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今住んでいる町、福山市の市長選挙が行なわれた。結果、現職市長が四選目を決めるかたちで当選した。どこの地方自治体にせよ、こういう選挙結果を見るにつけ聞くにつけ、幾分やり切れない気持ちになる。 社会変革など気にもとめず、かえって変わらざるを良しとする市民。特定団体との癒着を生む長期政権。行政改革などくそくらえと心中で思う公僕たち……。より良く生きるための努力など端から放棄し、上意下達を良しとする市民。とりわけ老人達は超保守に凝り固まり、次の世代にバトンを渡そうとはせずに改革・革新の芽を一生懸命摘み取り、その影響からか次世代年齢層である三十、四十代は諦めの域に身を置いて次々世代の若者を育てようとせず、そしてその中で意識ある若者はどんどん町を出て行き、残るは行き場を無くした若者たちだけとなり、沈みゆく町をつくる……。千葉市や横浜市や徳島市とはまったく正反対の、停滞する地方自治体のモデルケースそのものがここにある。 まずまっ先に変わるべきは我々市民の意識なのだが、何故にかそうはならない。何故なのだろうか。三十五万の福山市民に対して直接尋ねてみたくなる時が、まま、ある。(2003年8月12日) |

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