上三田からのロングコースを辿る 胡谷山(540.9m)・大槌山(600.7m)・白木山(889.3m)

広島市安佐北区

2015年3月16日()     山の会3名(門久が参加)

 

 

 

 

 

 

〈柱石が新しくなった白木山三角点〉

 

 

 

山の会の山行の下見に同伴して、上三田からのロングコースを案内して白木山に登ってきた。

一昨年の12月以来の3度目の上三田コースへのチャレンジであった。

山行本番のスケジュールに合わせて、JR芸備線で上三田駅まで行き、徒歩で登山口まで赴いた。

 

《山行記録》

上三田駅9:03・・・・9:11白木山入口・・・・9:21住吉神社・・・・9:23白木山登山口9:25・・・・9:33尾根上9:39・・・・9:50標高297mピーク9:57・・・・10:21標高384mピーク10:28・・・・10:53胡谷山ひとつ手前のピーク(道迷い)10:06・・・・11:08胡谷山(540.9m)11:12・・・・11:30送電線鉄塔(吉田広島線)11:39・・・・11:47送電線鉄塔(新西広島幹線)11:48・・・・11:59標高547mピーク12:02・・・・12:30標高575mピーク・・・・12:58大槌山(600.7m)(昼食)13:35・・・・14:07標高711mピーク・・・・14:30標高695mピークトラバース道・・・・15:03白木山正面道に合流・・・・15:12白木山(889.3m)15:29・・・・15:41水源地15:44・・・・15:51水場15:52・・・・15:53桧尾根入口・・・・16:45四差路16:46・・・・17:11白木山正面登山口・・・・17:20白木山駅

〔総所要時間:8時間17分、昼食・休憩等:1時間51分、正味所要時間:6時間26分、歩行距離:14.8q、累積標高差:1,312m、−1,351m

 

 9:03 上三田駅

  午前9時ちょうどに上三田駅で下車した。駅前に出て簡単に身支度をチェックしてから登山口に向けて歩き始めた。上三田のメインストリートの狭い県道を暫く北上してから、「白木山入口」の道標に従って県道から左折して田圃の中の道に入り山の方向へと歩を進めた。その道が小さな川に架かる橋を渡るその手前で再度左折して川の右岸の道に入った。川沿いの道を暫く行くと、左手に住吉神社が鳥居と拝殿で見えて来た。この日辿る白木山への長い尾根はその神社の背後の山の上から始まるが、そこへ行くための登山口は神社の前を過ぎて山裾を回り込んだところにある墓地への階段道である。

 

 

〈上三田駅〉

〈県道を離れて登山口へと向かう〉

 

 

 

〈ちょっと遅い白梅が満開〉

〈登山口近くにある住吉神社〉

 

 

 9:23〜9:25 登山口

  登山口でもある墓地への入口の階段道は1年半前とは変って新たにコンクリートで固められていた。そこから山に入り墓地の脇を抜けて灌木の斜面に続く微かな踏み跡を登って行くと10分足らずで尾根上に出た。尾根には歴然とした踏み跡があり山の奥に向かって延びていた。尾根筋の道は直ぐに急坂となって10分程でこの日の最初のピークである標高297mのピークに着いた。登山道はこのピークで右折してから暫くは緩やかな尾根筋を抜けて行き、その後徐々に斜度を増して標高384メートルのピークへと登って行った。尾根上の一通過点といった感じの384メートルのポイントを過ぎると、目の前に胡谷山への急傾斜面が迫ってきた。その斜度は何かに捉まらないと滑り落ちそうなほどにきつく、アキレス腱は完全に伸びた。その急坂をクリアしてやっと尾根上に出て、山頂直前の瘤でちょっと道迷いを冒してしまったが、そこを脱して三等三角点が建つ胡谷山に到達することが出来た。

 

 

〈新しい階段が気付かれた登山口〉

〈灌木の中の踏み跡を辿って尾根上に出る〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈登山口に咲いていたアセビ〉

 

 

 

 

〈最初のピークは標高297mピーク〉

〈赤松の尾根筋を辿って行く〉

 

 

 

〈標高384mピークで現在地確認〉

〈登山道脇にあった猪のヌタ場〉

 

 

 

〈行く手に胡谷山が迫る〉

〈この日一番の急登を行く〉

 

 

11:08〜11:12 胡谷山(540.9m)

  胡谷山を過ぎると気持ちの良い尾根筋の緩やかな道筋となり距離を稼ぐことが出来た。一旦鞍部に下ってから登り返し始めると直ぐに送電線鉄塔の下に出た。吉田広島線の鉄塔の下は、この上三田コースで随一の好展望の地で、南には白木から狩留家の集落が、北には神ノ倉山や井原の集落が俯瞰出来た。ここから10分足らず行ったところにも新西広島幹線の立派な送電線鉄塔があった。その送電線鉄塔を過ぎると、山道は俄かに倒木などが多くなって荒れた雰囲気となった。その道を10分程登っていくと、荒れ果てた標高547メートルのピークとなり、そこから一旦鞍部に下ってから少し長い上り返しを辿って行くとここもまた荒れ気味の標高575メートルのピークに出た。その先では一転なだらかな尾根筋の遊歩道のような道を暫く辿ることが出来た。それが終わって落葉が積もった歩き難い急坂を登って行くと、標高600.7メートルの三等三角点が建つ大槌山の山頂部に出た。

  

 

〈胡谷山の三等三角点〉

〈灌木に手製の山名標が括り付けられていた〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈桧と灌木の混交した尾根筋を行く〉

〈吉田広島線の送電線鉄塔〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈送電線鉄塔付近から安駄山〜高鉢山の山塊を望む〉

 

 

 

 

〈こちらは新西広島幹線の大きな送電線鉄塔〉

〈少し荒は果てた感じの標高547mピーク〉

 

 

 

〈標高575mピークを通過する〉

〈気持ち良い尾根筋を暫し行く〉

 

 

12:58〜13:35 大槌山(600.7m)

  大槌山はかつては南方向に眺望が開けていたが、今は樹々が育ってもうその眺望を隠していた。それでも狭いながらも山頂広場があったので、そこでランチタイムを取ることにした。ここまでが上三田・白木山間の3分の2の地点といったところであろうか。食後、山頂広場から少し下ってから標高711メートルピークへの長い上りに入った。711メートルピーク付近は4つの小ピークが続いており、そのうちの最初の小ピークが最高点と思えたが、711メートル地点を示すものは何もなかった。そこを過ぎると直ぐに695メートルのピークとなったが、道は山頂を通らずその南面をトラバースしていた。そこから先はいよいよ白木山々頂へと続く急斜面となった。約30分間の上りであったが、白木山駅方面からの正面登山道に合流する直前の最後の急坂はちょっと長めでアキレス腱が伸び切るほどの厳しさであった。正面登山道に合流すると、それまでのストレスから一斉に解放されたかのように気持ちも軽くなって一気に山頂へと登って行った。

 

 

〈大槌山三等三角点〉

〈標高711mピーク付近〉

 

 

 

〈標高695mピークは左手のトラバース道で巻く〉

〈上三田コース最後の急坂が続く〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白木山駅からの正面登山道に出た!〉

 

 

       〈種々の標識が掲げられた合流点〉

 

 

15:12〜15:29 白木山(889.3m)

  午後3時を回った白木山の山頂には登山者の姿はなかったが、流石は人気の白木山である、我々が滞在していた短い時間に単独行の男性と、正面直登して来た老年の男性の計2名が上がって来られた。予定していた帰りの白木山駅発の列車の時間までかなりのゆとりがあったので、下りに水場へ水を供給する山頂直下の水源地に案内することにした。正面登山道の9合目辺りから水源地経由の道に入り、水源地を見てから正面登山道脇にある水場へ出た。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈午後の白木山々頂〉

 

 

          〈山頂に祀られた白木山神社〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白木山々頂から狩留家方面を俯瞰する〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈山頂の灌木の中に咲いていた福寿草、植生であろう〉

 

 

 

 

〈この日は白木山駅へ下る〉

〈水場の水を取水する水源に立ち寄った〉

 

 

15:51〜15:52 水場

  水場からの下りは、同行した2人ともまだ通ったことがないということだったので桧尾根コースを採った。桧林の中を下る道筋は猪が掘りまくっており、かなり荒れた雰囲気であった。下るに従って落葉の分厚く積もった急傾斜面が続くが、ここは良く滑りまた甚だ歩き辛かった。1時間足らずの急坂下りの難行苦行であったが、ここは膝を痛めると同行者からは不評であった。だが話の種にも一度歩いてみることは悪いことではないと思う。急坂下りを終えて、後は渓流に沿った道を白木山駅へと下って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈桧林の中の急坂を下る〉

 

 

 

〈水場、ここから桧尾根ルートを採った〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈長い急坂を下ったところにあった標識〉

 

 

 

〈落葉が積もった荒れた道の下りは辛い〉

 

 

 

3つの白木山への登山道が分岐する四差路〉

〈渓流を渡る丸木橋〉

 

 

17:20 白木山駅

  最奥の民家前に出ると、直ぐに正面登山道登山口であった。上三田駅前を出てから総所要時間8時間余で白木山駅に下山出来た。予定の列車の出発時刻の12分前であった。

 

 

〈最奥の民家に出ると、白木山駅は近い〉

〈正面登山道登山口〉

 

 

 

 

 

 

 

 

〈白木山駅〉

 

 

 

〔山行所感〕

   白木山に登るバリエーションルートを紹介して欲しいというので、上三田コースを推した。年度が変わって直ぐにこのルートで山行を挙行すると言うので、この日幹事を下見に案内することとなった。そして無事に案内を終えて一安心といったところである。ロングルートの大変さはあるが、地図読みの楽しさやハードコース踏破の達成感などが味わえる面白いルートだと思う。本番での参加者の健闘を祈り、全員無事に踏破出来ることを願うものである。

 

 

 

 

 

 

 

〈この日の軌跡〉

 

 

 

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