オオヤマレンゲ咲く稜線を再訪 恐羅漢山(1,346.4m)・旧羅漢山(1,334m)・台所原

広島県山県郡安芸太田町・島根県益田市匹見町

2014年6月19日(木)    仁王さん夫妻+チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈旧羅漢山の山頂に咲くオオヤマレンゲ〉

 

 

 

6日前に単独で歩いた恐羅漢山〜旧羅漢山の稜線を

今回はチャコと仁王さん夫妻と共に再訪した。

今年は殊の外沢山の蕾を付けた旧羅漢山々頂のオオヤマレンゲが

大咲きしているのを見てみたいとの想いからであった。

期待通りの天女たちの舞い姿とまだ咲き残っていたサラサドウダンを楽しんだ後は、

久し振りに台所原へと下って緑濃くなるブナの林やまだ初夏の風情が漂う山道歩きを堪能した。

 

《山行記録》

牛小屋高原駐車場9:18・・・・9:20恐羅漢山登山口・・・・9:58スキー場最上部・・・・10:22立山尾根ルート分岐10:25・・・・10:31恐羅漢山(1,346.4m)10:33・・・・10:52平太小屋原・・・・11:07旧羅漢山(1,334m)11:40・・・・11:46平太小屋原・・・・12:06恐羅漢山(1,346.4m)(昼食)12:48・・・・12:50台所原分れ・・・・13:28台所原・・・・13:35台所原平13:40・・・・14:24管理林道終点・・・・14:35早手のキビレ14:38・・・・14:50夏焼けのキビレ・・・・15:15ササユリ群落15:19・・・・15:20牛小屋高原(キャンプ場センターハウス)5:32・・・・15:34牛小屋高原駐車場

〔総所要時間:6時間16分、昼食・休憩等:2時間02分、正味所要時間:4時間14分、歩行距離:99q、累積標高差:±857m

 

 9:18 牛小屋高原駐車場

  今回も恐羅漢スキー場のゲレンデを歩く立山尾根コースを採った。6日前には上部のゲレンデがニガナの花に覆われて黄色のスロープとなっていたが、今回は下の方のゲレンデがブタナの花で黄色くなっていた。暑くなることが心配される好天の朝であったが、特に大汗を掻くこともなくスキー場を登り切って樹林帯へと入って行った。立山尾根コースの登山道沿いに一箇所だけあるサラサドウダンの花はかなり落下はしていたが、まだまだ観賞出来るだけの量が残っていてくれた。ニョイスミレやホウチャクソウ、クルマムグラなどの小さな花々の姿を目にしながら稜線部へと出て恐羅漢山の山頂へと赴いた。

 

 

〈牛小屋高原登山口〉

〈ブタナ、ノコギリソウ咲くスキー場を登り行く〉

 

 

 

〈コナスビ〉

〈スキー場ゲレンデから牛小屋高原、牛小屋谷を俯瞰する〉

 

 

 

〈ゲレンデを出て立山尾根ルートの樹林帯に入る〉

〈花弁が少なくなっていたサラサドウダン〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈恐羅漢山北尾根の立山尾根ルート分岐〉

 

 

 

〈ツクバネソウ〉

 

 

10:31〜10:33 恐羅漢山(1,346.4m)

  この日の目的地は旧羅漢山であるが故に、恐羅漢山頂には長居せず素通りに近い感じで通過した。旧羅漢山への稜線部に出ると、サラサドウダンの花と共に十方山方面の眺望を目にすることが出来た。この辺りのサラサドウダンは6日前に既にピークを過ぎていたので、もう花を落として実が付き始めているものも多く見られた。モリアオガエルが産卵している平太小屋原まで下り旧羅漢山への上りに差しかかるとこの斜面には今が盛りのサラサドウダンの花があった。期待外の花の姿に気持ちを良くして旧羅漢山の山上へと登った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈旧羅漢山への稜線上から十方山を望む〉

 

 

 

〈恐羅漢山々頂〉

 

 

 

〈数が随分と少なくなっていたサラサドウダン〉

〈花弁が落ちて実を結び始めたサラサドウダンも多かった〉

 

 

 

〈タンナサワフタギ〉

〈平太小屋原の湿地を行く〉

 

 

 

〈旧羅漢山の平太小屋原側の斜面のサラダドウダンは満開!〉

〈見事に咲いたサラサドウダン〉

 

 

11:07〜11:40 旧羅漢山(1,334m)

  旧羅漢山の山頂に登山者の姿はなかった。好天の日であったが、ここまで登山者の姿を見ることはなかった。山頂の大岩の裏側のオオヤマレンゲの咲く岩の上に回ってみると、6日前には殆どが蕾であったがこの日は数え切れないほどの花が開いていた。期待通りの大咲きぶりに満足した。足場の岩の反対側の樹林の中にもオオヤマレンゲの大きな樹があって花を付けているが、こちらはもう盛りを過ぎた感じであった。30分程の時間をオオヤマレンゲの花見物に費やしてから山頂の大岩の下に戻って恐羅漢山へ引き返そうとしていると1組のご夫婦連れが来られた。さらに平太小屋原へと下っていると単独行の男性にもお会いした。やはりオオヤマレンゲが盛りの時を迎えて、平日とは言え多くの登山者を呼び集めているようであった。平太小屋原から恐羅漢山への上りでももう1組のご夫婦連れの登山者にお会いした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈旧羅漢山々頂〉

〈クルマムグラ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈旧羅漢山々頂では数多の天女の舞い姿が見られた〉

 

 

 

 

〈高みから見下ろす天女たち〉

〈見頃の花は実に愛らしい〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈葉陰で囁いているようで、唄っているようで、ちょっと気になる存在だ!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈広見谷越しに広見山を遠望する〉

 

 

 

 

〈平太小屋原への下り道に咲くサラサドウダン〉

〈平太小屋原のバイケイソウはまだ蕾〉

 

 

12:06〜12:48 恐羅漢山(1,346.4m)

  恐羅漢山の山頂に戻ってランチタイムとした。この日は虫もそんなに飛んでおらずゆっくりと食事が出来た。食事を終えようとする頃に、旧羅漢山で最初にお会いしたご夫妻も戻って来られこれから昼食とのことであったので、木陰の場所を交代することとした。お名前をお聞きするのを失念してしまったが、いつもこの「一歩入魂」のレポートをご覧頂いているとの有り難い言葉を頂いた。恐羅漢山の山頂を後にして我々は台所原へ下ることとした。3月下旬の残雪の台所原以来の探訪であった。いつ来ても大好きになる所ではあるが、緑が濃くなっていっているこの時期の台所原も気持ちの良いところであった。ゆっくりと下って、森の大気を存分に頂いた。

 

 

〈恐羅漢山々頂でランチタイム〉

〈ツルアジサイ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈恐羅漢山々頂から砥石郷山、臥龍山、聖山、高岳のピークを望む〉

 

 

 

 

〈台所原分れから台所原へと下った〉

〈緑濃くなっているブナ林を台所原に向け下る〉

 

 

 

〈ギンリョウソウ〉

〈ハスノハイチゴ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈美しき台所原のブナ林を行く〉

 

 

 

〈台所原も初夏の風情〉

〈台所原のミズナラの古木脇に立つ道標〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈鬱蒼とした台所原の森にヤマボウシの花が咲く

 

 

     〈台所原を出て台所原平へと向かう道〉

 

 

13:35〜13:40 台所原平

  台所原平まで下って暫しの休憩を取った後、早手のキビレへと登り返すために管理林道を辿った。取り付きには通行止めの鎖などが張られ、笹などの繁みが左右から道に張り出しており荒れた印象を与えていた。全体としても道路は草木に包まれており荒れて来たとの印象は否めない。中の甲の谷を挟んだ県境尾根の山々などの景観を眺めながら、荒れた道筋に咲く野草や山菜などを追っ掛けるようにして緩やかに登って行った。管理林道を辿ること約45分で山道に入り、早手のキビレへの急坂を登った。そこからは恐羅漢山の北尾根ルートを辿り、夏焼けの丘を経て夏焼けのキビレへと下った。

 

 

〈台所原平〉

〈台所原平の管理林道への取り付き〉

 

 

 

〈コウゾリナ〉

〈管理林道から仰ぎ見る天杉山〉

 

 

 

〈タニウツギ〉

〈ニガナ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈中ノ甲の谷間の先に聖山を望む

 

 

                   〈ヤグルマソウ〉

 

 

 

〈イワニガナ(別名:ジシバリ〉

〈コアジサイ〉

 

 

 

〈草木に覆われた管理林道〉

〈管理林道終点から早手のキビレへの登山道に入る〉

 

 

 

〈早手のキビレ〉

〈コバノフユイチゴ〉

 

 

14:50 夏焼けのキビレ

  夏焼けのキビレまで下ってくると、いつも「もう30分弱で登山口」との想いを抱く。牛小屋高原までの登山道はきれいに整備されており、ラストウォークの舞台として申し分ないコースである。この日はここに適度なインターバルを置いてササユリの花が咲いており、最後のエコロジーキャンプ場に流れ込む沢にはその群落もあって楽しめた。また、そこは新たに恐羅漢セラピーロードとしても整備されていた。

 

 

 

 

 

kk

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈夏焼けのキビレ

 

 

            〈登山道脇に咲くササユリ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈登山道脇に恐羅漢セラピーロード用の舞台が作られていた

 

 

  〈セラピーロードの雰囲気が満点の登山道〉

 

 

 

〈カヤバタゲレンデ〉

〈渓流沿いの斜面にササユリの群落があった〉

 

 

15:34 牛小屋高原駐車場

  牛小屋高原に下山してエコロジーキャンプ場のセンターハウスに立ち寄って暫し休憩をした。暑い日であったので、ここで求めるアイスクリームはとても美味しかった。このセンターハウスは「恐羅漢セラピーロード」の基地の役割も果たしておられるようであった。登山口に立てられた案内板によれば、ここ牛小屋高原から百本杉、夏焼けのキビレ、中の甲分岐(砥石郷山登山口)を経て砥石郷の肩までがセラピーロードとされており(往復3.7q)、ここでの活動によって健康増進を図ることを目的にしているとのことである。この日歩いた夏焼けのキビレから牛小屋高原までの間には、その為の施設として休憩所用の広い舞台や木製のベンチが設けられてあった。

 

 

 

 

 

 

 

〈恐羅漢エコロジーキャンプ場のセンターハウス〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈登山口に立つセラピーロードの案内板〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈詳細な絵地図の案内板も〉

 

 

 

〔山行所感〕

  今年は豊作の旧羅漢山のオオヤマレンゲの花が数多揃い咲きするのをこの日見ることが出来て満足した。地味で小規模だったこの山の花園が規模を大きくしながら見事に咲いてくれるというのは、本当に嬉しいものだ。人間の手で荒らされずに、いつまでも美しく健康な姿を保って行ってもらいたいと切に望む。サラサドウダンも所によれば今が見頃であった。サラサドウダンも概して言えば、今年も豊作であったようだ。こうしてこの季節のこの山域を代表する花々を楽しんだ後の台頃原もいつもながらに美しいところであった。恐羅漢山は台所原とセットにして最高の山になることを改めて感じた次第であった。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

〔BACK〕

〔HOME〕

 

 

 

 

 

 

 

 

Ads by TOK2