大休峠から包山北東尾根を下って包ヶ浦へ  包山(309.8m)

広島県廿日市市宮島町

2014年2月16日(日)  労山県連交流山行(門久が参加)

 

 

 

 

 

 

〈地形図の読図を学びながら・・・・の山行〉

 

 

 

労山県連交流山行に参加して宮島を歩いてきました。

午前中は宮島市民センター(公民館)で「地形図基礎講座」の座学で読図の学習を行い、

午後は読図の実践訓練を兼ねての山行となりました。

4つのコースが設定されていましたが、そのうち最もハードそうな包山北東尾根を包ヶ浦へ下降するコースを選んでみました。

以前から一度歩いてみたいと思い続けていたルートだったので、勿怪の幸いと言ったところでもありました。

さて、このルート、歩いてみると・・・・・・

 

《山行記録》

宮島市民センター12:20・・・・12:31博奕尾取り付き12:36・・・・13:05中村橋ルート合流13:07・・・・13:23包ヶ浦分岐13:25・・・・13:38大砂利方面巻き道分岐13:40・・・・13:56大休峠14:10・・・・14:17包山(309.8m)14:23・・・・15:29包ヶ浦キャンプ場15:43・・・・15:52包ヶ浦自然公園16:09・・・・16:24杉ノ浦・・・・16:49宮島桟橋

〔総所要時間:4時間29分、休憩等:1時間02分、正味所要時間:3時間27分、歩行距離:8.0q、累積標高差:577m、−580m

 

12:20 宮島市民センター

  朝から労山の歴史や地形図読図の勉強をたっぷりとした後に昼食を摂ってから山行に出発となった。我らがグループは総勢14名は、先ずは町家通りから暫く旧陸軍道路に繋がる車道を歩いて博奕尾の北端を目指した。10分程で博奕尾への取り付きに到着し、衣類調整をしてから尾根に乗った。この方向から博奕尾に乗るのは新鮮であった。登り行く程に、気の早い馬酔木(あせび)が開花しているのに気付いた。前日までの寒さを引きずっている身にとっては、一気に春が近付いてきた感じであった。こちらから入れば博奕尾は一際長い。所々展望が開けると地図読みの復習会となり、ノンビリとしたリズムで登って行った。尾根に取り付いて20分程で紅葉谷公園に近い中村橋からのルートに合流した。ここからは通い慣れた道で包ヶ浦への分岐も近くなったが、やはり眺望が開けたところでは地図読みを行う姿が見られ相変わらずのペースであった。

 

 

〈「地形図基礎講座」が開かれた宮島市民センターからスタート〉

〈暫く車道を歩き博奕尾の北端を目指す〉

 

 

 

〈博奕尾に乗る〉

〈早くも馬酔木(あせび)の花が満開〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈中村橋からのルートと合流点で読図の復讐〉

 

 

 

〈長く伸びた隊列〉

 

 

12:23〜13:25 包ヶ浦分岐

  包ヶ浦自然歩道を左に見送って博奕尾コースの山道に入った。暫し302メートルピークの西側を巻いてから稜線に上がった。302メートルピークの南側の鞍部から大砂利に繋がる巻き道が分岐している。この分岐点はちょっと陰になっている感じで慣れない人には見付け辛い所である。この分岐を知っている人はいなかったようで、知らぬ間にリーダーの立場になってしまった感じで先頭を歩くこととなった。約15分で大休峠に到着し、文字通りの大休憩を取った。ここでも地図読みに勤しむ多くの人の姿が見られた。大休憩を終えて包山への踏み跡に入った。鷹ノ巣砲台跡まで縦走する別のグループが先行していたが、踏み跡は以前と変わらず明瞭であった。大休峠から僅か7分で包山の山頂に到着した。

 

 

〈包ヶ浦自然歩道を外れて博奕尾コースの山道に入る〉

〈博奕尾の稜線に出ると、大砂利へ下る巻き道が分岐する〉

 

 

 

〈巻き道から絵の島、大奈佐美島を俯瞰する〉

〈この後下る、包山北東尾根を望む〉

 

 

 

〈大休峠で地形図を読む〉

〈大休峠から大小の黒神島を望む〉

 

 

14:17〜14:23 包山(309,8m)

  昨年2月に大黒さん、月光さんと腰細尾根を下って以来1年振りの包山であった。山頂の風景には特に変わったところはなかった。相変わらず鷹ノ巣砲台跡への踏み跡だけが明瞭であった。いよいよこの日のメインイベントの北東尾根の下降に入ることとした。磁石を包ヶ浦自然公園に合わせて出発。ここでも先頭を切る形になってしまった。尾根筋はほぼ羊歯で覆われておりサルトリイバラが時に行く手を遮った。踏み跡はごく薄く、何とかそれを追っていたが見失うことが多かった。一週間前に主催の広島労山の方々が下見で歩かれたトレースが羊歯の中に残っており、それが指針となってくれた。下って行く程にそれらの踏み跡がなくなって行き、あとは尾根筋を辿ることに専念して、時には背の高さを越える羊歯の中を身体ごとラッセルして進み、身体がきつくなると2〜3人で自然に先頭を交代しながら下って行った。努力の甲斐があって、山頂から1時間05分程で従順に尾根道を辿って包ヶ浦のキャンプ場に出ることが出来た。キャンプ場での大休止中に頂いたコーヒーの美味しかったこと!

 

 

〈包山々頂〉

〈北東尾根から鷹ノ巣尾根、大奈佐美島を望む〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈羊歯を掻き分けて下り行く〉

 

 

 

〈羊歯に覆われた北東尾根〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈包ヶ浦自然公園までもうひと頑張り〉

 

 

 

 

〈包ヶ浦キャンプ場へ下山〉

〈皆さん、ヤレヤレの下山・・・・!〉

 

 

15:52〜16:09 包ヶ浦自然公園

  無事にこの日の最難関の包山北東尾根を下って、包ヶ浦自然公園で鷹ノ巣砲台跡から下山してくる別グループを待ったりしながら、マッタリとした時間を過ごした。後は宮島桟橋まで戻るだけあった。海岸沿いの道から杉ノ浦の古いトンネルを抜けて旧陸軍道路に入り桟橋を目指した。

 

 

〈暫し包ヶ浦自然公園で憩う〉

〈包ヶ浦海岸〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈包ヶ浦自然公園から下ってきた包山北東尾根を振り返る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈所謂、「旧陸軍道路」を桟橋へと急ぐ〉

 

 

〈要害山脇の階段を下ると桟橋は近い〉

 

 

16:49 宮島桟橋

  宮島桟橋には連絡船の改札を待つ長蛇の列が出来ていた。宮島は相変わらずの賑わいであった。我々もその最後列に並び午後5時前には島を離れていた。宮島口側に戻ってくると、このグループには次の行事が待っている。この日も、JR宮内串戸駅前の居酒屋に陣を張って反省会を挙行することとなった。

 

 

〈観光客で溢れる宮島桟橋〉

〈宮島を後に・まだ・・・〉

 

 

〔山行所感〕

  地形図の読図講座に続く読図実践の山行も、生半可なコース取りではなかったのは流石に労山の県連交流山行と言うべきであろう。個人的には、今回北東尾根を下って、昨年までの大休峠〜鷹ノ巣砲台跡縦走、腰細尾根(南東尾根)を併せると、包山から東西南北の四方向への下降を成就することとなった。北と南のルートは、深い羊歯に難渋する尾根で如何にも宮島の山らしい所であった。まだまだ宮島の中にも未踏の長短さまざまな尾根筋が存在する。また折に触れてそんなところも歩いてみようという気持ちにさせてくれた今回の山行であった。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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