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1/8 「寿 まさら」製作マニュアル。
● アイテムの完成品は「こんてんつ」→「まさらのお部屋」(まさらっぷ・フィギュアぎゃらりー)→
「寿 まさら」
で見る事が出来ます。
● 第6回目 ●
本塗装の準備に入ります。
前回書きました通り、簡易な物でもエアブラシ塗装が出来る道具があるとして話を進めます。m(_ _)m
○ 用意する道具。
・エアブラシ。 塗料を霧状に吹き出す道具の事をハンドピースとも言います。
・エア源。 缶かコンプレッサー。
・塗料皿。 万年社の塗料皿が有名で価格もリーズナブル(12枚100円)ですが、水を付けるとすぐ錆びてしまうので注意。
・スポイト。 安いもので十分。 溶剤を容器から塗料ビンに分けるため。
・筆。 2〜3種類。特に目の付近の塗装には面相筆の細いもの。
・調色スティック。 塗料を混ぜる金属のへら。撹拌(かくはん)棒とも言う。
・マスキングテープ。 メーカー品でなくてもよいです。
・古新聞や、ティッシュ(OR ペーパータオル)、試し吹きに使える紙。(広告や、いらないメモ等で無地の物で無くとも可)
・ラッカー塗料(グンゼ産業の「Mr.カラー」)
1(ホワイト)、3(レッド)、4(イエロー)、8(シルバー)、13(ニュートラルグレー)、34(スカイブルー)、
49(クリアーオレンジ)、63(ピンク)、79(シャインレッド)、111(キャラクターフレッシュ)、323(ライトブルー)
Mr.シンナー(溶剤)
・フラットスプレー(クリア)
これはグンゼ産業から発売されている缶スプレーです。
(商品名:「Mr.スパークリアーつや消し」)
・エナメル塗料(タミヤのエナメル塗料) エナメルは目の塗装専用です。
X1(ブラック)、X2(ホワイト)、X5(グリーン)、X14(スカイブルー)、X20(エナメル溶剤)、X25(クリアーグリーン)
○ 塗装の前に。
エアブラシ塗装をするのが初めてという方も居ると思いますが、これは本格的なものでも簡易型でも
「塗料を吹き付ける」という作業は変わらないので、基本的な使用方法と各部の名称はそれぞれの
説明書を読んでおぼえて下さい。 要は、ノズルから塗料を出すまでの事です。
さて次は、練習です。(笑)
いきなりエアブラシを使って失敗すると落ち込むので、(^_^; 失敗しそうな事は最初にやっておきましょう。ォィ
(作業の場所に古新聞などを敷いて ”もしも”の事に備えましょう)
最初は誰でも(?)判らないが塗料の濃さです。
塗料はグンゼのMr.カラーのビン入りを使うと言う事で話を進めます。
水性ホビーカラーは乾きが遅いのとラッカー系塗料とは性質が若干違うので今回は使いません。
これは、絶対ダメとはいいません。m(_ _)m
ラッカー系は臭いがキツイので水性系の方が自宅の環境や周囲の状況から、こちらの方が良い人もいるでしょう。 m(_ _)m
ラッカー系に話を戻します。
専用の溶剤(Mr.シンナー)を使用して下さい。
水性用や、エナメル用は成分が違うので、混ぜると分離して使い物にならなくなります。 ←(注意!!)
新品(?)でも店によって中に入っている溶剤の揮発量が違うのでこれを統一するために買ってきた状態で
ビンの奥の広い部分から、蓋のネジ部のくびれの少し下まで溶剤が入っている物を基準にします。
もし少なかったら、スポイトを使って足してください。
そのあと調色スティックで良く混ぜます。
これが標準ですが、使用すれば減るので適宜調整して下さい。
実際にエアブラシで使用するときは、これに更に3倍前後の溶剤で薄めます。
正確に計らなくても、目分量で良いです。
溶剤は塗料ビンに直接入れるのではなく、一旦別のもので薄めます。
私はエアブラシのカップの中でやりますが、慣れるまで塗料皿に一旦移してから薄めるのが基本です。
ハンドピース(エアブラシ)に塗料(濃い色が良い)を入れて試験用の紙に吹いて見てください。
ハンドピースと紙の距離や塗料を出す量によって吹きつけられる様子が違いますのでこれに慣れてください。
塗料の出が悪かったり、糸を吹くような感じだと濃度が濃過ぎます。
また、吹いた跡が水の様に流れてしまうようでは薄過ぎます。
こうやって、慣れて下さい。多分15分もやっているうちに判ってくるとおもいます。
次回はやっと本番です。
● 第7回目 ●
さて、やっと本塗装です。
言葉だけで説明をしようとすると大量の文章になってしまうので、HPの完成品の写真も参考にして下さい。
これまでの練習でエアブラシ塗装に慣れたら本番ですが、下地色が白ですので、「まさら」の色設定で白い部分は
そのままにしてしまいましょう。 (上半身、足の一部はマスキングだけで済ませます。)
影色(シャドウ)を吹く説明もしますが難しいと思ったら、一旦紙等で練習するか、この塗装をしなくてもよいでしょう。m(_ _)m
○ まさら本体。
・ 髪の毛。
これは水色です。323(ライトブルー)の塗料を髪の毛パーツの全てに360度全面塗装します。
一度に塗装をやり難い時は、半分ずつでもかまいません。
塗料が乾いたら、今度はグラデーションをしてみましょう。
34(スカイブルー)を使って影色を付けます。
(ハンドピースが、塗料の量を調整できるものなら、塗料の吹き出し量を少なく、或いはエアーの量を減らして下さい。)
影色は、パーツのへこんだ部分を強調するために少し暗い色でアクセントをつけます。
お下げで言えば先端の3つにわかれた部分の谷間に当たる所や、線状のへこんだディティールにそって
少しずつ塗料を吹いていきます。
これは後ろ髪や、もみあげ、前髪でも同様な事をします。
もし、色を吹きすぎても後で323番を、もう一度吹きすぎたところに乗せていけば大丈夫です。
・ 顔、手、足。
素肌の部分を111(キャラクターフレッシュ)を全面に吹くだけですが、足は右足のパンツの部分、
両足の足首の輪から下をマスキングテープで覆います。
その後で、この111番に極少量の49(クリアーオレンジ)を混ぜます。
その色を下側になる部分や影になる部分に少量吹いていきます。
顔では前髪の下。あごの下から耳の下あたり。
腕は手首の周りや、左腕の下側になる部分。足は太腿内側や、ひざ下あたりになります。
・ リボン。
全面を、63(ピンク)で塗り、しわ部分に 3(レッド)を溶剤で薄めた色で影を入れます。
・ エリ。
白いライン部分をマスキングしたら全面を 79(シャインレッド)で塗ります。
内側や、下端部分を 3(レッド)で影を付けます。
・ スカート。
ウエストと裾のラインをマスキングテープで覆ったら、全面を79(シャインレッド)で塗ります。
その後、ひだの谷間を 3(レッド)で影をつけます。 内側も忘れずに。
・ 上半身
これは、ほとんどが白なので、影色だけ付けます。
323(ライトブルー)を溶剤でかなり薄めてから、服のしわの谷間に塗装します。
或いは、63(ピンク)を使って同様のことをします。
色が両極端ですが、普通は白い服には青か紫を極度に薄めた色で影を付けますが、
私は服が赤系統なので63(ピンク)を使っています。
これは全体の色彩バランスを保つためですが、どちらを選ぶかは好みの問題です。m(_ _)m
○ 筆塗り。
ここからはマスキングをするより、筆塗りをした方が手間が掛からないと思う部分を説明します。
・おさげ。
根元の円柱部分は左右とも 13(ニュートラルグレー)です。
・顔。
目の部分を1(ホワイト)で塗ります。これが白目の下地です。
・エリ。
前後のボタン(3箇所)を4(イエロー)で塗りますが、先に赤い塗料を剥がしておくと発色が良いです。
・上半身。
袖と胸のボタンを4(イエロー)で塗ります。(6箇所) 袖口は79(シャインレッド) なお腕の付く面も塗っておきましょう。
・両足。
足首のリング状ディティールと、靴を79(シャインレッド)で、ボタンは4(イエロー)。
○ フラットスプレー(クリア)
ここで全てのパーツにフラットスプレーを吹きます。 使う前に缶を良く振って、つや消し剤を撹拌して下さい。
これは透明なのでどれだけの量を吹いたか判りにくいのですが、一度に大量に吹き付けると、つや消し塗料が流れて
これまでの塗装を溶かして滲ませたり、流れ出す事もありますのでパーツから20〜30センチ離して、軽く吹きます。
乾燥するとつや消しなりますが、不完全な部分が残っていたら2〜3度に分けてでも少しづつ吹いてください。
○ 目の塗り方。
目だけはエナメル塗料を使います。
ラッカー系でも出来ますが、エナメルなら失敗しても消せるのと、乾燥がラッカー系よりも遅いので
塗料の伸びが良いので描き易いです。
先ずX5(グリーン)で光彩の形に色を塗ります。
これに白を少しずつ混ぜてグラデーションにしていきます。
一番細い筆で、まつげ、光彩の輪郭、ひとみ(ひし形です)をX1(ブラック)で描きます。
最後にX2(ホワイト)でハイライトを入れます。
もし描きそこなったら、綿棒にエナメル溶剤を染み込ませて出来るだけ肌色に出ないようにこすり落とします。
エナメル溶剤では肌色や白目のラッカーは溶けません。
○ UFO
全パーツを8(シルバー)で塗装します。
乾燥したら、「外周」パーツの外縁部分にエナメルのX25(クリアーグリーン)で色を付けます。
エナメルを使うのはラッカーではクリアーグリーンが無いからです。
(溶剤はラッカーと共通ではないので注意して下さい。混ぜられません。
或いは、ラッカーでもクリアーイエローにクリアーブルーを重ね吹きすると、クリアーグリーンになります。)
「リング」に49(クリアーオレンジ)を吹きます。
UFOは光沢のままが良いのでフラットスプレーは吹きません。
以上簡単な説明になってしまいましたが、塗装は終わりです。
具体的には自分でやってみることで確かめてください。
もし失敗したら、あきらめずこの上からサーフェーサーを吹いて塗りつぶしてしまうこともできます。
最悪シンナーで洗うこともあるかもしれませんが
パーツに分けておいてあるので被害は最小限(1個)で済みます。
● 第8回目 ●
最後の段階「組み立て」に入りました。
ここで何か事件があると悲しい事になりますから冷静に、慎重に。(^_^;
では先ず手を洗いましょう。
せっかく綺麗に塗装したものを手垢(?)で汚すことはありません。
それから、爪も切っておいた方がいいです。
これは自分でもやったことがあるので、その後は注意しているのですが、爪で塗装面を傷つけることもあります。
仮組みの時に何処にどのパーツが接続されるか判っているので、下からパーツを繋いでいきましょう。
○ まさら本体。
仮組みをした通りにパーツを接続していきます。
組む時にアルミ線に瞬着を付けパーツに差しこみます。アルミ線を芯にして両方のパーツに瞬着が付くようにしていきます。
(瞬着は高粘度のものの方が必要無いところに流れる事がありません。)
まずベースを置いてそれに右足、左足、スカートと、だんだん上に向かってパーツを取り付けて行く方が楽です。
最後にお下げを差しこみます。
○ UFO。
全てのパーツ同士が接着される部分の面の塗装をペーパーやデザインナイフなどで剥がします。
これは材料(キャスト)の地が出るまで行いますが、接着される面を完全に剥がさなくてもかまいません。
うっかり見える部分の塗装を剥がさないように、また傷をつけないように気をつけてください。
そうしたら、切りくずをきれいに取り除きます。
そのあと、瞬着で各パーツを接着します。
仮組みした通りにディスプレイベースに固定します。
これで完成です。 長らくお付き合いありがとうございました。m(_ _)m
● 終わり。 ●
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