「ピーピング・スター・III+オペレータ」製作マニュアル。

 このページでは「機械化工廠」がイベントで販売した「ギャラクシアン3」のアイテムを
実際に製作する時のマニュアルです。
 基本的には一般に市販されているガレージキット(レジンキット)の製作方法と同じですが、
ここでは、「ピーピング・スター・III+オペレータ」のキットに対応した説明をします。(全8回。)

● アイテムの完成品は「こんてんつ」→「製品管理室」(第二資料室)→
「ピーピング・スター・III+オペレータ」で、見る事が出来ます。

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● 第0回目 ●

 「ピーピング・スターIII+オペレータ」(以降「PPSIII」と省略。)
のキットの製作に付いて説明します。

 基本的な事(道具、パテ、等)は「ドラグーンR+カットラス(×4)」で説明しましたので、重複する内容はそちらをご覧下さい。m(_ _)m
 必要な道具や作業は「R」の時と同じですが、これに太さ0.8ミリ(或いは1ミリ)の真鍮線を足して下さい。
(塗料等は塗装の説明で述べます。)


● 第1回目 ●

 先ず全てのパーツがあるか確認して下さい。 ←お約束。(^_^;
このキットは手流しで注型しましたのでパーツによっては気泡が目立つものがあります。
パーツ一つ一つを良く見て気泡埋めとパーティングラインの処理をしてください。m(_ _)m
 特に衛星本体はパーツ数が多いので面倒ですが、この作業を根気良くやっておけば完成後の見栄えに
大きな差が出ますので効果は歴然と出ます。


 ・下地加工の概要と注意点です。

○ パテ埋めについて。

 上でも書きましたがこのキットは気泡が「R」のキットよりも多いです。(;_;)
なので、ほとんどのパーツに気泡埋めをしなければならないのですが、 先ずパーツのバリ取りとパーティングラインの処理 ”だけ”をします。
この時それぞれのパーツに気泡、欠損部分があればそこにマジック等で印をつけておきます。
(黒より薄い色の方がサーフェーサー吹きした時に消え易いです。)
パテ埋めは後でまとめて行います。

 気泡は見える部分は小さくても、奥で広がっている場合が多いですからアヤシソウな気泡は1ミリ程度のドリルで突ついて
穴を広げておきましょう。  その方が埋めやすいですし、ペーパー掛けをしていて気泡が後から大きくなってくるのを防げます。

 全てのパーツのペーパー掛けとパーティングラインの処理が終わったら、次にパテ埋めです。
ポリパテの方がやりやすいと思います。(エポパテでも可) 埋める直前に穴に瞬着を付けておくと後で剥がれてくることがありません。
 いらないプラスチック片やビニール袋の上に少し瞬着を出し、ツマヨウジなどで気泡の穴の奥に付けます。その後でパテを盛ってください。

※ 溶きパテ
 タミヤ製の商品名「プラパテ」(チューブ入り、¥200程度。)を空の塗料ビン(使いきった塗料ビンか、
模型店で「スペアボトル」を購入)に、適量出して溶剤で柔らかくしてから筆、或いは割り箸をマイナスドライバー状に削ったもので、
パーツの表面に塗りつけるという方法があります。

 これは「広範囲に小さな気泡があるときに有効です。」 が、大き目の気泡(直径0.5ミリ以上)や、一度に厚く塗ると乾きが悪く、
パテ自体の密度が無いので十分な硬度が得られ無いと言う欠点があります。
 筆で塗る時は出きるだけ ”薄い膜” になるように。 完全に乾いてから2〜3度塗りを繰り返します。
また、へら状のもので塗る時は気泡にすり込む様に塗っていきます。
乾いたら、400〜600番程度のペーパーで仕上げます。
 おそらく1度の作業では埋めきれないと思いますし、ペーパーを当て過ぎると埋めた所がへこんできます。
2〜3度同じ事を繰り返すかもしれません。
 「R」の時に詳しく説明しなかったのは必要無かったのと、あまり有効な手段では無いと思われましたが、
フィギュアの表面処理ではこの方が楽な場合があります。
 ポリパテでも同様な事が出来ますので、プラパテでの作業は無理にお勧めはしません。m(_ _)m


● 第2回目 

 ここではパーツごとの注意点を述べます。

○ 「オペレータ」

 インスト通りに胴体を中心に頭、手足がつきます。
人の形をしたものなので、湯口やバリなど不要な部分は直ぐに判ると思います。

 顔。
頭頂部と、首の下に湯口がありますが、これをニッパーでおおよそ切り取り ナイフ → 荒いペーパー → 細かいペーパー の順に
仕上げていきます。 耳から顎、首あたりが組み立て後に見えますので気を付けて下さい。
 頭頂部の湯口付近に丸い傷跡があり、前髪の内側部分にも同じような跡があります。
これは原型を仮組みした名残なので、ここにアルミ線を通すと位置が出ますので完全に消さないで置くと良いでしょう。
(これはココ以外にも所々にあります。)

 後ろ髪。
頭頂部付近と、下側に湯口がありますので処理して下さい。
 顔の裏側の楕円形のへこみと、後ろ髪の出っ張りは位置決め用で、これで位置が合うはずです。

 前髪。
上下3箇所に湯口がありますので処理して下さい。
 なお、顔と後ろ髪を合わせてからこの前髪を組み合わせると位置が決まります。

 胴体。
肩と襟、裾に大き目の湯口があります。パーティングラインが胴体側面の両側にありますのでご注意下さい。
手足を取り付ける位置に穴が設けてありましたが、型が壊れてココが埋まっています。 ナイフなどでえぐっておいて下さい。 m(_ _)m
取りつけ位置が正確に決まらなくなっても、アルミ線で芯を通せば大丈夫です。
 この胴体パーツは表面が荒れて、細かいへこみが数多くありますので、これにも注意をして下さい。
(「溶きパテ」の方法が使えますが、ポリパテでも可能です。)

 腕。
肩の湯口の処理とパーティングラインの処理をして下さい。
 指先の湯口はニッパーで一度に切り取ろうとすると指先まで折れてしまう事がありますので、少しずつ かじる様に切って行き、
仕上げはペーパーで行います。

 足。
真っ直ぐ伸ばしている方が右足です。
両足とも、湯口、パーティングラインの処理をして下さい。かかと付近のディティールを潰さないようにご注意ください。

 識別票。
衛星本体の太陽電池板と一緒の袋に入っています。 塗装後に付けますが、周囲のバリ取りをしておいてください。
小さいので無くさない様にしましょう。

○ 「衛星本体」

 本体(レドーム)。
上下2つに分かれています。
一番大きな丸いパーツがそれですが、厚みのある方が上で、薄い方が下です。
湯口が数ヶ所あります丁寧に切り取り処理をして下さい。真上からみて真円です。
合わせる面の中央に四角いへこみ(上パーツ)と、出っ張り(下パーツ)がありますので、そこで位置合わせが出来ます。
それぞれ向きがありますので、良く見ておいてください。


 インストの絵の ”本体(レドーム)上パーツ” を中心に見て説明します。

・ レドーム上面の直ぐ上の絵の、2本の平行したアンテナの基部パーツ。(「コ」の字状)
アンテナが入る部分付近に湯口がありますが、インストに描いてある形状を目標にして不用部分をナイフやペーパーで仕上げてください。
 下地加工をしたらレドーム上面のへこみに入ることを確かめてください。

 これに入れるアンテナは太い部分しかありません。m(_ _)m 先端はインストに書いた様に自作です。
(先端の真鍮線の部分は仮組みの説明の時に作ります。)パーツを良く見て湯口とバリ取りをして下さい。

・左右の太陽電池パネル基部。(2つ)
 外形の下地加工をしたら、中心部のトラス部分のバリ取りを丁寧に行った後、レドーム上面に入る事を確かめて下さい。
このパーツは左右、上下はありません。2つとも同じ形状です。

・その外につくパネル取り付け部。(2つ)
 片側2枚のパネルを平行に取りつける部品です。インストの絵と見比べて下さい。
長方形の板ですが、端が気泡でパーツが欠損しているものがあります。m(_ _)m
これは瞬着で補強してパテを埋めて下さい。(左右は同じ形状ですが、表裏があります。)

・太陽電池パネル。(4枚)
 これはプラバンで出来たパーツで、ビニール袋に入っています。外形をペーパー掛けして下さい。
筋彫りのある面が表です。

・先端のパネル取り付け部。(2つ)
 上に書いたパーツの一番外側の端になるパーツで、下地加工は2つ上に書いたパーツの処理と同じです。

・本体レドーム右下、補助レドーム取りつけ基部。
 「コ」の字型のパーツ。下地加工をしてレドーム上面に入ることを確かめて下さい。
下に書いてあるパーツを支えます。(↓)

・補助レドーム。
 上のパーツと組み合わせます。(↑) 四角い出っ張りの構造物がある方が上になります。
これは仮組みの時に固定します。

・本体レドーム左下、光学センサー。
 変形6角形のパーツです。
レンズ状ディティールの入った側が ”下側” になります。 湯口とパーティングラインの処理をして下さい。
レドーム上面に入ることを確かめておいて下さい。

・レドーム下面。
 上面と対になるパーツです。 今までのパーツと同じ様に下地加工をしてください。

・下側アンテナ基部。(4つ)
 同じパーツが4つあります。細い部分を折らないようにご注意下さい。
このパーツはレドームの上下を合わせてからはめ込むと位置が出ます。

・アンテナ(4本)
 同じパーツが4つあります。 下地加工をして下さい。
アンテナ先端は折れ易いので、真鍮線に取り替えておいた方が良いようです。
(仮組みの説明の時に作ります。)

・ベース固定用のパーツ。
 円形の部品ですが、本体に穴を開けないでベースに固定するためのパーツです。

○ 第3回目へ続く。

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