雪融けの山に気の早い春の花を探して 皿ヶ嶺(1,278m)

愛媛県東温市

2014年4月3日(木)    門久単独

 

 

 

 

 

 

〈雪が融けて芽生えの時を迎えた皿ヶ嶺〉

 

 

 

春めいた日々が続き、四国の皿ヶ嶺の雪も消えてきました。

所用の合間に、春の足音の聞こえるような皿ヶ嶺を散策してみました。

雪が消えた直後ですが、気の早い春の花の幾つかがもう姿を現していました。

 

《山行記録》

上林森林公園風穴下14:30・・・・14:34風穴14:41・・・・14:59直登道出合・・・・15:06丸太のベンチのあるテラス15:12・・・・15:14尾根道出合・・・・15:15ブナ林を周回・・・・15:22尾根道に復帰・・・・15:27引地山分れ・・・・15:42十字峠・・・・15:51皿ヶ嶺二等三角点(1,270.5m)・・・・15:55皿ヶ嶺(1,278m)15:57・・・・16:16竜神平16:19・・・・16:23三差路・・・・16:29ベンチのある休憩所・・・・16:49直登道分岐・・・・17:01上林森林公園風穴

〔総所要時間:2時間31分、休憩等:0時間15分,正味所要時間;2時間16分、歩行距離:5.5q、累積標高差:±580m

 

 

14:30 上林森林公園風穴下

  訪ねたのが遅い時間になったので、風穴直下まで車で上がり路側に停めさせてもらった。まだ穴の中に分厚い雪の残る風穴を覗いてから、そこから山中へと延びる旧登山道を採った。登り口に小さなアワコバイモが花を付けていた。春の訪れを実感する花である。山中でもヤマアイとハルトラノオの花を見付けた。森の中はそれでもまだ冬枯れ色であったが、そこをやがて緑で覆うハシロドコロが小さな芽を沢山吹いていた。旧登山道から直登道に入り稜線直下のテラスまで上がり、丸太のベンチのある地点から引地山への向う踏み跡を辿って、暫し稜線に上がり雪の融けた森の中を歩いてみることにした。

 

 

〈麓から仰ぐこの日の皿ヶ嶺〉

〈雪が消えた風穴直下の車道〉

 

 

 

〈風穴〉

〈風穴の中にはまだ分厚い積雪が

 

 

 

 

 

 

 

 

〈アワコバイモが早々に花を付けていた〉

 

 

 

 

〈ガレ場もやがてお花畑に生まれ変わる〉

〈ヤマアイが花を付けるのも早い〉

 

 

 

〈陽だまりの咲くハルトラノオ〉

〈北斜面も間もなくお花畑に変わる筈〉

 

 

 

〈ハシリドコロが芽を出し始めていた〉

〈旧登山道から直登道に合流した〉

 

 

 

〈長らく雪に埋もれていた丸太のベンチも姿を現した〉

〈引地山方面に道を採って尾根筋に上がってみた〉

 

 

15:14 尾根道出合

  引地山へ繋がる稜線上には広々とした森が拡がっている。積雪に押し潰されていた笹はまだ起き上がっておらずこの時期はその中を難なく歩くことが出来る。この辺りには意外にもブナの大木が多い。暫しの森の中の散策の後は、引地山分れへと戻り、皿ヶ嶺の山頂を目指すことにした。稜線部まで上がると、まだ春の花々の姿はなかった。雪が融けて歩き易くなった登山道を久し振りに踏みしめて辿った。

 

 

〈尾根筋の広々とした森の中を歩いてみた!〉

〈ブナの大木〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈雪が融けて広い森も暢やか

 

 

   〈森の中には立派なブナの樹が点在する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈引地山分れへと引き返した〉

 

 

 

〈尾根筋には大きな赤松の姿もあった〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈十字峠〉

 

 

 

〈ブナの古木〉

 

 

 

〈皿ヶ嶺二等三角点〉

〈山頂直前の暢やかな登山道〉

 

 

15:55〜15:57 皿ヶ嶺(1,278m)

  午後4時に近い時間の皿ヶ嶺の山頂には他の登山者の姿はなかった。気温10度5分。春の訪れを感じる暖かさであった。雨雲が近付いており、山頂からの眺望はなかった。早々に山頂を離れて竜神平へと下ったが、途中から望める石鎚山も厚い雲の中であった。圧雪からまだ起き上がっていない笹原やまだ冬姿にブナ林などを眺めながら下って行った。

 

 

〈皿ヶ嶺山頂〉

〈気温10度、春の訪れ〉

 

 

 

〈久万高原町方面は雲に閉ざされていた〉

〈山頂から竜神平への道を採る〉

 

 

 

〈積雪でペッシャンコになった笹原〉

〈ブナの樹間に望める石鎚山もこの日は姿を現さず〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ツインのブナの樹の間を行く〉

〈谷筋にはまだ残雪も〉

 

 

16:16〜16:19 竜神平

  雪のない竜神平は広々としていた。ここにも登山者の姿はなかった。そこに留まることほんの短時間で下山の途に就いた。北斜面を巻く正面登山道を採って風穴へと向かった。巻き道の谷筋にはまだ凍った残雪があった。直登道の分岐まで戻ると、高度も下がってきたこともあって、斜面にハシリドコロやコバイケイソウなどがが沢山芽を出し始めていた。もうそんなに日数を数えないうちに、この辺りは冬野から春のお花畑に急変するのである。心躍る季節はもう直ぐである。

 

 

〈ブナに樹越しに竜神平を望む〉

〈竜神平に立つ竜神小屋〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈竜神平から風穴への道を採る〉

 

 

                  〈北尾根の蛸ブナ〉

 

 

 

〈ベンチのある休憩所〉

〈北面巻き道の谷筋に残る雪〉

 

 

 

〈ミズナラの巨木はまだ冬の姿〉

〈直登道分岐まで戻ってきた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈北斜面を埋め始めたハシリドコロの新芽〉

 

 

 

17:01 上林森林公園風穴下

  午後5時に風穴に下山した。この日の夕刻は雨が降り始める直前でもあり、風穴にも観光客の姿もなかった。早々に車道まで下り、路側に停めていた車に乗って早々に山を下ることとした。

 

 

〈夕刻の風穴は静寂そのもの〉

〈この日はここまで車で上がってきていた〉

 

 

〔山行所感〕

  山から雪が消えて春の訪れを感じるものの、今はまだ春の花々が一気に咲くまでにはいかない、期待感を交えて春の胎動を楽しむ時期である。そんな時期ながら山を歩いてみると、気の早い花はもう咲き始めており、一層春の訪れへの期待感を増幅させるようである。短時間ではあったものの、ここ皿ヶ嶺で春の走りの山歩きを存分に楽しむことが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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