夏の花々の様子見の湿原散策 尾崎湿原

広島県山県郡北広島町

2014年71日(火)   チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈コウホネが浮かぶ尾崎沼(新川溜池)〉

 

 

 

雲月山から下山後、そのまま尾崎沼へ足を延ばした。

もう少し夏の花に会えるかとの期待を持っての探訪であった。

平日の昼下がり、一時間余の時間をかけてのんびりと池畔の湿地を歩いた。

 

《山行記録》

尾崎沼入口(駐車場)14:01・・・・14:07尾崎沼土手・・・・14:20最奥の湿地14:23・・・・14:26北西〈右岸〉の湿地14:42・・・・14:56尾崎沼土手15:01・・・・15:17尾崎沼入口(駐車場)  

〔総所要時間:1時間16分、休憩等:0時間24分、正味所要時間:0時間52分、歩行距離:2.1q、累積標高差:±33m

 

14:01 尾崎沼入口(駐車場)

  平日の午後の尾崎沼入口の駐車場に先客の車はなかった。尾崎沼の土手まで続く遊歩道はオオバコの緑色で覆われていた。路面を彩る初夏の小さな花々は殆ど姿を消しており、僅かにイワニガナが数輪咲いているだけであった。そんな中、笹に覆われた路傍の一角の湿地にハンカイソウが咲き始めており、その新鮮な黄色が眩しいくらいであった。尾崎沼の土手から左回りで沼の周回路に入った。暫く行くと真っ白に咲いたバイケイソウの群落に出会った。見頃のバイケイソウも群落となる一際艶やかな感じであった。草を刈った直後の池畔の道を谷の奥へと進んで行った。

 

 

〈尾崎沼入口〉

〈お馴染の注意立札〉

 

 

 

〈イワニガナ(別名:ジシバリ〉

〈咲き始めたばかりのハンカイソウ〉

 

 

 

〈尾崎沼土手から左回りで沼を周回〉

〈コアジサイ〉

 

 

 

〈満開のバイケイソウ〉

〈満開のバイケイソウの群落〉

 

 

 

〈尾崎沼沿いの遊歩道を行く〉

〈スイカズラ〉

 

 

14:20〜14:23 最奥の湿地

  尾崎沼の最奥にある湿地は初夏の花々が殆ど姿を消し、夏の花々が開く直前のようで見るべきものは殆どなかった。木道を辿って池の右岸の湿地へと回り込んだ。日当たりの良い広い湿地で、ここにはハナショウブやキスゲ(ユウスゲ)がまだ咲いており、やがて原っぱ全体を黄色に染めるハンカイソウが開き始めていた。ここで咲いていることを期待していたカキランはまだ硬い蕾であった。今年は花期が遅れているようだ。静かなこの日、これらの花々の間に蝶のヒメシジミの姿や木道の周りで縄張りを主張している小さなトンボの姿を見ることが出来た。この沼に棲息するという希少なヒロシマサナエかハッチョウトンボかと期待したが、どうもハラビロトンボのようであった。暫し湿原の花々や昆虫を楽しんでから、池の右岸の道を土手へと戻って行った。ここで初めて反対回りで周回路をやって来た4人のご婦人のグループと行き違った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈まだ硬いハンカイソウの蕾〉

 

 

 

〈最奥の湿地の木道を行く〉

 

 

 

〈右岸の湿原ではハンカイソウが開き始めたばかり〉

〈ユウスゲ(キスゲ)〉

 

 

 

〈ハナショウブ〉

〈カキランはまだ蕾〉

 

 

 

〈ヒメシジミ〉

〈ハラビロトンボ〉

 

 

 

〈コウホネ〉

〈ササユリ〉

 

 

14:56〜15:01 尾崎沼土手

  小一時間の尾崎沼の周回を終えて土手に戻り、土手に生えているモウセンゴケを見てから池から流れ出している水路を辿って湿地に拓かれている水生植物の畑に出た。ハナショウブなどが姿を消して花の盛りを過ぎた畑は荒れた感じを否めなかったが、それでもスイレンやミズアオイ、コウホネなどの花がまだ沢山残っており結構楽しむことが出来た。ここには若いカップルの訪問者の姿も見られた。

 

 

〈尾崎沼土手に戻った〉

〈モウセンゴケ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈水路に沿って尾崎湿原へ〉

〈ニョイスミレ〉

 

 

 

〈スイレン〉

〈アサザ(別名:ハナジュンサイ〉

 

 

 

〈ミヤコグサ〉

〈ミズアオイ〉

 

 

15:15 尾崎沼入口(駐車場)

  一時間少々の散策を終えて入口の駐車場に帰着した。湿地で畑作をしている農家がその敷地を提供してくれているようでいつも有り難く思う。入山する時に小屋の前に農家のものと思われる自転車が停められていたが、帰着した時にはもうなくなっていた。農作業を終えて帰られたのであろう。ご挨拶が出来ないで残念であった。

 

 

〈尾崎沼入口の駐車場〉

ヒレハリソウ(別名:コンフリー

 

 

〔山行所感〕

  夏の水草類が咲き始めていることを期待しての探訪であったが、カキランが全く開いていないなど花期が全般に遅れ気味のようで、夏の花々が一斉に開くまでにはまだ暫く待たないといけないようだ。花が遅れ気味なのには、冬の雪の量や残雪期の長さなどの理由があるのであろうが、夏の花々が一斉に咲き始める時の可憐さや解放感への期待がまた大きくなってくる。きっと素晴らしいお花畑がやがて出現するだろう。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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