| 機 | 械 | 化 | 工 | 廠 |
○ その2。(全3)========================================== ●4ページ1コマ。 標準的シャトルポッド(搭載艇)。 ほぼ球形で3本のテレスコープ脚で接地しているが、それ以前のページでセルシーが 「ポッドに回収してもらうはず」とあることから、このシャトルポッドには操縦者は乗っていないらしい。 もし、誰かが乗っていればその操縦者の名前でポッドを表現しているだろうから。 無人のシャトルポッドが「嵐」を避けて安全と思われる場所に着陸している。 これは、高度な自律系AIを搭載しているらしい。 母船には乗員の負担を軽減させるためのAI搭載は良くある事だが、標準のシャトルポッドにまで AIは装備しない、これは任務遂行のためにカスタム化されていると思われる。 (セルシー談:「ポッドイチローちゃん(*)にねぇ、四次元チェスで勝つのが 長年の目標だったのよ〜」) (*)シャトルポッドに名前をつけてるらしい。 ●4ページ2コマ。 ニノノの「1番から20番まで異常なし」というのは現場での乗員による始業点検ポイント。 正式な整備作業は1人ではできない。 ハッチ状の丸い部分は、硬質な素材ではない。 これはエアロックと検疫システムを兼ねていて、スーツのフィールドに反応し、 硬度を調整して乗員が通過できる程度に軟化する。 これを通り抜ける物体に密着して気体や塵、微生物などを排除する。 通常はスーツを着用していない物体や生物はこれを通過することが出来ない。 ニノノがハッチから落ちないで支え無しに宙に浮いていられるのは、この星の重力が小さい事を さらに裏付けている。 ハッチの付近にある矢印は「レスキューコーション」。 非常時におけるハッチの緊急排除の方法を指示している。 ●4ページ3コマ。 後のコマで「この星は真空」というセリフから音を運ぶ媒体(気体)が無い。 セルシーとニノノは通信機で話しているが「まさらん」にはそれがない、 にも関わらず喋った様に見えるのは、セルシーは「この子(まさらん)」がテレパスだと断定している。 (まさらん談:「え、なに? テレパスって、おいしいの?」) ●4ページ3コマ。 この時セルシーは不覚にも「まさらん」と直接接触をしてる。 スーツのフィールドに包まれてるためと、後に判るテレパスガードを使用していたために 油断したのか、極まれに存在する接触テレパスという、相手に直接接触することでのみ 防御不可能な催眠暗示を与える能力がある存在を見逃していたのか。 (セルシー談:「ん〜〜、 あっ、お洗濯もの取りにいかなくちゃ。」) ●5ページ1コマ。 ニノノがシャトルポッドから持ち出した、一見おもちゃ箱の様な物。 側面の箱の模様は機能には関係無い。(ニノノの私物と化している) 食料を保存できる事からも、シャトルポッドの非常用救命装備らしい。 ●5ページ2コマ。 地球では「ペロペロキャンディー」と言われるものにそっくりな ”お菓子”。 救命用装備に入っていた事から、単なるお菓子ではなく高品位栄養食品だと思われる。 なお、200度という環境でも変質しないのは、シャトルポッドのAIが乗員の存在を認識し、 生命維持フィールドの有効範囲を広げ、付近を覆っているから。 (ニノノ談:「AI搭載?そんくらい宇宙じゃ当たり前だっつーの。地球が遅れすぎなの!」) (まさらん談:「ペロペロキャンディ? そんなことあったっけ?」) ●5ページ3コマ。 この時ニノノも「まさらん」と直接接触をしている。 ●6ページ2コマ。 ニノノの「生身で真空の中うろついているし...」では、さらにこの星の条件が判る。 ○ この星。 いままで判った事は、(この時点で)200度、直径が小さく質量が少ないため重力が小さい。 真空(または、極めて大気が希薄)、「嵐」が発生する。 などの条件からここは主恒星に近い軌道を巡る惑星の衛星であることが伺われ、 現在二人は夜の側にいる。 なので地表の温度は昼に比べ下がっているが、惑星の照り返しで明るい。 「嵐」というのは恒星の表面でフレア(表面爆発)が発生し、昼の側にいた二人は太陽風による 磁気嵐と放射線を避けるために避難していた所で「まさらん」と遭遇したらしい。 このときセルシーは多目的情報端末をぶつけてしまい、その衝撃からくる故障で シャトルポッドとの連絡が不能になった。 (ニノノ談:「だからあの時セルシーが...ぶつぶつ...」) (セルシー談:「もぉニノノちゃん。過去にすがってちゃダメ、明日に向かってダッシュよ!」) (まさらん談:「きっとニノノちゃんは‘しゅくめいのかこ‘を背負ってるんだよネ。」) ●6ページ7コマ。 ニノノは「まさらん」との直接接触が最も長い。 強力な催眠暗示をかけられたとすれば十分な時間だ。 ●7ページ6コマ。 記録では描かれていないが、冒頭で述べた、”まさらんの人形”は、 この瞬間の「まさらん」の姿を表していると思われる。 (まさらん談:このキャンディ、イチゴ味かなぁ。」) |
○ その3へ続きます。 |
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