竹松えり氏(長野県飯山市のソプラノ歌手)出演コンサート開催
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竹松えり氏(長野県飯山市のソプラノ歌手)出演コンサート
8月4日(金)午後6時半から東京・駒場エミナース大ホールで開かれた「カニコラ・ディカントーリ」(歌手たちの真夏)
で、飯山市在住のソプラノ歌手・竹松えり氏がヴェルディ作曲のエルナーニより「連れて逃げて」ほか3曲を歌い、
観衆を魅了した。
竹松氏はアンサンブル・レオーネの榊原氏の知り合いで、今年4月23日(日)のレオーネの「ドイツ訪問記念演奏会」
にもはるばる聴きに来て下さった方である。
当日は渡部東吾氏門下の歌手の方々が出演する演奏会で、500席のホール一杯の聴衆がつめかけた。
レオーネも指揮者の唐沢先生をはじめ、榊原氏、飯村氏夫妻、荻原・伴・山下他が集まり、
また吉川市の合唱連盟の会田会長ほかも来場された。
竹松氏はメンバーの中でも一番多い4曲を歌い、グループの中でも最も優れた歌手に見受けられた。
歌った曲目は次の通りである。
「馬車」(別宮貞雄作曲・三好達治作詞)
エルナーニより「連れて逃げて」(ヴェルディ作曲)
「甍のうへ」(山岸智秋作曲)
仮面舞踏会より「ここがその場所」(ヴェルディ作曲)
竹松氏の歌は完成された歌手の雰囲気を持つ、堂々としたもので、観衆から大きな拍手が沸いた。
信州大学の音楽の竹松氏の先輩でもあるレオーネのテノール・荻原氏も何度も大きくうなずいて
竹松氏の演奏を称えていた。
また上野混声合唱団・上野男声合唱団団長で最後の合唱にも出演された吉川喜也氏も「思わず大声でブラボー
を言ってしまった」と感激して話しておられた。
私も当日のヴェルディの「レクイエム」の練習を欠席して来ただけの価値はあったな・・・と竹松氏の演奏に
心から満足した。
演奏会は2時間15分の8時45分に終わり、帰りは聴いた仲間で駒場東大前駅前の小さな中華料理屋で喜びの
祝杯を挙げて千葉県まで帰った。 (H.Y 記)
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