田広島線の送電線鉄塔下で三田を覆う雲海に感動!〉

〈右上に覗く白木山々頂はまだ遙か先!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈三田から高陽方面の谷間を埋める雲海〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白木の谷間を覆う雲海、正面は神ノ倉山〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈遙か鷹ノ巣山(922.1m)、カンノキ山(892.1m)を望む〉

 

 

 

 

〈周囲の山々は枯葉色ながらも紅葉のピーク〉

〈まだ遠い白木山に向かって勇躍出発!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈雲海に浮かぶ高鉢山・安駄山の山塊を左手に見ながら・・・〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この山域で2本の送電線が交差する〉

 

 

 

 

〈新西広島幹線の鉄塔下を通過〉

〈547mピーク〉

 

 

 

〈送電線鉄塔を過ぎると道筋は荒れてくる〉

〈大槌山々頂、ここまでで2/3強を踏破!〉

 

 

 

〈711mピーク付近は薮の中〉

695mピークは南面を巻く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂直下で白木山駅からの正面登山道に合流〉

 

 

 

〈白木山への最後の急登!〉

 

 

13:06〜13:56 白木山(889.3m)

  尾根筋を歩いている間は晴れていた空も、白木山の山頂に着いた頃には不運なるかな厚い雲に覆われたそれに変わっていた。眺望も今ひとつと言ったところで、最初のうちは見えていた県北の雪の峰も、山頂で昼食を摂っている間に見えなくなってしまった。いつも賑わっている白木山の山頂であるが、我々が到着したときには登山者の姿はなかった。それでも、食事中に単独行の方が3人程登って来られた。遅い時間帯ながら、流石は白木山である。ちょっと長いランチタイムを山頂で過ごしてから白木山駅への正面登山道を採って下山することとした。難路続きであるが、極力歩き易い所を選んで歩いた。下る程に天気が回復してきて再び青空が見えてきた。

 

 

〈白木山々頂、ここに来て曇天となった〉

〈白木山二等三角点越しに高鉢山々塊を望む〉

 

 

 

〈白木山から高陽、広島市街地方面を望む〉

〈眼下に広がる可部の街〉

 

 

 

〈下山は水場を経由して〉

〈冬枯れの森を下り行く〉

 

 

 

〈五合目から中尾山〜鬼ヶ城山の稜線を仰ぐ〉

〈登山道沿いには石地蔵が安置されている〉

 

 

 

〈よく整備された正面登山道〉

〈白木山駅正面登山口に下山!〉

 

 

15:35 白木山駅

  ゆっくりと下りて来て午後3時半過ぎに白木山駅に無事に下山出来た。朝方の午前7時過ぎにはもう駅周辺の駐車可能なスペースはほぼ満車と言える程に沢山の車であったが、この時間になるともう残っているのは我々の車だけといった状態であった。冬の白木山への登山者は早起きのようである。我々は、もう1台の車をピックアップするため上三田に戻り、その後小河原の「ふかわの湯」で汗を流してから家路に就いた。

 

 

〈民家の庭の紅葉は今が盛り!〉

JR芸備線白木山駅〉

 

 

〔山行所感〕

  3月に続いての上三田からの長尾根を採っての白木山であった。ロングルートゆえか、二度目ではあったが、なお心躍るルートであった。レポートの中でも写真の枚数が多くなってしまったが、ルート上から今回見えた雲海は圧巻であった。この日は下界の住人には有り難くなかったかも知れないが、遅い時間まで雲海が残ってくれて、格好の雲海眺望ルートとなってくれたようだ。予め期待していた訳ではなかったので、それだけ余計に初冬の風物詩のその素晴らしさに感動出来た。 この季節は日が短くて無理であろうが、日が長い季節になったらこの尾根ルートから下深川までの白木山塊の完全縦走を一度やってみたいと今回も歩きながら思った。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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