初夏の花々も交代の時 皿ヶ嶺(1,278m)

愛媛県東温市・愛媛県上浮穴郡久万高原町

2014年5月31日(土)   気ままな山登りご夫妻+のほほん日和ご夫妻+ご友人のAさん+チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈シコクナベワリ〉

 

 

 

随分と前から機会があれば花のシーズンにご案内しましょうと約束していた

「気ままな山登り」ご夫妻と「のほほん日和」ご夫妻を案内して皿ヶ嶺を歩いてきました。

海外旅行中に知り合い仲良くなったという地元のAさんも加わって総勢7名の賑やかな山行となりました。

皿ヶ嶺は初夏を謳歌した花々が退いて、間近に控えた梅雨の季節の花々への交代が進もうとしている時でしたが、

のんびりゆっくりと歩きながら観察すると、更改期ながらも沢山の種類の花々に出会うことが出来ました。

またお目当ての花々にもうまく出会うことが出来て皆さん満足された山行になったようでした。

 

《山行記録》

上林森林公園駐車場10:49・・・・10:57風穴11:03・・・・11:25直登路分岐・・・・11:50丸太のベンチのあるテラス(昼食)12:44・・・・12:50引地山分れ・・・・13:10十字峠・・・・13:22皿ヶ嶺三角点・・・・13:26皿ヶ嶺(1,278m)山頂13:35・・・・14:02竜神平14:30・・・・14:36三差路・・・・14:47べンチのある休憩所・・・・15:49上林森林公園駐車場

〔総所要時間:5時間00分、昼食・休憩:1時間37分、正味所要時間:3時間23分、歩行距離:6.5q、累積標高差:±736m〕

 

10:49 上林森林公園駐車場

  午前10時半に上林森林公園の駐車場でメンバーが落ち合い支度を整えて出発となった。先ずは風穴へ。2週間程前に蕾だった風穴の縁のヒマラヤの青い芥子が2輪見事に開花していた。今年の初咲きの花である。間もなく開きそうな蕾もひとつあった。風穴の底の芥子はまだまだ硬い蕾であった。風穴を後にして、正面登山道をジグザグを描きながら登って行き、途中から直登ルートに入った。2週間前にこれらの沿道の主役であったヤマブキソウは殆ど姿を消していたが、あれこれと斜面を探せば、まだまだ多くの花々が見付かった。写真を撮ったり、あれこれと談義をしていると、メンバーの歩行はなかなか進まず、稜線直下の丸太のベンチのあるテラス状の台地に出るまでに1時間を要するという超スローモードでの出だしとなった。

 

 

〈麓から黄砂に霞む皿ヶ嶺を仰ぐ〉

〈上林森林公園の広場〉

 

 

 

〈風穴入口〉

〈風穴に咲いたヒマラヤの青い芥子〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈風穴の縁のプランターの株が一番に咲いた〉

 

 

 

〈背後からの姿も美しい〉

〈別の株にも一輪咲いた〉

 

 

 

〈ウワバミソウ〉

〈ハナイカダ〉

 

 

 

〈僅かに残っていたヤマブキソウ〉

〈コクワガタ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈フタバアオイ

 

 

                     〈コケイラン〉

 

 

11:50〜12:44 丸太のベンチのあるテラス

  丸太のベンチのあるテラスは風の通りの良い木陰で、時間的にも正午近くであったのでここでランチタイムとすることとした。付近の花々も観察しながら、ここでもゆっくりと食事とお喋りを楽しんだ。食後は稜線に上がって緑陰を渡る風に吹かれながら山頂へと向かった。久万高原町側の斜面は植林地、東温市側は自然林という環境が山頂まで続いたが、それらの林床に小さな花々を幾つか見付けることが出来た。

 

 

〈丸太のベンチでランチタイム〉

〈気ままさんから頂戴した冷たいパイナップル〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ギンリョウソウ〉

 

 

 

〈ブナの古木を眺めながら稜線を行く〉

 

 

 

〈チゴユリ〉

〈十字峠〉

 

 

 

〈ホウチャクソウ〉

〈ミツバツチグリ〉

 

 

13:26〜13:35 皿ヶ嶺(1,278m)

  皿ヶ嶺の山頂は強い陽光の下にあった。山頂広場に登山者の姿はなく、ちょっと離れた木陰で2人の女性登山者が食事中であった。この日の愛媛県は黄砂に覆われており、山頂からの眺望も霞んでいた。山頂南面に咲く石楠花も最終盤の状態であった。山頂は如何せん暑いので、お茶の時間は竜神平で取ることにして先を急ぐこととした。山頂直下から望める石鎚山もこの日は黄砂の汚れで姿を見ることは出来なかった。

 

 

〈皿ヶ嶺山頂〉

〈黄砂に霞む久万高原町を俯瞰する〉

 

 

 

〈クロフネサイシン〉

〈ガマズミ〉

 

 

14:02〜14:30 竜神平

  午後の竜神平には家族連れを始めとして沢山のハイカーの姿があった。我々もちょうど空いたベンチを借りてティータイムとした。湿原もちょっとばかり歩いてみたが、水生植物の姿はまだなかった。それらは梅雨の訪れを待たないといけないようだ。ただハンカイソウが既に草原に若葉をもたげていた。30分ほどの休息の後で下山の途に就いた。ブナの古木の密林に覆われた北尾根から北面の巻き道を下って行った。この沿道にも沢山の花々の姿があり、我々の歩みは再び三度牛歩の如くとなった。シコクカッコソウも何とか残っていてくれた。

 

 

〈ブナの樹越しに望む竜神平〉

〈竜神小屋〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈風格を感じさせるブナの枯れ木〉

 

 

 

〈尾根筋を飾るブナ古木〉

 

 

 

〈タニギキョウ〉

〈シロドウダン〉

 

 

 

〈僅かに残っていたヤマルリソウ〉

〈コミヤマスミレ〉

 

 

 

〈名残りのシコクカッコソウ〉

〈イチリンソウも最終盤〉

 

 

15:49 上林森林公園駐車場

  竜神平から1時間20分ほどの時間をかけて出発した上林森林公園の駐車場へと戻った。出発してからちょうど5時間の時間が経過していた。広場に残った車は我々のものだけになっていた。いつものように皿ヶ嶺の夕刻は早々に静寂の世界となっていた。川内温泉「桜の湯」に入ってから帰路に就くという気ままな山登り、のほほん日和の両夫妻、Aさんとここでお別れの言葉を交わした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈クルマムグラ

 

 

                     〈ナルコユリ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈皿ヶ嶺登山口〉

 

 

 

〈フタリシズカ〉

〈オカタツナミソウの蕾かな?〉

 

 

〔山行所感〕

  遠来の皆さんを案内しての皿ヶ嶺は、花の交代時期で花が少なくて退屈されないかと心配もしていたが、流石に屈指の花の山で皆さんを十分にご満足させてくれたようであった。目玉となる花があって、脇役となってくれるその他の小さな花々も捜してみればまだ結構沢山あった。7人で5時間の時間をかけてゆったりと歩いた今回の山行はまたこの山の楽しみ方のひとつのあり方なのであろう。皆さんお世話になりました、また大変にお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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