北尾根からアプローチする 二ヶ城山(483.2m)

広島市安佐北区・東区

2013年12月15日()    門久単独

 

 

 

 

 

 

〈二ヶ城山l北尾根の送電線鉄塔から白木山塊を望む〉

 

 

 

好天となった冬場の日曜日の午後、

思い立って未踏の二ヶ城山の北尾根の探査に出掛けてきました。

一度歩いておかねばと思いつつ、

今年の4月に山頂方面からの様子を少し観察しただけで長い間宿題としていたルートでした。

出発が遅くなったことがちょっと気懸りでしたが、

良く知った近場の山域ゆえに臆せず出掛けました。

 

《山行記録》

13:23上岩上橋詰・・・・13:51二ヶ城山登山口・・・・13:56二ヶ城山林道車止め・・・・13:58水場・・・・14:02鉄塔巡視路分岐・・・・14:07分岐(右を採る)・・・・14:18広島西幹線No.5鉄塔14:28・・・・14:32北尾根踏み跡分岐(巡視路最上部)14:34・・・・15:07展望所(腰掛岩)15:09・・・・15:12二ヶ城山(483.2m)(コーヒータイム)15:26・・・・15:28三差路・・・・15:37川内広島線No.7鉄塔・・・・15:44千人塚入口・・・・15:59惣野谷分岐・・・・16:11里山整備士養成講座実施地16:13・・・・116:15蝦蟇ヶ峠・・・・16:17菰口憩の森

〔総所要時間:2時間54分、休憩等:0時間30分、正味所要時間:2時間24分、歩行距離:4.8q、累積標高差:+446m、−346m

 

13:23 上岩上橋詰

  自宅から歩いて山陽道を跨ぐ上岩上橋へ。橋詰の駐車スペースには一台の車もなかった。この時間こちらから山に入っている人も、近くのドッグランの施設に行っている人もいないようであった。高陽中央霊園前を抜けて二ヶ城林道に入った。入って直ぐの頭上高くに「ゴミの不法投棄はやめましょう!」という広島市環境局の看板が掲げられていた。こういう注意喚起がなくてもいつも綺麗な谷間であって欲しいものである。途中にある二ヶ城山登山口を右に見送って林道を更に奥へと歩いて行った。直ぐに車止の柵があり、切り通しや水場を通り越して大きく右にカーブを切る林道を上って行った。

 

 

〈山陽道を跨ぐ上岩上橋詰から出発〉

〈二ヶ城林道入口に掲げら指導標〉

 

 

 

〈枯葉の積もった二ヶ城林道を登り行く〉

〈二ヶ城山登山口を右に見送り、林道を進む〉

 

 

 

〈二ヶ城林道の車止〉

〈林道脇に湧く水場〉

 

 

14:02 鉄塔巡視路分岐

  水場の先で大きく右にカーブを切った林道が次に左カーブを切る右側に二ヶ城山北尾根にある広島西幹線No.5鉄塔に行く巡視路の入口がある。この巡視路は未踏であったので、先がどんなになっているのか楽しみにして入って行った。直ぐに小さな渓流を渡って、その渓流沿いに暫く谷の奥へと入って行った。良く整備された立派な道であった。道は直ぐに桧林の浅い谷間に入り左右に分岐していた。左手は小さな尾根上に上がって行っていたが、雰囲気からして右の谷間を行く道が正解と考えてその道を採った。直ぐに右手の支尾根に上がったが、その尾根伝いに綺麗な道が延びていた。ドンドントと高度を上げて行き、一度中休みのように高度を下げると、道は右にカーブしてまた急坂となった。その急坂の先が北尾根の上で、尾根に上がったところに送電線鉄塔が建っていた。鉄塔の脚元からの眺望は素晴らしかった。白木山や高鉢山の山塊が一望出来、周りの山肌も優しかった。暫しその景観に酔いしれてから、鉄塔の背面の尾根をまだ上っている巡視路を辿って登って行った。

 

 

〈二ヶ城林道を右に外れて送電線巡視路に入る〉

〈巡視路入口〉

 

 

 

〈暫し小さな渓流沿いに緩やかに登って行く〉

〈支尾根伝いに良く整備された道が延びる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈支尾根から北尾根への登り〉

 

 

〈北尾根に建つ広島西幹線No.5鉄塔〉

 

 

 

 

 

 

 

 

No.5鉄塔下から白木山塊、高鉢山を望む〉

 

 

 

 

〈東隣には木ノ宗山への縦走路、No.4鉄塔を望む〉

〈高鉢山、安駄山の前面に木ノ宗山の山頂部が覗く〉

 

 

 

〈送電線鉄塔を後に巡視を更に登り行く〉

〈立派な巡視路が二ヶ城山登山道の水場近くまで続く〉

 

 

14:32〜14:34 北尾根踏み跡分岐

  北尾根の高みに一度上った巡視路はピークアウトしてから、二ヶ城山登山口から地獄谷を遡る登山道の水場に近い所に向けて急降下して行っていた。その最高点から北尾根の上に向かって踏み跡が続いていた。桧林に中に延びるその踏み跡は登山者を不安にするくらいに細いものであった。直ぐに深い羊歯に覆われた急傾斜となった。よく滑るのに掴むものは羊歯くらいしかなかった。羊歯の斜面を越えると尾根の右側に移り、灌木の中に踏み跡が続いていた。行く程にその踏み跡は細く薄くなっていって、やがては人の踏み跡か獣道か区別が出来ない程になった。それでも何とか二ヶ城山の山頂に向かって連続していたので辿って行ったが、谷筋の奥まった所まで達して遂に踏み跡らしきものがなくなった。目の前には深い羊歯の急斜面が待っていたので、すこし巻いてから羊歯と灌木の境目を尾根上へと急登すると、今年の4月に歩いた記憶がある白いテープが巻かれた尾根筋に出ることが出来た。荒れた尾根筋であったが、ここまでくれば旧知の所で大丈夫とひと安心であった。羊歯の尾根筋を這い上がり、二ヶ城山々頂から北へ延びている登山道へ出て、その先にある展望所へと赴いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈巡視路の最高点から左へ北尾根を上る踏み跡が分岐する〉

 

 

〈細々とした北尾根の踏み跡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈踏み跡はいつしか獣道と区別出来なくなってきた〉

 

 

 

〈羊歯の急斜面を上る踏み跡〉

 

 

 

〈深い羊歯に行方を遮られる〉

〈灌木を掻き分けて尾根上へと上がって行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白いテープが巻かれた尾根筋に出た!〉

 

 

〈羊歯の中を行く尾根筋の踏み跡〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈二ヶ城山の北側の展望所からの大眺望〉

 

 

 

〈踏み跡を脱し登山道に出る!〉

 

 

15:12〜15:26 二ヶ城山(483.2m)

  二ヶ城山の山頂は無人であった。やや霞んではいたが、灰ヶ峰や宮島まで眺望が得られた。北尾根からの難渋したアプローチであったので、山頂で暫しコーヒータイムを取ってのんびりとすることとした。山頂の日溜まりの岩の上でコーヒーを楽しんでいると、上岩上橋から登って来られたとい単独行の男性が上がって来られたが、暫し話をして先に下山して行かれた。わが下山ルートは日課のウォーキングの消化を兼ねて蝦蟇ヶ峠経由とした。少々長いルートとなるが、暗くなる前には帰宅出来ると踏んでの選択であった。蝦蟇ヶ峠までの長い尾根道は笹なども綺麗に刈られており気持ち良く整備されていた。蝦蟇ヶ峠に下る直前の小ピークの木立が広島市の里山整備士養成講座で刈り払われていた。

 

 

〈二ヶ城山々頂〉

〈山頂からの府中町、黄金山方面の眺望〉

 

 

 

〈北には木ノ宗山、高鉢山〉

〈東隣は呉娑々宇山〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈遠く広島市街地の先に宮島の島影を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈蝦蟇ヶ峠への長い尾根を歩く〉

 

 

〈尾根筋の道はフワフワの落葉の絨毯だ!〉

 

 

 

〈尾根筋にこんな札が掲げられ、木立が刈られていた!〉

〈刈られた木立越しに松笠山が見えた〉

 

 

16:17 菰口憩の森

  山頂から50分ほどで蝦蟇ヶ峠へ下山した。峠の駐車場に一台の車があった。山頂直下でお会いしたもう一人の単独行の男性の車であろうかと推察した。蝦蟇ヶ峠を菰口側に越えたところが菰口憩の森である。ここの駐車場にも一台の軽自動車が停まっていた。もう日没までに1時間を切った時間であったので、長居は無用と中国自然歩道を兼ねた高陽町矢口への車道を急ぎ足で下って行った。

 

 

〈蝦蟇ヶ峠へ下山〉

〈菰口憩の森:ここから更に中国自然歩道を自宅まで歩いた〉

 

 

〔山行所感〕

  冬場となって雨や雪が降らなければ薮山も歩き易くなった。昼に思い立って、近場の二ヶ城山で懸案であった北尾根の送電線鉄塔から山頂までのルートの探査を成就することが出来て大きな収穫であった。このルートは、2005年11月発行の田部戒自氏の「広島市の山を歩く(下巻)」で「そのままシダに埋まりかかった悪い尾根を急登」と紹介されているが、今では完全に羊歯に埋もれてしまっているようだ。今回は、従順に踏み跡を辿ってみて、やがて見失ったが、その踏み跡は概ね尾根の西側を巻いていた。一度、尾根筋を辿ってのルートをも試してみる価値があるかも知れない。この山域は厄介な羊歯や薮の山であるので、その気になるかどうかが最大の課題であるし、実行した所で決して快適な山行とはならないであろうが・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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