石ヶ谷峡から湯ノ山温泉まで縦走 岩淵山(733m)・感応山(510m)

広島市佐伯区湯来町

2014年9月28日()      門久が参加

 

 

 

 

 

 

〈石ヶ谷からの上りの岩場の核心部を登る〉

 

 

 

山の会の例会山行に参加して湯来の岩淵山、感応山を歩いてきました。

石ヶ谷山荘から厳しく長い岩場の尾根を登り、

稜線部に上がってからは急峻なアップダウンが続くダイナミックな縦走コースの踏み跡を辿りました。

最後のピークの感応山は唯一温和な展望台といったところで、

一日多様な山の相や平生あまり見ることのない方向からの眺望を楽しみ湯ノ山温泉へと下りました。

 

《山行記録》

石ヶ谷山荘9:18・・・・9:41(休憩)9:44・・・・9:52岩場取り付き・・・・10:13岩場核心部・・・・10:33(休憩)10:44・・・・10:50西岩淵山(664mピーク)・・・・11:24馬の背の頭(781.4m)・・・・11:27馬の背(昼食)12:20・・・・12:40小ピーク・・・・13:02岩淵山(733m)13:09・・・・13:21ニセ岩淵山13:23・・・・13:37感応山分岐・・・・13:39感応山(510m)14:00・・・・14:24湯ノ山明神社14:28・・・・14:34湯ノ山温泉

〔総所要時間:5時間16分、昼食・休憩等:1時間41分、正味所要時間:3時間35分、歩行距離:5.6q、累積標高差:+797m、−814m

 

 9:18 石ヶ谷山荘

  石ヶ谷川沿いの狭い車道にマイクロバを乗り入れて、登山口の石ヶ谷山荘の駐車場に辿り着いた。山荘裏手の灌木を掻き分けて入山すると、薄い踏み跡が山上へと続いていた。20分程自然林の中を登ると岩場への取り付きに出合った。ここからは延々と厳しい岩場が続いていた。11名のメンバーはそれぞれ慎重に各局面をクリアーして行った。岩場を登ること約40分は長かったが、その最上部を出て大休憩となった。そこから覗き込むと下界は遙か遠くになっていた。休憩後は、664mピーク(西岩淵山)を越えて、笹で覆われた尾根の林床を辿り、今回の縦走路の最高点である標高781.4mの三等三角点が建つ馬の背の頭へと登って行った。

 

 

〈石ヶ谷山荘の裏手から踏み跡に突入する〉

〈薄い踏み跡を辿り尾根筋に乗る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈行く手に聳える岩の峰〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈岩場への取り付き〉

〈間断なく岩場が連続する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈下界が徐々に遠くなって行く〉

 

 

 

〈鎖を頼りに岩壁を登る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ここが岩場の核心部のようであった〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈岩場も後少し、慎重に!〉

 

 

 

〈ルートファインディングをしながら登り行く〉

 

 

 

〈岩場の終点辺りから湯ノ山温泉方向を望む〉

〈西岩淵山(664m)を越えると笹で覆われた尾根筋が続く〉

 

 

 

11:24 馬の背の頭(781.4m)

  猫の額ほどの広場の中央に三角点が建つ馬の背の頭は素通りして、すぐその先3分程の所にある馬の背の岩尾根の手前の木陰でランチタイムを取ることになった。縦走路の核心の岩場を既に通過してきたので、リラックスしての長めの昼食となった。50分余の昼食の後は、岩淵山に向かって尾根筋を北上して行った。馬の背から20分程で「1 2」と記された鉄板が樹の幹に食い込んでいる小ピークに達した。この小ピークから次の鞍部への下りは急峻であった。更に低いピークを挟んだ先のイワブチ谷源頭部の鞍部から岩淵山への上りもまた急峻であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈馬の背の頭の三等三角点〉

 

 

                 〈馬の背の岩尾根〉

 

 

 

〈馬の背の手前でランチタイムを取った〉

〈馬の背を越えて出発!〉

 

 

 

〈登山道沿いに多かったママコナ〉

〈笹が被さった踏み跡を辿る〉

 

 

 

〈小ピークにコナン標識が残っていた〉

〈行く手に岩淵山()とニセ岩淵山()を望む〉

 

 

 

〈アップダウンが続き、大きく鞍部へと下る〉

〈イワブチ谷源頭の鞍部に古い手製の標識が残っていた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈岩淵山への急な上り〉

〈こんな標識も・・・〉

 

 

13:02〜13:09 岩淵山(733m)

  岩淵山の山頂は手製の山名標がなければ素通りしてしまいそうな程に目立たないところであった。ここでメンバー全員で集合写真を撮って、更に先へと進んだ。次のニセ岩淵山と呼ばれているピークとの間の鞍部への下りも急峻であった。その鞍部からやはり険しい斜面をニセ岩淵山へと登り返した。そのピークに「湯の山温泉はコチラ」と記されたパウチされた紙片の道標が掲げられていた。たらたらの滝方面に下る踏み跡が更に東へ延びる尾根筋に続いているので、迷わないように注意喚起するためのものであるようだ。南へ下る尾根に乗ると笹で覆われた尾根筋が感応山へと続いていた。感応山の山頂は、湯の山温泉への下山路からちょっと離れているので、途中の分岐から寄り道する形となった。

 

 

〈岩淵山に残っていた手製の山名標識〉

〈地味な岩淵山々頂〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ニセ岩淵山にあった標識〉

 

 

 

〈岩淵山々頂からも笹の斜面を急降下〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ニセ岩淵山から東郷山の望む〉

 

 

 

 

〈ニセ岩淵山からは緩やかな笹の尾根筋を下り行く〉

〈感応山への分岐点〉

 

 

13:39〜14:00 感応山(510m)

  感応山の山頂にはベンチが設置されており、そこから周囲ほぼ360度の眺望が開けていた。この日の縦走路の中で最も眺望に優れた所と言えた。その山頂に吹く秋の風も心地良かった。この日のような好天の下では昼寝を決め込むのも悪くない相談のように思えた。後は湯ノ山温泉まで下るだけであったので、20分間程この頂に滞在して秋の好日の感触を楽しみ、ここでも全員の集合写真を撮った。湯ノ山温泉への下山道は、よく整備されていた。湯ノ山温泉から感応山へ往復する行楽客もいるのであろうか。途中に掲げてあった注意書によれば、この山域は麓の和田の集落の人達の共有の松茸山となっているとのことであった。

 

 

〈感応山々頂〉

〈感応山にあった山名標〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈感応山々頂から湯来の街と周辺の山々を眺望する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈湯の山温泉へと下り行く〉

 

 

   〈感応山への登山道は松茸山のようだ!〉

 

 

14:34 湯ノ山温泉

  感応山から湯ノ山温泉までは30分程で下山出来た。下山地点に湯ノ山明神の本殿や拝殿があり、その立派さ驚いたが、これらは国の重要文化財に指定されているとの情報に成る程と納得することが出来た。明神社の境内に旧湯治場や現在の温泉施設もあり、温泉場の情緒も醸していた。幹事さんが石ヶ谷山荘までマイクロバスの回収に行っている間に、温泉街に下って足湯で「ドクターフィッシュ」に足の角質を掃除してもらった。実にこそばゆい不思議な感覚であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈国指定の重要文化財の湯ノ山明神社本殿〉

 

 

    〈湯ノ山明神社境内に残る旧湯治場跡〉

 

 

 

〈湯ノ山明神社の鳥居〉

〈湯ノ山温泉街〉

 

 

 

〔山行所感〕

  今回歩いた縦走路は、先人のレポートなどを読んで一度は行ってみたいと思っていた所で、やっとそれを実現させることが出来た。とは言え、このコースはガイドブックに掲載されることもなく、2万5千分の1に地形図にさえ登山道はおろか山名も記されておらず、なかなかに世間の注目を浴びる存在からは遠い位置にある所といえる。ここに添付した今回の軌跡図に記した山名や呼称も決して今日一般的に認められたものではなく、今回聞いた伝聞から誤解を怖れずにレポート制作上の便宜もあって勝手に記したものである。誤りやより良き名前や呼称があればお教え頂き度く宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

〔BACK〕

〔HOME〕

 

 

 

 

 

 

Ads by TOK2