夏の花から秋の花へ 皿ヶ嶺散策

愛媛県東温市

2014年9月2日(火)    門久単独

 

 

 

 

 

 

〈皿ヶ嶺お花畑の今の主人公、ハガクレツリガネ〉

 

 

 

7月14日(月)に引地山を歩いて以来、皿ヶ嶺を訪ねていなかったので、

短時間ではあったが時間を見付けて、秋の花が咲き始めた皿ヶ嶺登山道を時間が許す範囲で歩いてきた。

8月の不順な天候の中でも季節の進行は確実に進んできたようで、

盛夏の花々はもう姿を消しつつあり、一方で秋の花々が姿を現し始めていた。

 

《山行記録》

上林森林公園駐車場11:00・・・・11:05風穴11:07・・・・11:23直登道分岐・・・・11:57Uターンポイント・・・・12:35上林森林公園駐車場

〔総所要時間:1時間35分、休憩等:0時間02分、正味所要時間:1時間33分、歩行距離:3.2q、累積標高差:±384m〕

 

11:00 上林森林公園駐車場

  晴れるという天気予報であったが、麓から仰ぎ見る皿ヶ嶺は頂上稜線が厚いガスに包まれていた。車を駆って風穴下の上林森林公園の駐車場へと赴くと、平日というのに駐車場には10台を超える車が停められていた。風穴直下の路側も満杯に近い数の車があった。相変わらず盛況の山である。先ずタカネハンショウズルの花を探してみた。ヘクソカズラやカラスウリの花などに交じって咲いていた。今年は花の数が少ないようであった。風穴に寄ってから、登山道を登り始めた。沿道にハガクレツリフネが多い。今はこの花がお花畑の主のようであった。その他にも、多くの種類の小さな花々が認められた。秋の花のレイジンソウを一株だけ見付けたが、シコクブシの姿はまだなかった。

 

 

〈頂上稜線がガスに包まれた皿ヶ嶺〉

〈上林森林公園からスタート〉

 

 

 

〈カラスウリ〉

〈ヘクソカズラ〉

 

 

 

〈タカネハンショウズル〉

〈羽根を休める赤トンボ〉

 

 

 

〈コフウロ〉

〈キンミズヒキ〉

 

 

 

〈風穴〉

〈ウド〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈キバナアキギリ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈トチバニンジン〉

 

 

 

 

〈秋の訪れが感じられる登山道〉

〈モミジガサ〉

 

 

 

〈ヒカゲミツバ〉

〈早咲きのレイジンソウ〉

 

 

11:23 直登道分岐

  十字峠を経由する直登道をこの日は採らず、竜神平に向かう正面道を採った。あまり時間がないので、その道を行けるところまで行ってみる積もりであった。ここではイワタバコの花を見たかった。雨が降れば水が流れ落ちる沢筋の岩壁に張り付いたイワタバコの中を探して、何とか1株だけそれを見付けることが出来た。よくぞ残っていてくれたものだ。その沢筋の傾斜面にまだソバナの花も咲いていてくれた。登山道沿いには多くのこの季節らしい花々の姿があった。

 

 

〈直登道の分岐、この日は正面道を採った〉

〈シロヨメナ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈オオバショウマ〉

 

 

 

〈ミズナラの大木〉

 

 

 

〈ギンバイソウの長けた花〉

〈ミズヒキ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ハガクレツリフネ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈一株だけ残っていてくれたイワタバコ〉

 

 

 

〈ソバナ〉

〈クサアジサイ〉

 

 

 

〈アキチョウジ〉

〈ツキヨタケ〉

 

 

11:57 Uターンポイント

  上林森林公園駐車場を出てから小一時間経ち、もう間もなく木製ベンチのある休憩所というところに差しかかった頃にガスに覆われた山域へと入った。麓から見た通りで、この先はガスに巻かれた世界となるということであろう。そろそろUターンをするきっかけを捜していたところであったので、このガスを幸いに下山の途に就くこととした。下りは来た道を戻るだけであったので、もうさほど路傍の花々に注意を払うこともなく一気の山を下った。

 

 

〈ガスに巻かれた登山道、時間切れでここでUターン〉

〈ヤマトウバナ〉

 

 

 

〈イシヅチウスバアザミ〉

〈美しい森林の中を駐車場へと下る〉

 

 

 

〈緑なす杉林の林床〉

〈路傍にはハガクレツリフネのお花畑が続く〉

 

 

12:35 上林森林公園駐車場

  下山してみると、駐車場の車の数は、入れ替わりはあったようであるがまだ減りはしていなかった。登山道で何組かの上り下り両方の登山者にお会いしたが、まだ多くの登山者はガスに巻かれた山頂部におられるようであった。山が夏から秋に装いを変えようとしているこの季節にも、この山には数多の登山者の集うようだ。

 

 

〈オオバコの緑で覆われた登山道〉

〈平日なれど、訪れる人は多い〉

 

 

〔山行所感〕

  8月いっぱい不順な天気が続き、広島では異常豪雨による大規模災害が発生して、山が遠い存在になってしまった。久々に皿ヶ嶺の登山道を歩いて、盛夏の花々が力を失っているその姿を見ると、やはり夏は終わってしまったかと一抹の寂寥を感じるところとなった。この山には、やがて秋の色鮮やかな花々が一斉に咲き誇る時が来る筈である。またその頃に訪ねて、この山からまた数多の精気を頂きたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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