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ともあれ、店構えを二つ。
屋号を「あちゃ」。カレーとアジアン料理のお店です。
この屋号については色々と源がある。
インドでは、「よしよし」「そうか」と言う時には「アチャ」と言う。そこから始まり、「あ」は多くの言語のいちばん始めの母音であるし、こどもが初めて発する言葉の多くが、「あ」。仁王像の阿形<あがた>、吽形<うんがた>などもある。つまるところは、始まりを大切にしようという現れだ。
看板も一枚板で造られており、迫力を含みながら趣きもある。
初めて訪れる方は、画像左上に見える赤い看板が目印です(何かのコマーシャルみたいだな)。
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店内である。
入り口から見た中は、左曲がりのL字型になっている。
上段の画像は入り口近くから奥を撮ったものです。入り口から右側の列が角テーブル席、その奥手に丸テーブルが一つ、それを挟んで奥の壁際にも角テーブルが二つ。カウンターは厨房の角を囲むように五、六席。そのカウンターの上には数多くのスパイスが並べられている。
下段の画像は奥から入り口側のテーブル席を撮ったものです。三十人以上は入れそうな広さだ。
店内はご覧のとおり、照明も含めてたいへんエキゾチックな雰囲気を醸し出している。至る所に東南アジアからの物品が飾られており、奥の壁には小さいながら曼陀羅も掛けられている。
「いやあ、お金をかけずに飾り付けをしたら、こうなっちゃったんだよ」とはマスターの弁。
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マスター。
実に優しい方で、仕事ぶりも丁寧です。
バンドも組まれている。福山の名所・鞆の浦と朝鮮半島との友好を唱った「鞆のゆめ」という曲を、自主制作CDで出されている。良い意味で情ある人だ。
「小さくても、長くやっていれば何とかなるよ」と、実直に話して頂いた。
えっ、チキンカツカレーはどうしたって? それは……あまりにも美味しいので、シャッター押すのを忘れてさっさと食べてしまった。食べ終わってから、「ありゃ、肝心なものを撮り忘れた」と気付く有り様。
鶏のもも肉を一枚揚げにし、カレーのルーは向こうのものを日本人向けにアレンジメントし、ターメリックライスで供してくれる。この、三者三味の絶妙なバランスは大いに食い気をそそる。サラダもついている。
カレーの他にはアジアン料理が盛り沢山。ヴェトナム・ヌードルも美味しい。
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