雪融け進む嶺を周回する 皿ヶ嶺(1,278m)

愛媛県東温市

2015年2月24日(火)     門久単独

 

 

 

 

 

 

〈雪が殆ど消えた竜神平に建つ竜神小屋〉

 

 

 

昨年11月に紅葉を訪ねて以降、ご無沙汰していた皿ヶ嶺であった。

ここ数日の暖かさに、雪の皿ヶ嶺に逢える機会はもう多くないと考えて、

所用で四国に渡ったこの日にその山域の周回にチャレンジしてみた。

さすがは南国の山といったところか、ここ一週間程の間の暖かさに山中の雪は儚くも殆ど消えかけていた。

 

《山行記録》

駐車場所(風穴下)13:53・・・・13:56風穴13:58・・・・14:13直登道分岐・・・・14:43ベンチのある休憩所14:44・・・・14:55三差路(上林峠分岐)・・・・14:59竜神平15:02・・・・15:06畑野川分岐・・・・15:47皿ヶ嶺(1,278m)15:59・・・・16:04皿ヶ嶺三角点(1270.5m)・・・・16:13十字峠・・・・・16:26引地山分れ・・・・16:31丸太のベンチのテラス・・・・16:46直登道分岐・・・・16:59駐車場所(風穴下)  

〔総所要時間:3時間06分、休憩等:0時間17分、正味所要時間:2時間49分、歩行距離:52q、累積標高差:±536m〕

 

 

13:53 風穴下

  前日来の黄砂の中を皿ヶ嶺へと車を走らせたが、水の元を過ぎて上林森林公園の駐車場近くになっても路面から完全に雪が消えており、結局は最奥の風穴直下まで上がることが出来た。ここ一週間ほどの間に、皿ヶ嶺の雪は急速に消えたようであった。身支度をしている間に下山してきた単独行の登山者に聞いてみると、「この上のジグザグの登山道にも雪はあるにはあるが・・・・」と歯切れが悪かった。風穴に寄ってから正面登山道を登り始めたところでお会いした方の話では、「山中の雪は殆ど融けており、十字峠付近だけアイゼンが要る状況であった」とのことであった。先ずは竜神平を目指すこととしたが、ジグザグの道が終わり、直登道を見送って北面の長い巻き道にかかると、斜面の雪はほぼ消えており、棚状になった登山にのみ雪が残っている状況であった。登り行くほどに路面の雪は徐々に多くなっては行ったが、日当たりの良いところでは雪が消え、沢筋にかかると雪嵩が増した。壺足で十分に歩けた。そんな状況が竜神平まで続いた。

 

 

〈この日の皿ヶ嶺は黄砂に霞んでいた〉

〈雪がすっかり消えた風穴直下の登山口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈風穴の周囲に雪が残るだけ〉

 

 

         〈正面登山道で竜神平を目指す〉

 

 

 

 

〈間もなくお花畑となる斜面の雪は消えていた〉

〈登山道にのみ雪が残る〉

 

 

 

〈登山道沿いの沢筋にはまだ雪が沢山残る〉

〈白い道筋が皿ヶ嶺北面を巻いて延びる〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ベンチのある休憩所の雪も融けたよう〉

 

 

      〈ブナの老木が青空に枝を伸ばす!〉

 

 

14:59〜15:02 竜神平

  日当たりの良い竜神平には雪はなく、竜神小屋の周辺に若干残るだけであった。雪融け直後で特に見るべきものもないので、早々に竜神平を発って山頂へと向かった。両脇の笹が露出し始めた登山道を行く程に、さすがは標高1200メートルほどの高地ゆえか、山頂直下になって雪の嵩が増してきたようであった。この頃になって、黄砂が薄くなってきたのか、樹々の間から潤沢な雪を被った石鎚山塊が綺麗に覗いているのに気付いた。この景色を目にすると、やはり今年も一度行ってみたくなる。森の樹々がすっかり葉を落としているので何箇所かでこの石鎚山塊が望め、都度写真を撮っていると、意外にも長い時間を喰ってしまったようであった。

 

 

〈約1時間で竜神平に到着〉

〈日当たりの良い竜神平にはもう雪はない〉

 

 

 

〈笹原の中を行く山頂への登山道〉

〈標高を上げると雪は徐々に増えてきた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂直下のツインのブナ〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ブナの樹間に石鎚山塊が望めた〉

 

 

 

15:47〜15:59 皿ヶ嶺(1,278m)

  皿ヶ嶺の山頂は綺麗に晴れていた。冬の午後4時近くの山頂は無人であった。黄砂は随分と薄くなったようで、久万高原町の街の向こうに中津明神山や大川嶺が綺麗に見えていた。ここで10分余の休憩を取ってから、十字峠、引地山分れを経由して下山することにした。十字峠へ下る稜線上には、それまでの道に比べれば多くの雪が残っていたが、壺足で困ることもなかった。十字峠への下りになって、路面がアイスバーン化してきた。アイゼンが要ったというのはこの事かと思ったが、ここは緩やかな坂道で凍った道を避けるスペースもあり、何とか壺足歩行を継続出来た。十字峠を過ぎた主稜線上も雪が多く残っていたが、ここも壺足で歩行可能であった。引地山分れを過ぎて北面の急傾斜面を下るにはアイゼンが必要かと思ったが、いざとなってみると凍った路面が長くは続かずストックでバランスを取りながら何とな壺足で下ることが出来た。ジグザグの登山道に出れば、もう足元を気にする必要もなくなった。

 

 

〈皿ヶ嶺山頂〉

〈気温3℃程度〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂から望む中津明神山〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈大川嶺の大きな山体を遠望する〉

 

 

 

 

〈皿ヶ嶺三角点〉

〈周囲の道路がアイスバーンと化していた十字峠〉

 

 

 

〈主稜線上にはまだ雪が残る〉

〈主稜線上のブナも美しい〉

 

 

 

〈引地山分れ〉

〈北面を下る登山道も凍って滑り易くなっていた〉

 

 

16:59 風穴下

  ジグザグの登山道の最後は風穴へのショートカットの道を採って登山口へと下った。雪と氷で足元は悪かったが、山頂からちょうど1時間の道程であった。午後5時の山中には我が愛車が残っているだけであった。水の元に下っても、もう残っている車はなかった。

 

 

〈風穴へと下ってきた〉

〈風穴下の登山口〉

 

 

〔山行所感〕

  3か月間ご無沙汰していたせいもあって、皿ヶ嶺から「今年の雪の季節はもうお終いだよ」と早々に拒絶された感じがしないでもない。ここ数日間で雪が融けてしまうとは想像もしていなかった。とは言え、これも自然の織りなすこと、心静かに受け入れることにしよう。そして、出来得れば今後は間断なくこの山にご機嫌伺いにお邪魔することにしようと自省した。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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