佐倉男声合唱団の『ちいさなコンサート』を聴いて


 佐倉男声合唱団の『ちいさなコンサート』を聴いて  

  11月20日(土)元団員の飯田光雄さんに誘われて、田村 保さんと彼等にとって今年4回目の「ちいさなコンサート」を聴きに行って来ました。

 会場は、京成佐倉駅前の新しいミレニアムセンターです。地域のコミュニティーの拠点として建てられた新しい施設で、この中にこじんまりとした

 100名収容の小さなホールがあります。

  客席は自動収納式で、今我孫子駅付近に建設中の仮称「福祉ふれあいプラザ」もこのような自動客席収納のホールです。

 駐車場が少ないと聞いていたので、早めに行って車を駐車し、駅近くのファミリーレストランで昼食をとりました。

 演奏終了後に飯田さんに会えないといけないので、リハーサル中のホールを尋ねました。

  折りからタダタケの『北陸にて』の最後の仕上げに余念がなく、指揮者のきつい言葉が飛び交っていました。

 午後1時30分 客席がほぼ満席の状態で、コンサートが始まりました。

 

   《 プログラム 》

第1部        男声合唱の愉しみ

  ・いざ起て戦人よ   ・案山子

  ・ Gutは  Nacht       ・Never  Change

  ・ U  Boy            ・私を泣かせてください

               (ヘンデルのオペラより)

 

第2部 一緒に歌いましょう ?名曲でつずる日本の情景?

      早春賦         紅葉

       おぼろ月夜       赤とんぼ

        夏は来ぬ        冬景色

         月の砂漠        冬の夜

          浜辺の歌        ふるさと

 

       < 休 憩 > コーヒーとケーキのおもてなし

 

第3部 「箏 曲」 

    箏、尺八と男声合唱による  組曲「里の秋」

    箏 曲: 冬のソナタ「最初から今まで」

第4部 多田武彦作品

     *アカシアの径(今年亡くなった奥さんの好きだった歌)

      男声合唱組曲「富士山」より  作品第0

 

      男声合唱組曲「北陸にて」より 

        ・ふるさとにて   ・ 北陸にて

        

アンコール ・大地讃頌  ・今日のひととき

 

 第1部は、副指揮者の滝沢さんの司会進行で始まりました。「会場が小さいのでアットホームなコンサートにしたいと、いろいろ企画している

ので楽しんで欲しい」と挨拶があり、曲の解設を交えながら進行しました。

 Gut  Nacht は、飯田さんを含めてのカルテットで始まり、次にダブル・カルテット、次に全員でと歌が広がって行きました。

 

 第2部は、できるだけお客さんに馴染みのある曲を揃えて、一緒に歌いました。

春から冬へと四季を追って曲を揃え、ステージいっぱいのスクリーンに、素朴な情景を入れた歌詞を、大きくスライドで投影して、

ピアノの伴奏で歌いまた。 

 歌詞が見易く、馴染みの曲なので100名がそれぞれ臆する事なく、大きな合唱となっていました。

 ここで、次の箏曲の支度があるので、時間をたっぷり取って、ロビーでティータイム。

団員の奥様方が多勢で、本物のコーヒーとご自慢のクッキーで、全員に“もてなし”をしていました。

 私も飯田さんとコンサートの事を話しながら、コーヒーをお代わりをしてしまいました。(入場料:無料)

 

 第3部は箏曲で、その道では知られた方々が出演されて、1局目の組曲「里の秋」は、箏、尺八の伴奏と掛け合いで男声合唱が入るという、

素敵なコラボレーションでした。2局目は、箏、尺八のみの演奏で、nowな“冬のソナタ”をアレンジよく、素晴らしい演奏でした。

  

 第4部は、多田武彦の男声合唱の定番です。

演奏に入る前に、今年奥さんを亡くされたバスの大木さんが、奥さんが好きだった「アカシヤの径」をソロで歌うという粋な計らいがありました。 

 そのあと「富士山より・作品第0」と「北陸にてより・ふるさとにて(飯田さんのソロあり)と北陸にて」を歌いました。 

 私は、これを期待して聴きに行ったのですが、出来は、いまひとつだったように思います。

 去年の10月の佐倉合唱フェスティバルで聴いた「北陸にて・きつねにつままれた町」は、ピアニッシモがとても良かったのに・・・・・・

 会場の音響の悪さの影響もあったのではないかと勝手に解釈しています。

 それにしても、「街の人達に馴染んだアットホームなコンサート」は、佐倉男声の面々の優しさが見事にちりばめられていました。

 レオーネにも参考になるのではないでしょうか。

いつか「レオーネと佐倉男声のジョイン・コンサート」を開けると良いですね。 (鈴木 正吾)                        

                            

 



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