牛小屋谷、田代ルートで直登する 砥石郷山(1,177.0m)

広島県山県郡安芸太田町

2014年9月11日(木)   仁王さん夫妻+チャコ&門久

 

 

 

 

 

 

〈ルートを探しながら牛小屋谷を下り行く〉

 

 

 

夏から秋への季節変わりのこの時期の山行というのは、

いつもながらに、「さて、どこへ行こうか」と思案するものである。

今回は、幾つかの候補があったものの中から、ここ5年来ご無沙汰している砥石郷山を訪ねることに決した。

コースは5年前と同様に牛小屋谷を加えての周回コースとし、前回と反対回りのコース採りにすることとした。

 

《山行記録》

牛小屋高原駐車場9:28・・・・9:30牛小屋高原エコロジーキャンプ場入口・・・・9:43熊避け電気柵・・・・10:01牛小屋池堰堤下・・・・10:34断層・・・・10:42渡渉点(右岸へ渡る)・・・・11:06ヨビヤ峠分岐・・・・11:09添郷集落跡・・・・11:14鉄橋・・・・11:15砥石郷登山口(田代橋)11:20・・・・12:49砥石郷山(1,177.0m)(昼食)13:23・・・・13:39砥石郷の肩(1,166mピーク) 13:41・・・・13:50砥石郷山分れ・・・・13:55夏焼峠・・・・14:21牛小屋高原駐車場

〔総所要時間:4時間53分、昼食・休憩等:0時間41分、正味所要時間:4時間12分、歩行距離:8.3q、累積標高差:±730m

 

 9:28 牛小屋高原

  牛小屋高原の駐車場を出発点とした。先ずはここから恐羅漢エコロジーキャンプ場を抜けて牛小屋谷に下るコース採りであった。キャンプ場入口は車止めがされたままであったので、管理棟を覗いて通行の許しを頂いた。入口右手に閂の掛かった扉があり、そこを開けてキャンプ場内に入った。シーズンオフとなって場内は無人のようであった。秋の花々を楽しみながら場内を抜けて牛小屋谷へと下って行った。

 

 

〈牛小屋高原から砥石郷山を仰ぎ見る〉

〈牛小屋高原エコロジーキャンプ場から入山する〉

 

 

 

〈ハバヤボクチ〉

〈シラヤマギク〉

 

 

 

〈ゲンノショウコ〉

〈キンミズヒキ〉

 

 

 

〈ツルニンジン〉

〈ヤマジノホトトギス〉

 

 

 

〈キャンプ場内の管理道〉

〈牛小屋谷への入口に設置された熊避けの電気柵〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈アケボノソウ〉

 

 

 

〈牛小屋谷へと続く林道〉

 

 

10:01 牛小屋池堰堤下

  熊避け用の電気柵を越えて牛小屋谷に入って行くと、牛小屋池の先まで草で覆われた林道が続いていた。その林道が尽きると、渓流に沿った踏み跡然とした山道となった。牛小屋池の堰堤下から暫くはその山道の笹も刈られていたが、直ぐにそれも尽きて笹が被さった道となった。その先は、自然になすところにここ数年任されたような野趣に富んだ踏み跡を辿ることとなった。ほぼ渓流の左岸に山道が続いているが、それが途切れると川床に下ってルートファインディングとあいなった。残置テープがあってルートは直ぐに分った。5年前にここを遡上したが、その時に比べればやはり一際荒れてきているようであった。40分程下ったところで、左岸から右岸に渡ると、山道は渓流を離れて斜面の高みを巻きながらかつての添郷集落跡へと下って行く形となった。集落跡からは渓流に向かってもう一度下り、渓流に架かる鉄の橋(牛小屋谷橋)を渡れば直ぐに砥石郷山への登山口であった。田代橋はその目の先であった。

 

 

〈牛小屋池の堰堤〉

〈渓流に沿って笹を被った踏み跡が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈朽ちて丸太一本だけ残った枝沢の橋〉

〈きれいな渓流となった本流〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈滑の滝が落ちる〉

 

 

 

〈道が消えた所は川床を歩く〉

 

 

 

〈ゴツゴツとした岩を縫うて進む〉

〈餅ノ木断層と横川断層の説明板も朽ちてきていた〉

 

 

 

〈ちょっとしたゴルジュ帯の川床を下る〉

〈嘗ては橋が架かって本流の沢を右岸に渡る〉

 

 

 

〈右岸に渡ると斜面を巻くはっきりとした山道が続く〉

〈アキチョウジ〉

 

 

 

〈キバナアキギリ〉

〈クサアジサイ〉

 

 

 

〈倒木を乗り越えて〉

〈数多の栃の実、稔の秋である〉

 

 

 

〈ヨビヤ峠への分岐〉

〈オタカラコウ〉

 

 

 

〈添郷集落跡〉

〈この鉄橋(牛小屋谷橋)を渡ると田代橋は直ぐその先〉

 

 

1:15 砥石郷山登山口

  砥石郷山登山口には2008年5月に広島山岳連盟の方々の手で設置された道標が今も健全に立てられていた。5年前には怪しかったここから各所への所要時間の表記は、今では元の時間に1時間を加えた時間となっていた。砥石郷山々頂までは以前は「50分」であったが今は「1時間50分」で、今度はやや長すぎる感じであった。とは言え、田代ルートと呼ばれるここの登山道は標高差530メートル程を遊びなしに一気に登る急坂で、5年前にここを下った時には全員が尻もちをつきながら下った難コースであった。前回の経験があったので今回は心構えが出来ての登攀であった。辛抱に辛抱を重ねながら、1時間30分の時間を要して胸突きの急坂を登り切って山頂に到達出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈田代橋手前の砥石郷山登山口〉

〈砥石郷山頂まで標高差530mの急坂が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈何というキノコなのかな?〉

 

 

  〈さて、この花もよく似た花が沢山あって?〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈大きな岩を跨ぐ大木〉

〈胸突きの急坂を登る〉

 

 

 

〈行く手に迫る大きな岩〉

〈樹間から深入山が望めた〉

 

 

 

〈ブナの大木〉

〈ツリリンドウ〉

 

 

12:49〜13:23砥石郷山(1,177.0m)

  砥石郷山の山頂は眺望もなく、狭い草原の広場に粗末な山頂標識の杭が立つだけの散文的な所であった。平日でもあり、山頂に先客の姿もなく、暫し我々だけで木陰となっていた山頂を占拠してランチタイムを取った。牛小屋谷・田代ルートと辿ってここまで来る、あとの牛小屋高原までの下りは気楽なルートのように感じられた。とは言え実際に歩いてみると、稜線上のミズナラの林や砥石郷の肩からの恐羅漢山の眺望は素晴らしく、砥石郷山分れまでの下りの急勾配には驚きもした。夏焼けのキビレからのよく整備された牧歌的な登山道は心地良い散策路のようであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈砥石郷山々頂〉

〈山頂の憩い〉

 

 

 

〈ナナカマドの実〉

〈山頂部の小沼〉

 

 

 

〈イヌタデ〉

〈美しい砥石郷山稜線部のミズナラ林〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈砥石郷の肩(1,166mピーク)から恐羅漢山を望む〉

 

 

 

 

〈カワラナデシコ〉

〈赤松の林を砥石郷山分れへと下る〉

 

 

 

〈砥石郷山分れの道標〉

〈夏焼のキビレ近くの古ブナ〉

 

 

 

〈夏焼峠〉

〈恐羅漢セラピーロード用の舞台前を牛小屋高原へと下る〉

 

 

14:21 牛小屋高原

  バラエティに富んだ周回ルートを歩き通して無事に牛小屋高原に戻った。朝方には数台の登山者の車であったが、下山時にはマイクロバス2台を含めて倍以上の車が停められていた。砥石郷山で出会った登山者は砥石郷の肩で行き違った1組2名だけであったので、残りの人々は恐羅漢山への登山者なのであろう(マイクロバスの団体は天杉山から下山して来られるようであった)。

 

 

〈百本杉を通過〉

〈牛小屋高原へ下山〉

 

 

〔山行所感〕

  5年振りの牛小屋谷、田代ルートの踏破は心地良いものであった。牛小屋谷は野趣に富んで面白いし、今回は登りに使った砥石郷山の田代ルートは、ボッカ訓練には最適のルートで、砥石郷山の印象を深める良いルートであると改めて思った。砥石郷山の真価を知るには、やはりこのルートを採ってみるべきであろう。牛小屋谷も田代ルートももっと多くの登山者に歩いてもらいたいところである。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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