長者山・呉娑々宇山塊ロングトレルを歩く

長者山(571)・立石山(500.4)・藤ヶ丸山(666.4)・呉娑々宇山(682.2)・茶臼山(271.0)・岩滝山(192)

広島市安芸区・広島市東区・安芸郡府中町

2014年3月6日(日)    佐伯山の会定例山行(門久参加)

 

 

 

 

 

 

〈幾つものピーク、幾つもの送電線鉄塔を越えて辿った長いトレイルであった〉

 

 

 

今年1月からメンバーとなった山の会の定例山行に参加した。

JR瀬野駅から長者山に登り、呉娑々宇山、茶臼山を経由して海田市駅へ下るロングトレイルの踏破を目指すという。

長者山の立岩登山口ルート以外は曽遊のルートであったが、

この季節にぴったりのコース設定を楽しみにして参加することとした。

 

《山行記録》

(スカイレールみどり口駅8:25――8:30)みどり中央駅8:33・・・・8:37(準備運動)8:48・・・・9:09長者山下立石登山口(衣類調整)9:11・・・・9:46送電線鉄塔(H390m)9:51・・・・9:53一般登山道分岐(直登ルートへ)・・・・10:07踊り場(H500m)10:10・・・・10:18長者山(571m)10:26・・・・10:50H555mピーク・・・・10:53送電線鉄塔・・・・11:01ミノコージ峠11:05・・・・11:22立石山(500.4m)11:27・・・・11:55車道12:00・・・・12:21藤ヶ丸山(666.4m)12:30・・・・12:44昼食13:20・・・・13:32展望所13:35・・・・13:46呉娑々宇山(682.2m)14:04・・・・14:16バクチ岩14:19・・・・14:26南尾根分岐・・・・14:29ハンド岩14:31・・・・14:38東屋14:50・・・・14:57送電線鉄塔・・・・15:19笹ヶ峠・・・・15:40茶臼山(271.0m)15:45・・・・15:59甲越峠(車道)16:02・・・・16:08送電線鉄塔・・・16:10送電線鉄塔16:16・・・・16:26送電線鉄塔16:32・・・・16:43岩滝山(192m)・・・・16:47展望広場(岩滝山四等三角点162.8m)16:51・・・・17:01岩滝神社17:05・・・・17:12旧山陽道・・・・17:26海田市駅

〔総所要時間:8時間53分、昼食・休憩等:2時間34分、正味所要時間:6時間19分、歩行距離:18.2q、累積標高差:+1,469m-1,637m

 

 8:33 みどり中央駅

   JR瀬野駅に14名の参加メンバーが集合。自然な流れで背後のみどり坂団地に入るスカイレールに乗って出発することとなった。かくして団地内のみどり中央駅が今回の山行の出発点となった。出発して間のない団地内の広場で準備体操をしてから団地の北側の立石の谷間に下り、山裾の舗装道を歩いて下立石登山口へと到達した。登山口で衣類調整を済ませて登山道に入った。暫し小さな谷間を登ってから長者山の南尾根に乗った。始めは緩やかな上り勾配であったが、徐々に斜度を増して行った。途中の送電線鉄塔の足元で小休止の後、少し登ったところで一般登山道を外れて長者山の山頂部への直登ルートを採ることとなった。一般登山道がミノコージ峠側の鞍部に出るのに対し、採ったルートはダイレクトに山頂に向かった。分岐から暫しは南側に張り出した岩場の縁を左に巻くようにして高度を稼いでいった。登り行く程に斜度は厳しくなって行ったのは流石にこの山である。それでも厳しい登りは10分余で終わり、山頂部の緩斜面に出るとあとは楽々と頂上へ達することが出来た。

 

 

〈JR瀬野駅からスカイレールに乗って出発〉

〈みどり坂団地のみどり中央駅〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈立石の谷に下って登山口を目指す〉

〈下立石登山口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈馬酔木の花が咲く〉

 

 

 

〈長者山南尾根に乗る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂直下の踊り場から麓を俯瞰する〉

 

 

 

〈急峻な直登コースを登る〉

 

 

10:18〜10:26 長者山(571m)

  山頂には先客の姿はなく我々が暫く独占出来た。好天を約束された一日ではあったが、景観はかなり霞んでいた。東方には先日遊んだ曾場ヶ城山から水ヶ丸山の稜線や、鉾取山、天狗防山から南に続く安芸アルプスの稜線を見ることが出来た。この先長い道程であるので10分足らずの休憩で出発することとなった。山頂直下の鞍部まではいつもながらに滑り落ちそうなくらいの急坂であった。鞍部から尾根筋の縦走路を歩き始めた。標高555メートルの小ピークを過ぎるとミノコージ峠への大下りとなった。惜しげもなく標高差150メートル程を一気に下った。途中にあった送電線鉄塔の足元から藤ヶ丸山が望めたが、こんなに遠かったかなァと思えるほどに遙か先に見えた。ミノコージ峠からはきれいに枝打ちされた桧林の中を登って立石山のピークへと登り返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈長者山のランドマークの反射板〉

〈長者山々頂〉

 

 

 

〈曾場城山〜水ヶ丸山の稜線を望む〉

〈鉾取山、天狗防山と続く安芸アルプスの連山〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ミノコージ峠への下りに立つ送電線鉄塔から藤ヶ丸山を望む〉

 

 

 

〈狭い尾根筋を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈きれいに枝打ちされた桧林を立石山へ向かう〉

 

 

 

〈ミノコージ峠〉

 

 

11:22〜11:27 立石山(500.4m)

  立石山という山名は地形図には載っていない。標高500.4メートルの三角点ピークの表記があるだけである。この名前が南側の麓の集落から来ていることを今回初めて知った。不注意極まりないことであった。立石山から藤ヶ丸山までの尾根筋の登山道は、尾根の北側に開かれた緑化公園整備の一環で遊歩道然ときれいに整備されている。途中の水越峠へ下る車道との出合いまでは実に気持ち良く歩けるが、車道出合から藤ヶ丸山々頂までの上りはなかなかの斜度で、今回の道中の中では一級の難路と言えようか。なかなかにきついアルバイトが20分余続いた。

 

 

〈立石山の四等三角点〉

〈狭い立石山々頂の広場〉

 

 

 

〈整備された尾根道を行く〉

〈森林公園と水越峠をつなぐ車道に出合う〉

 

 

 

〈車道を外れて藤ヶ丸山への登山道の取り付き点に向かう〉

〈藤ヶ丸山への登山道に取り付く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈藤ヶ丸山々頂はもう直ぐ!〉

 

 

 

〈藤ヶ丸山へ厳しいアルバイトが続く〉

 

 

12:21〜12:30 藤ヶ丸山666.4m)

  耐えながら登った藤ヶ丸山であったが、ここには眺望がないということでランチはその先の眺望の良い所にしようということになって、少し遅れていたメンバーを待ってからまだ先へ行くこととなった。約15分程行くと藤ヶ丸山の山域がピークアウトする下り勾配の日溜まりがあってそこでランチタイムとなった。呉娑々宇山の山頂も望める絶好の地点であった。ここで30分余ゆっくりと昼食を摂った。食事を摂ると人間も元気になる。呉娑々宇山までの道は、好眺望もあって元気溌剌、25分程を疲れ知らずで歩いた。

 

 

〈藤ヶ丸山々頂〉

〈昼食は少し先で取ることになって、山頂を出発!〉

 

 

 

〈呉娑々宇山を望む尾根筋の陽だまりでランチタイム〉

〈呉娑々宇山々頂の手前の展望所〉

 

 

 

〈馬木の街を挟んで二ヶ城山が対峙する〉

〈林道が現れると、呉娑々宇山々頂はもう直ぐ!〉

 

 

13:46〜14:04 呉娑々宇山(682.2m)

  呉娑々宇山は今回のロングトレイルの中での最高点であった。通常であればここで達成感に浸るところであるが、この日はまだ中間どころをやや過ぎた辺りで、この先まだまだ長くまだそんな気分に浸れるところではなかった。メンバーが揃うのを待って山頂で記念撮影をしてから先に進むこととなった。ここで2名が下山することとなって、最終ゴールを目指すのは12名となった。高尾山方面への分岐、水分峡方面への分岐を過ぎて甲越峠、岩滝山へと繋がる長尾根に入った。この尾根はかつて幾度か通ったことがあるが、下りに利用するには比較的楽なところである。ハンド岩の先の東屋でコーヒタイムの休憩を取った。東屋を後にすると、府中町側の山域がきれに刈り込まれた「いしころびの森」を抜け、階段状の急坂を下って行くと笹ヶ峠に到達した。この辺りでイノシシ狩りの二人組に遭遇した。登山道が林道と合流する地点からひと登りすると、四等三角点のある茶臼山の山頂であった。山頂からは眺望はなく、直ぐ先の揚倉山の方が標高も高く眺望も優れていた。揚倉山の先は急激な切り通しとなって、その底の甲越峠へと下った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈呉娑々宇山の二等三角点〉

 

 

 

〈呉娑々宇山々頂〉

 

 

 

〈眺望抜群のバクチ岩なれど、この日はかなり霞んだ天気であった〉

〈高尾山、岩屋観音への分岐を通過〉

 

 

 

〈水分峡への道を右に分けて南尾根に入る〉

〈ハンド岩でひと遊び!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈尾根筋の東屋で大休憩、まだコーヒーを飲む余裕!〉

 

 

〈険しい階段道を下る〉

 

 

 

〈笹ヶ峠〉

〈茶臼山々頂〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈茶臼山付近から下り来た呉娑々宇山南尾根を振り返る〉

 

 

 

 

〈揚倉山付近から広島市街地、瀬戸内海を望む〉

〈甲越峠越しにこれから辿る岩滝山の山域を望む〉

 

 

15:59〜16:02 甲越峠

  甲越峠から登り返す斜面は距離は短いものの、ロープが長々と張られた急坂で、体力面より心理面できついところである。呉娑々宇山南尾根の南端部に当たる岩滝山を中心にした山域も幾度かのアップダウンがあり、疲れた身体にもまた心理的にも苦しいところと言えようか。それでも、一歩一歩確実に歩んで行けば、確実にゴールがやって来てくれるところでもある。岩滝山を下って岩滝神社にお参りして参道を下れば旧山陽道に出て、海田の街を歩いてゴールの海田市駅へと急いだ。

 

 

〈甲越峠へ下る〉

〈甲越峠からの厳しい登り返し〉

 

 

 

〈岩滝山への尾根筋から海田湾を望む〉

〈地蔵尊が続く岩滝山からの下り道〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈岩滝山三角点から見た府中町から広島市街地の好眺望〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈岩滝神社〉

 

 

 

〈岩滝山の下山道から海田の町を俯瞰する〉

 

 

17:26 海田市駅

  ほぼ予定通りの時間に12名が揃って海田市駅に下山した。総所要時間で9時間に及ぼうかという長い山行であった。ここで現地解散となって、その後駅裏の居酒屋で反省会を兼ねて渇いた喉を潤した。

 

 

 

 

 

 

 

〈ゴールのJR海田市駅〉

 

 

 

〔山行所感〕

  春先のロングトレイルへのチャレンジは、春から夏の山行シーズンを前に体力養成と共に、体力のチェックも兼ねた貴重な機会と言えよう。今回の踏破を次に繋げるものにしたいものである。今回、長者山へ立石方面から初めて登ることが出来た。就中、南尾根の直登ルートを踏めたのは幸いであった。やはり実際に行ってみないと、こうした道があることはなかなかに分らないものである。今回もやはり貴重な機会であった。この山域もまた奥深いところであるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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