まさかの霧氷に夕刻の稜線を歩く 皿ヶ嶺(1,278m)

愛媛県東温市

2015年3月12日(木)   門久単独

 

 

 

 

 

 

〈予期せぬ霧氷に尾根筋まで登ってみた〉

 

 

 

早朝に広島を発って愛媛に渡った。

昼食を挟んで所用を片付けから、午後の遅い時間とはなったがウォーキングを兼ねて上林森林公園へ車を走らせた。

園地を散策しながら、アワコバイモなどの春の花々の様子を観察する積もりであったが、

園内から仰ぎ見ると稜線部が霧氷に覆われていたので、

登山支度はしていなかったものの、散策コースを変更して雪の積もった稜線部へ上がってみた。

 

《山行記録》

水の元15:41・・・・15:43お花畑15:48・・・・15:56林道出合・・・・16:04風穴16:07・・・・16:16直登道分岐・・・・16:24丸太ベンチのあるテラス・・・・16:28尾根道出合・・・・16:35尾根道Uターン・・・・16:48引地山分れ・・・・16:51丸太のベンチのあるテラス16:53・・・・17:03直登道分岐・・・・17:17上林森林公園駐車場17:20・・・・17:38水の元

〔総所要時間:1時間57分、休憩等:0時間13分、正味所要時間:1時間44分、歩行距離:5.0q、累積標高差;±475m〕

 

15:41 水の元

  この日は水の元に車を停めて、直ぐ上のお花畑を見てから風穴辺りまで足を延ばそうという積もりであった。お花畑に上がってみると、園内には疎らに雪が残っており、日陰などには霜柱も残っていた。思っていた以上に、皿ヶ嶺の春は遠いようで、雪の中に青い葉が見えたのはヤマアイくらいであった。お花畑を抜けて風穴へ向け登って行っていると、森林公園の駐車場近くから仰いだ稜線部が霧氷に包まれていた。まったく予期していなかった霧氷には驚いたが、やはり見に行ってみたくなった。風穴から上は随分と雪が積もっており、稜線部へ上がる急坂は滑り易かろうと危惧されたが、トレッキング用の短靴を履いており何とかなるだろうと意を決して登って行った。

 

 

〈麓から仰ぎ見た皿ヶ嶺〉

〈凍った水の元の水源〉

 

 

 

〈疎らに雪が残る水の元のお花畑〉

〈青い葉が見えたのはヤマアイくらいであった〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈上林森林公園から仰ぎ見ると稜線部に霧氷が確認出来た〉

 

 

 

 

〈雪に包まれた風穴〉

〈ジグザグを描く登山道も雪で覆われていた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈直登道分岐〉

 

 

               〈直登道の急坂を登る〉

 

 

 

〈丸太のベンチのあるテラスまで上がってきた〉

〈西陽を浴びる稜線部の木立にも霧氷が認められた〉

 

 

16:28 尾根道出合

  直登道の上りは難なく歩くことが出来て引地山へと続く尾根道まで上がった。ちょうど稜線部には西陽が当たっている時間帯で、日当たりの良い所の霧氷はかなり融けてしまっていたが、一日中陰になっているような北面の林にはまだ観賞に耐え得る存分な霧氷が残っていた。暫し雪を蹴りながら引地山方面へ尾根道を辿り、程良い所で引き返して引地山分れまで稜線散策と洒落てみた。霧氷が数多残っている所も多く、まさかの霧氷巡りに心は高鳴った。

 

 

〈尾根道に上がると日陰の林には霧氷が残っていた〉

〈積もった雪は一昨日に降ったものであろうか〉

 

 

 

〈引地山方面へ尾根道を暫し辿ってみた〉

〈霧氷が付着した北面の林〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈青空の下見る霧氷は美しい!〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈霧氷に彩られた稜線部を行く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈この辺りの霧氷は意外にも新しいものかも知れない〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈かなり落ちてはいたが稜線部のブナの古木も霧氷を纏っていた〉

 

 

 

 

〈霧氷に包まれた林が広がる〉

〈稜線部の登山道〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈一際濃い霧氷の林〉

 

 

 

16:48 引地山分れ

  遅い時間であったので山中でのんびりする訳には行かず、早々に下山の途に就くこととした。引地山分れから直登道分岐までの間の北面の急斜面は、先般(2月24日)のようにアイスバーン状態ではなく、固く締まった雪に覆われた道ではあったがやはり滑り易く注意を要した。冬場はこの難路はなかなかに手強い存在と認識せねばならない。下り行く程に雪は少なくって行った。あと1か月もすれば、この辺りの斜面がお花畑に変貌するのが楽しみである。園地に戻ってから、水の元へはちょっと距離は長くなるが、敢えて林道歩きをしてみた。この日の本旨のウォーキングに戻った訳である。

 

 

〈引地山分れ〉

〈稜線部の笹も雪に覆われていた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈夕暮れの逆光に燻し銀に輝く霧氷〉

 

 

 

 

〈滑り易い下山道を用心しながら下る〉

〈雪が融ければお花畑になる大斜面〉

 

 

 

〈上林森林公園の園地に下ってきた〉

〈風穴下の広場から稜線部を振り返る〉

 

 

 

〈水の元への下りは林道を歩いてみた〉

〈凍てついた林道のカーブ〉

 

 

17:38 水の元

  登り始めた時には2台の先人の車があったが、午後5時半を過ぎた水の元にはわが愛車があるだけであった。一人とは直ぐ上のお花畑の先を下山中のところでお会いした。思わぬ霧氷の出現に予定より長い散策となってしまったが、十分に満足して帰路に就いた。

 

 

〈水の元付近から皿ヶ嶺の稜線部を仰ぐ〉

〈水の元〉

 

 

〔山行所感〕

  本来は山行レポートを記すことはなく、上林森林公園をウォーキングを兼ねて散策し早々に下山する予定であったのだが、まさかの霧氷にこんなことになってしまった。最盛期の素晴らしい皿ヶ嶺の霧氷を見る機会は今年もなかった。この日の霧氷は最盛期のそれと比べようがないとは思うが、朝方が相場のこの山域の霧氷が夕刻まであったというのは特筆して良いような気がする。山は人間が思う以上に多彩な現象を見せてくれる。この日の「まさか」は将にラッキーな山の贈り物であったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

 

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